『ライト家族』役別雑感 4



まだまだぁ。
四男と長女(末っ子)。


↓ ネタバレ注意!



>四男:オービル@ひら凌一さん
オービル・ライト。
飛行実験におもに携わった「ライト兄弟」の弟のほう。

ウィルバーの弟、四男オービルは、
ありていに言えば
「ひらめきの天才」ってヤツなんだと思います。
自由な発想を受信できるアンテナを持っている人。

でも、そのアイディアを具体的に使えるものにする為には
兄のウィルバーの存在が不可欠。
資金を気にせず動けるのは、
長兄と次兄の援助あってのことです。
他作品の感想などでよく書いている持論なのですけど、
「天才を天才たらしめるのは理解者の有無」ってやつ。

妹のキャサリンにもあきれられていますが、
オービル(ウィルバーもだけど)は、
自分の実力「だけ」でここまでこれたと思っています。
だからかな…天狗的発言がチョイチョイ見えるんですね。
そして、それで相手がどれだけ傷つくのか全く気づかない。

「家族なんだから何をしても許してくれる」という、
信頼という名の甘えがあるんですね。
まして、末弟の若さもプラスされますので、
端から見ててグサッとくる発言も多いです(笑

オービルが腸チフスにかかってた時の話。
ウィルバーが一人で設計図を書いていますが、
できあがるのが待ちきれないオービルは、
ウィルバーに「俺だったら、もうとっくに…」と。
おそらく「…書き上げてるのに」と続くんでしょう。
初見はサラっと流してしまいましたが、
こういう事が積み重なってたんだろうなぁ。
やはり心情的にウィルバー寄りに観てしまう(^-^;


衝撃の「酷!」なウィルバー暴露シーンからの、
オービルの反撃タイム。
「ごめんよ兄さぁーーーん!」」からの、
「この話を兄さんにするのはぁ~、
 いささか『酷!』かもしれない」って、セリフね。
ウィルバーと同じ表情浮かべて言うんです。
さすが兄弟!(笑
笑いつつも、ウィルバー派のまいくろとしては、
もう気持ちズタズタですよ。ライフはゼロです。
平静を取り戻すべく、
兄の5時間(予定)は長すぎるけど、
実質30分以下というのはいささか速すぎやしないか…?
とか、どうでもいいツッコミばっかり考えてました。

で、オービルは兄を攻撃しすぎてしまいました。
殺意まで引き出してしまった。
その時のオービルの顔ね、
100%「兄への恐れ」ってわけじゃないけど、
固く強ばっていました。
パンドラの箱を開けてしまったような顔。


そうそう、アイーダがらみの時、
ちょうど上の兄2人が婚約者を連れてきている日で。
ウィルバーは線路際でロヴェネッタと会いましたが、
オービルはアイーダとすったもんだ中の大通りで、
長男の婚約者(←側近と自称してしまったけど)のルルと遭遇。
どうやらルルさん、散歩として持ち出…連れ出してきた
ペットのスペキオくんを落としてしまったようです。

そういえば、ルルに「固い犬」と表現されても
オービルはスペキオだって気づかなかったみたいですが、
ウィルバーはもっと少ないヒントで
道に落ちてたのがスキピオだって気づいたみたいですね。
なんか、この兄弟二人の性質の違いが見えた瞬間かなと。
うーんと、イメージで言うと
パッと作って、執着持たないで次にいく型か、
じっくりつきあう執着型か、みたいな。

うろ覚えですが、
ウィ:「スキピオが脱走したらしいんだ!」
オ:「手作りの犬がどうやって!?」
ウィ:「わからない、あ、そこ(首)どうしたの?」
オ:「あ…え、あ、雨粒がドーン! って!」
ウィ:「えっ、それ流行ってんの!?(←首を隠す)」
っていう、兄弟二人のセリフのテンポと動きが妙に好き。



ひら凌一さん、実は昨年の11月に
ロデオ★座★ヘヴンの『Project G』で観てるんですね。
なんで役別感想を書き残さなかったんだろう自分! と、
今になって後悔しております。

今回は、野村さんの弟役ということで、
意識せずとも観る機会が多くなり、
「こんないい役者だったのか!」とびっくりしました。
前例あるし、
今年11月のロデオにも出てくれないかしら(*´∀`)
そしていつか、
野村さんもロデオに出てくれないかしら(*´∀`)



>長女:キャサリン@西岡裕子さん
ライト一家の末っ子にして、唯一の女の子。
母キャサリン亡きあとは、ライト家を支えています。
長男ロイクリンとは13歳差。
一番近いオービルとは3歳差です。

お芝居観る前に
ちゃんとキャスト表見てたつもりなんですけど、
母と娘の名前が同じ、という事を見落としていました。
キャサリン=妹という認識でした。
「名前をなくした女神」ってドラマの話じゃないけれど、
母親になっている時点で、母キャサリンは私の中で
「ライト5兄妹のママさん」
という存在認識になってるんだと思います。

妹キャサリンは、ウィルバーとオービルの
「どっちが飛行機に乗るかバトル」見届け人状態。
自分だけの力でここまできたと思いこんでいる2人。
黒い感情を爆発させたウィルバーと、
それを目の当たりにしても引かないオービルの間で
キャサリンは号泣します。
「(兄や兄嫁、両親、友人たち)みんなが
 ふたりを見てるのがわかんないの!?」って。
だからみんな後ろで待機してるって手法だったのか。
ここ、かなりシリアスなのに、
エドが完全無視されているという展開のおかげで、
こちらは泣き笑い状態という不思議な状況でした。

私だってがんばってるのに誰も私を見てない、と
名前だってお母さんと一緒で、愛されてない…
と、泣きやまないキャサリン。
ウィルバーとオービルは困ってしまいます。
憎しみの気持ちがあっても、
妹が泣いていると兄弟に戻れるんだなぁ。
やっぱり「家族」って不思議です。

んで、彼女の名付けの話にタイムシフト。
当時29歳のキャサリンの泣き声が、暗転の中で
生まれたての赤ん坊の声に変化していくのが楽しい。
もちろん、彼女のナマの声ですよ。

「大切なモノには名前を付ける」と父に教えられ、
名付け親になったウィルバーとオービルが
大切な妹につけようと決めた名前は、
大好きなお母さんと同じ、キャサリン。

二人の「こんにちは、キャサリン!」と、
赤ちゃんキャサリンの笑顔が、まさに幸せそのもので、
ウルッとしてしまいました。

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