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『アリゾナ☆侍☆ガールズ』ネタバレ雑感

大阪から朝帰りしまして、
とりあえず発売中になっている公演のチケットをオーダー。

10月の『伯爵のおるすばん』(2回目分)、『青春ガチャン』
あと、11月のロデオ★座★ヘヴン。

もうひとつ、新たなジャンルの作品を観ようと思っているのですが、
チケット取れるかどうか。
なんせ発売開始のときに、わたし観劇中なんですもの…!
そんなわけで心そわそわ、まいくろです。


さて結局大阪遠征中まで書くのを持ち越していた、
『アリゾナ☆侍☆ガールズ』感想です。
大阪着→会場時間までの間、ポメラ打ちまくりました(笑


さて、『アリゾナ☆侍☆ガールズ』。
劇団6番シードの女優である、
宇田川さんプロデュース「UDA☆MAP」の公演。

ドレメンの中川えりかさんが出演ということで公演を知り、
さらに出演者に3月の『ハーメルンの記憶』で観た、
緒方ちかさんの名前を発見。
こりゃあ行くしかない。

6番シード(=6C)の公演は何度か観ていますが、
今回のユニット公演は初観劇になりますかね。
ストーリー原案は宇田川さん、
脚本・演出は6C公演と同じく松本さんです。
ただ、宇田川さんの発想がかなり色濃く出ているそうで。

「侍アクション×西部劇×ガールズコメディ」
という謳い文句。
前情報として、Twitterで「グズグズのコメディ」。
そして「ちょっとドラ○エ」。
公演チラシを見ても、
全くストーリーの予想が付かない!
とりあえず宇田川さんがラスボスのにおいがプンプン。
まぁ百聞は一見にしかず、と池袋シアターKASSAIへ。



↓ ネタバレ注意!


物語は、いつかの、どこかの荒野。
金脈を掘り当てて一攫千金を夢見る女達がたむろする、
その名も「裏切りの街」。

いつものように、いつものメンツが
ダラダラと酒場にたむろしています。
そこに、見慣れない少女が助けを求めて飛び込んできます。
彼女の言うことには、
自分は金脈のある場所を知っているが故に、
カタナという女に追われている…と。

かつて非道の限りを尽くし、
街を追放された「カタナ」一味。
その永遠のライバルである女ガンマン「ポイズン」も、
カタナと決着をつけるために姿を現します。

二人の決闘の行方は?
金脈は本当にあるのか?
ひとり意味深な表情を浮かべる「彼女」の目的は?

最後に笑う女は、誰だ!?



言われてたとおり、本当にグズグズでした(笑
グダグダじゃなくて、グズグズ。
まとめどころが見つからない!

女3人寄ればかしましいといいますが、
レギュラーメンバーだけで、すでに女15人ですから。
(あ、体は男で心は女の人がいるから16人?)
まぁ理論上でも通常の5倍かしましいわけです。
もうね、みんなが思い思いに騒ぐから
ちっともストーリーが進まない(笑
でもそのきゃいきゃい感が観ててとてもおもしろいのです。

「これ、どうまとめるつもりなんだー!?」って、
クライマックスまでずっと思ってました。
でも、ちゃんとまとめちゃったんだ、これが。
凄いなぁ。
このグズグズをまとめたのは「家族」というテーマでした。

悪役だと思ってたカタナ(@宇田川さん)。
観てみたら、なんとまぁ可愛らしい。
ツッパってるけど実は寂しがり屋で、素直じゃなくて。
「名前のない村」で出会った「犬」、
その犬と潮干狩り(!?)に行った先で拾った、
迷子の娘「ファミ・リア」と家族の契りを結んでいます。
家訓は、殺し合うくらい仲がいい、っていう突飛なもの。
つねに全力でぶつかり合っています。

まぁこの犬(@栗生さん)がね。
『傭兵ども! 砂漠を走れ!』の難民ナミルちゃんの子。
チラシだと猫だと思ってたんですけど。
本番では様相が変わっていて、だいぶ犬でした。
「別に優しくしてくれなんて言ってねぇし!」みたいな口調で、
でもカタナのことを心配してる。
なに、これひねくれなの? ツンデレなの?
めっちゃ可愛い!

たまに日本犬とかで、
妙に冷めた目をしてるヤツが居るんですけど、
あの子達もこの犬みたいな事考えてるのかなぁ(笑
犬、クライマックスでは、
ヒロインのような扱いになっててウケました。
しかもキャスト表見たら「ドックブレス・ワン」とか
えらいかっこいい名前ついとる…!


そしてカタナをつけねらう、
ポイズン・ポー(@えりかさん)。
彼女も、カタナと並んで侍ガールズに恐れられています。
クールであまり感情を表に出さないのですが、
にじみ出てくる執念が…こわいっ(笑
今回グッズグズの面々の中で、唯一のまとも系…
とおもってたのに、
結構マジメ顔でギャグ場面に登場してました。

この作品、効果音を実際に口で言うことが多いのですが、
自己紹介の時に「きらーーん」って言うんですね。
で、最後の最後で、彼女がただのガンマンではないことが判明。
「本当のきらーーん」とキメ顔で言うえりかさんに、
登場人物も客席も「きゅん☆」でした。

なんかものすごく久々に、
えりかさんが戦ってる姿を見た気がします。
とくにキックは、
最後に観たのいつだろうか…? ってくらい久々。

この話、登場人物多いのですけど、
やはり根幹に関わってくるキャラは整理すると数名でね。
その数名がいっさい出てきてない場面に、
ポイズンえりかさんがスッと登場したとき、
登場人物の一人が
「画がひきしまったーーーーー!」的な発言。
自覚あるんかい! なんという自虐ネタ! とバカウケ。



さて酒場に飛び込んできた娘(@緒方さん)。
金脈を知ってる&証拠として金を持ってきた為、
侍ガールズ達からは「おヒメさま」と呼ばれるのですが。
実は彼女は、ある企みを持ってこの荒野にやってきたのです。

ヒメさんは、元々この地に住んでいた名士の娘で、
「金脈がある」というウワサによって
移り住んできたならず者達に、
街を、暮らしを、家族をめちゃくちゃにされちゃったのです。
名前を捨ててこの地を去る羽目になった彼女は、
金脈を求める者達、すべてを恨んでいます。

前半の京美人風な振る舞いから一転、
正体を明かした後の豹変っぷりが凄いのです。
育ちよかったはずなのに、
住処を追われてからスレちゃったみたいで、
かなりお言葉遣いが過激に…!

実は3月に、大阪で緒方さん出演作を観た時、
物販で過去作の
『短篇集:几帳面独白道化師』のDVDを買ってたのです。
こちらにも緒方さん出演されてて、
何役か演じ分けてたんですね。
それで彼女の演技にかなりの幅があるのを知ったので、
「このままただの京美人で終わるわけない」と思ってました。
しかし黒幕とは思いもよらなんだ。
大人数を相手にしての逃亡劇や囲まれての殺陣など、
3月のでもDVDでも観れなかった姿を見ることができました。

ヒメは名前を捨てざるを得なかったけど、
あの侍ガール達も、
本名というより通り名っぽいんですよね。
だから各々の侍ガール達にも、
いろいろあったんじゃ無かろうかと妄想。

まぁ、捨ててきた者と捨てざるを得なかった者の
隔たりは大きいかもしれませんが…



個人的にいいなと思ったキャラは、
上記のカタナ、犬、ポイズンさま、ヒメのほかに、
「道に迷い続けてるーーー!」のミセスカメコ、
どこまでもどこまでも荒くれの保安官、ジグソーG。
ジグソー、ウォッカどうやって吹き出してたんだ?

あと、豚…もといクイーンQ。
私の記憶が正しければ、私はこの役者さんを
ものすごいものすごいシリアスな母親役で観ていたはず…!
というところで、ギャップ感じまくりで印象に残ってます。
実際に調べてみましたら、やはりその通りで、観たのは
『さよならの終わりに、あの風を灼こう』(2007年)でした。
徳さんが出てたので観にいったお芝居だ!


この、『アリゾナ☆侍☆ガールズ』では、
登場人物達のバックホーンをことごとくカットしてありましたが、
そこに物足りなさを感じさせないのが
この作品の、この脚本の、この座組パワーだと思います。

「草」くんとか
「あぁ、なんで僕はここにいるんだろう」の
たった一言で過去終了ですもんね。
「お待たせしました、あなたの破壊神です」に
お待たされましたきゅん☆ となったことは内緒。
彼もなにげに、『傭兵ども…』出演してましたねー。

さっぱりと、だけどいい方向に持って行く。
6C系の、こういうところが好き。
創る人達の性根が出てる作品だなぁと思いました。

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