『ライト家族』役別雑感 2



さて引き続き、いきます。

長男次男と、その奥様。


↓ ネタバレ注意!



>長男:ロイクリン@青木直敬さん
野球選手、ミュージシャンなど
いくつもの夢を追いつつも挫折を繰り返し、
キャンディ工場に勤務しているときに、
妻のルルと出会いました。
キャンディの紙を包むのが工場一速いそうです。

彼に限った事じゃないんですけどね、
インタビュアーに対しての見栄っ張りが面白い。
野球は好きだけど運動オンチだったのに、
運動神経抜群だったような言い方をしています。
家族や親しい友人にしかわからないような小さな嘘。
客席のみんなにはバレバレです。

少年時代、ボール投げる特訓中の
妹とのやりとりがかわいかったです。
もういっそ「ボールが後ろにとばせる」を
売りにしちゃえば良かったのに(笑

現在はリトルリーグの監督を務めたりもしています。
「こういう時でないと会えないから」は、
親権とられちゃった子供に、というか
元妻を含めた家族って事なのかな。

妹のキャサリンが生まれたときの、
「カワイイとは思わないけど…可愛いよね」は、
名言だと思いました。

んで、泣いてる赤子キャサリンをあやすときの歌、
まさかのコーラス付きです。(奥の待機メンツが担当)
「あの子に伝えて~♪ 5ドル返して~♪」
「利子付けて~♪ (利子付けて♪)」
「6ドルで~♪ (トイチ♪ = 十日で一割)」
「だめならラーララーーーー♪」

すみません、「トイチ♪」がツボにはまりました(笑


オービルがソリの設計図を初めて描いたときに
ウィルバーが見せた黒い表情を、
ロイクリンは目にしてたみたいです。
でも、すぐウィルバーから顔をそむけてるんですね。
家族に「そういう感情」を持つのはいけない…とか、
持ってる人が目の前にいることを認めたくない、というか。

弟に劣等感を抱いているという点で、
ウィルバーとロイクリンは似ています。
ただ、ロイクリンは
自分を卑下して責める方向だったみたい…



>長男の嫁:ルル@須田彩花さん
緑のドレス、おだんご頭の長身の女性。

ロイクリンとの間に子供が18人も居ます。
彼とは最終的に離婚してしまうわけですが、
全員分の親権、ルルさんがとったのだろうか…
父親に似て、部屋でゴロゴロする子供達のせいで、
自分がゴロゴロできないのが不満らしいです(笑

空気を読み過ぎるくらいに読む女の子。
母キャサリンとの対面シーンとかね、
「ただの友人」と言われたり、勢いで「側近」って言ったり。
見ていて切なくなっちゃうくらい、
自分が道化になって場の空気を取りもとうとします。

ウィルバー&オービル手製のペット、
犬の「スペキオ(固い犬)」を
容赦なく引っ張って散歩にいく姿に大笑いしてしまいました。
たしかにスペキオめっちゃ可愛かったけど、
生きてる犬と同じ扱いはさすがにできない…(笑

時間軸的にスペキオと一緒にいる設定の時は、
ちゃんと悲しい顔で奥に待機してました。


空気を読まなすぎる次男嫁のロヴェネッタとは、
いろいろな要素で対比なんですね。

次男夫婦になかなか子供ができなかったので
その分彼女ががんばって産んだのかーと思ってたら、
別にそういうわけではなかった…(゚ε゚;
そうですよね、よく考えたら子供産むなんて大事業を
「空気を読んで」なんて動機でするわけないか(笑

「口のききかたに気をつけて!」が、
そっくりすぎて爆笑です。



>次男:ローリン@近藤貴久さん
常に物事を斜めから見てる感じの、
メガネのエリート次男。
(野村さんより背が大きい!)

キャラクターと喋り方ががっちりハマってたと思います。
あと、声自体が凄く聞き取りやすい。

「腸チフスですよ、 ちょ う チ フ ス 。」
っていう初っぱなのセリフから、
この人ぜったい偏屈で潔癖性だな! みたいな空気が。
弟たちと一緒に雪合戦をしてるときの雪玉の投げ方が、
「冷めた目&効率優先・労力最小限の投げ方」で(笑

でも、その硬質な印象とは裏腹に、
観ている内に実はけっこう世話焼きで、
ちょっとかわいらしいところがあって
でも素直じゃない…という性格が見えてきます。
キャサリン一号(という名の紙飛行機)にも、
こっそり興味津々だったりします。

母が亡くなった後は、
毎月実家にいくばくかの仕送りをしています。
兄のロイクリンには黙っていたようで、
妹がうっかり口を滑らせたときの
「キャッサリーン?」という、
名前を呼んだだけなのに咎めてるのがわかる言い方、見事。

赤子キャサリンをあやすのが日替わりで、
オチに「ローリン☆」ってポーズつけるのが、
普段のローリンとギャップがありすぎて面白いんです。
千秋楽はパパさんの策略(?)で
急遽2回ネタを披露する羽目になっていました。
オチのポーズも「次男☆」に変化 Σ(゚Д゚;

妻のロヴェネッタに対しての、
「面倒くさいと思いながらも放っておけない」感が好き。
つきまとわれて迷惑してるんだって顔してるくせに、
母親に「何が欲しいか絵に描いて」と言われると
自分にまとわりつくロヴェネッタの絵を描く(*´∀`)
そしてその絵の身長差が過剰すぎて面白いんです。
あの絵だとロヴェネッタ、30cm位ってことになる(笑

妻がインタビューのシーンで
「さっきもローリンといちゃいちゃしてたんです」
…な暴露をしてしまい、
奥で「ま、待ちなさい」的にしてるのも細かいですね。



>次男の嫁:ロヴェネッタ@伊藤えり子さん
赤いドレスの、小柄な巻き髪の女性。

彼女が職場でイジメられていたところを、
ローリンが声をかけたのが馴れ初め。
それからなつかれてしまったそうです。
まさに彼女は「なつく」という表現がぴったりでした。
暇さえあればローリンローリンって彼の側に居る(笑
あしらいつつも本気で拒否らないところが
ローリンの愛情なんだなぁー、と。

婚約者として、母キャサリンと対面しますが、
一発で悪い印象を持たれてしまいます。
でもロヴェネッタはめげません。
なんとかしてキャサリンに
「ローリンの婚約者」として認められたくて必死。
そのしつこさが、さらに印象を悪くしていくスパイラル。
でも母キャサリンの項で書いたように、
母は彼女を好いてはいないけど、息子の意思を尊重して
婚約者として認めているんですよね。
ロヴェネッタはぜんぜん気づいてないのが面白かったです。

ロヴェネッタの行動は
いちいちオーバーアクションでドラマティック。
ローリンは彼女の行動パターンをだいたい読めているようで、
彼女が家を飛び出していって
「自殺とか事件とかおこすんじゃ…」と心配する面々に、
「せいぜい誰かに小石を投げるくらいだよ」って対応。
しかも実際に小石を投げていたことが後に発覚(笑
おそらく、家を出た後も
誰かが追ってくることを期待して
何回も振り返ったんだろうな、ロヴェネッタ…(゚∀゚;

彼女ね、セリフでサラっと言ってたんですけど
幼い頃から祖母と二人暮らしだったそうです。
…両親、不在なのか。
「ローリンと家族になりたいんです!」という
彼女の強い結婚願望は、年齢的な事以外にも
この辺が関係あったのかもなぁ。

家を飛び出していった彼女は、
汽車に小石を投げつけていたのですが…
その前のシーンで待機組が掲げてた線路の背景絵に、
ちゃんとロヴェネッタの姿があった(笑
スケッチブックからぱっと顔を出す顔が毎公演違っていて、
コメディエンヌだなぁと思いました。
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(画像は7年前に描いたものです)