『煙が目にしみる』 観てきた!

さて、夜公演は池袋。
何度も行ったので、もう地図なしでも行けるシアターグリーン。
まいくろです。

今日入るのは3つ並んだ入口の真ん中、BASE THEATER。
ファルスシアター『煙が目にしみる』観劇です。

これは、出演者がきっかけ。
『ライト家族』『伯爵のおるすばん』から引き続いての、
ひら凌一くん出演作。
彼が出るってことで、この作品が上演されるのを知りました。

んで、この作品も何度かいろんな団体で上演されたことがある作品でね。
前にネットをうろついてたときにこの作品が絶賛されてて、
ちょっと観てみたいなぁと思っていたタイトルだったのです。
今回それに、知ってる役者さんが出てるっていうじゃないですか。
行かないわけにはいかんだろう、と。

月曜日までやってるということで、
私が観た回がちょうど折り返しでした。


あのね、すっごいいい作品だと思います。
笑わせ方も秀逸で、でもちゃんと締めて、そしてあたたかく、優しい。


昼に観た作品とは別の意味で、役者さんの力を感じました。
「目の前で起こしていることを見た人の心から、
 その人自身の経験を引き出す」 とでも言えばいいのかな。

言葉のないシーンがありまして、
役者さんの表情で、グワッと涙が上がってきました。
そのシーン、照明もいい仕事をしてたんですよね。
というか劇場に入った瞬間から「光グッジョブ!」だったわけですが。

誰の、どこのシーンかはナマで観て欲しいから言ーわないっ(笑


ひらくんは、なにげに私のよく知っている人と同じ名前の役名で、
字は違うんですけど声に出すとそんなの関係ないから、
もう最初の数回は気が気じゃなかった(笑
だけど、観てるうちに『煙が~』に没頭したので乗り切れました。
出てきた瞬間から、「彼」が今までだいたいなにやってたかわかる感じ。

ひらくんの最後のセリフ、涙腺にとどめをさしてくれました。
その場所は、楽園なんです。
そして、この世界と同じ、この今いる瞬間と同じ。
ただここは、すこしだけ悲しいけれども。


1回観てメインどころの心情に引っ張られて号泣。
これを昼夜2回観て、周りの登場人物のことも思うようになったら、
私、泣きすぎて干からびる、多分。



桜が散り始める、あたたかな日。
とある片田舎の火葬場のお話。

同じタイミングで焼かれることになった遺体が二人分。
生前縁もゆかりも全くない、野々村さんと、北見さん。
幽霊となった男たちは火葬場のラウンジで、
これから先どこに行くんだろうねぇなどと語っています。

幽霊だから、残された家族・親戚・知人たちに
触れることも話すこともできません。
でもまぁ、死んでるわけですし。こりゃ仕方がない。

しかしどうやら、
野々村さんの母親には、彼らの姿が見えているようで…!?


↑ チラシに書いてあるのは、こんな感じのストーリー。
自分なりの言葉にして、役名をちょっと入れました。


生々しい話ですが、前売り2700円でほんとにいいの? って思っちゃう。
それくらい、価値ある作品だと思いました。

楽しかった!

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