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『フォアローゼス』役別雑感 1

『フォアローゼス』
役別に、考えたこととか感じたこととか。

まずは清水組系の人。
(26日:誤字修正。ご指摘ありがとうございます)


 ネタバレ注意!


>磯野@伊藤今人さん
清水組の準構成員。
事務所に出入りはできるけど、基本チンピラ。
ワカちゃん(←危ない)という妹がいます。
火事で妹以外の家族を失った磯野は、
親戚の家を飛び出して東京へ。
妹には、自分がヤクザと関係してるのは内緒。
シスコンなところとか実は妹もブラコンなところとか、
彼のちいさな幸せが温かい(*´∀`)

『ワイルドターキー』でも出てきた車の運転シーン、
今回も笑わせていただきました。
しばらくあの口頭効果音が頭の中でループ(笑
そしてやはり「オレは持ってる」系のネタはお約束(笑

まいくろは、前半は彼の心情に立ってお話を追いました。
まぁ事件の犯人が分かってくる頃には、
犯人側に立ってみたりもしましたが。

事務所の仲間を殺されて、
犯人は自分と仲良しだと思ってた人で。
最初は、犯人の話なんか耳に入らず、
怒りの表情とともに
ずっと拳を握って身体に打ち付けてるんです。
このときの泣き怒り顔、まっすぐで好き。

しかし、犯人側の事情も知って、
怒りの矛先をどこに向けるべきか混乱します。
悲劇の連鎖の始まりを見失います。
獣から、人になっていく。

「一生懸命、生きていきますよ」
という、電話中のセリフ。
叫んだり客席に目線を落としたり
もちろんカメラ目線になったりもせず、
実感を持って、かつサラリと言うところがリアルでした。

正直な話ね、殺されなくて良かった…



>中島@菊池祐太さん
磯野の幼なじみで、野球仲間。
もう彼の設定のあちこちがいろいろヤバいです。
しかも彼が話す友人知人の話もヤバすぎる!!!!(笑

ロビーのパネル写真と劇中の印象が、ほぼ真逆でした。
ぜったいツッコミ側の人間だと思ってたのに…
『ごんべい』では燃えるイケメンの役でしたが、
今回はだいぶコメディ寄りの役。
オープニングのダンス、格好良かったなぁ。

ラストの「磯野、野球やろうぜ」というセリフね。
やっぱり、日常の平凡な言葉が
何よりも相手を安らぎに導くんだな、と思いました。
会いたかったよとか、死に損なったぜとか、
そういう言葉じゃなく、
昔から聞き慣れたあの言葉だからこそ胸に響く。
「日常」を一気に持ってきてくれる。



>川上@加藤敦さん
元刑事の私立探偵という、
二時間ドラマばりの経歴をもつ男。
全体的に無気力ですが、
磯野&中島の危ないネタ話は力強く妨害します(笑

もうね、まいくろこの人でボロ泣きです。
二回目観劇では、
オルゴールが登場した時点でなんかこみ上げてきた…!

「自分の大切なものが汚いもの扱いされて
 そしていつか忘れてられていくのが耐えられない」
ってなところとか。
語るときにわざわざ物語調にして、
自分を第三者視点に置かないと動機が言えないほどに
体中を感情が駆けめぐっているところとか。
冷静と興奮の間でグラグラ揺れている川上さんの泣き顔が
まいくろの心を揺さぶりまくりでした。

あと、動機を聞かれてからの
「なんでおまえに言わなきゃならない!?」ね。
うまいな、と思ってしまいました。
二時間ドラマ的な人生を送った男が、
あえて二時間ドラマの展開に皮肉を言うという絶妙さ。
だけど、誰かに伝えなければ
天使のような妹は淫乱売春娘という肩書きのまま…

中島がジローに撃たれたときの、
「後悔と懺悔」が「仕方がないことだ」と
移行していく時の表情変化に痺れました。



>清水@室田晃さん
清水組の組長。
周りの組員に比べるとやや小柄ですが、
その分、雰囲気で威圧感たっぷり。
タバコの煙を使って相手を挑発したり
川上妹の話のあたりとか、なかなかに残酷です。

死に様がめちゃくちゃ小者。
なんだ、あの笑い声は(笑
それはもう、小気味良いほどにパーンと撃たれます。
でもさぁ、こんな小者に、
自分の大事な人がゴミクズのように扱われて
死んでしまったのだと思うと…やりきれないだろうなぁ。



>近藤@西川康太郎さん
清水組の若頭。眼鏡のインテリヤクザさんです。
『ごんべい』の時は「動」の感じで少年系でしたが、
今回はまったく逆のパターン。
シュッとした「静」イメージで大人の男。
どこからどう見ても、腹黒です(笑
拷問シーンでの三瀬とのコンビが恐ろしい。

もしもパネルがブロマイドになって、
どれか一枚だけもらえるとしたら…
たぶん、私は近藤さんもらいますねー。
動いてるときが好きな人と、
写真が好きな人は別次元なんです(*´∀`)

そうそう、刺された後に、
瀕死の状態で三瀬になんか言い残してるんですよね。
「殺れ」なのか「殺せ」なのか…まぁそんな感じ。
なるべく暴力沙汰にしない方針だったけど、
やはり本性はアッチ側って事なんでしょうかね。



>三瀬@加藤靖久さん
清水組のトップスリーのひとり。
殺人罪で服役していた過去もあり。
長いこと清水組にいるようで、
暴力沙汰より商売に走りがちな現状に
少々いらだっている感じです。
それでも上下関係は遵守してる感じ。

この人が立ってるだけで飛び抜けて場がシリアスに。
唯一の笑い寄りシーンは、
オープニングで柿ノ木さんの暴走をおさえてるあたりかな。
あと、金本の自由演技時間で
いっさい笑わずに表情を維持してる姿は
ギャグではないけど、あとからジワジワきます。
あそこで三瀬さんが笑ったら芝居壊れるもんなぁ。

尋問というか拷問というかな暴力シーン、
めちゃめちゃ怖かった…
他にもロングコートでハイキックとか、
ビジュアル的に惚れるレベルなんですが、
いかんせん三瀬さん怖すぎる(笑

あ、でも殺戮マシーンじゃないんです。
ドングリ達の死体を見たときの様子とか見るに、
むしろ誰よりも情に篤い人なんじゃないでしょうか。



>平野@伊藤亜斗武さん
清水組の構成員。
ロビーのパネル写真だと、
もっと全面に出てきそうな顔つきでしたが、
意外にもサポート系でしたね。
磯野からも「特徴がないのが特徴」
などと言われてしまっています。
亜斗武さんの演技は初見ということもあり、
個人的には平野氏にはもっと見せ場が欲しかったかも。

前説と兼ねて、
今回から入団の二人が入場してくるとき、
えらくイケメンだったのでビックリしました。
そういえば、まだマジマジと彼を見たことがなかった…



>ドングリ@柿ノ木タケヲさん
清水組の構成員。
…服装の感じからして、準構成員かも?
もう初っぱなから「あぁン?」みたいな感じで、
露骨にひとりだけテンション高くて、
THE・チンピラ! って感じのしゃべり方。
舞台が整うまで、踊って時間を稼ぐのがお気に入りです。
なんとなくテンポがゆるいところとか(笑

今度子供が産まれるんですって。
こういう職業してても、奥さん居るのね…と、驚き。
あっさりと殺されてしまう彼は、
「悲劇の連鎖」という言葉を私に刻みつけてくれました。

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