『+GOLD FISH』EXTRA TRACK雑感

なんか拍手いっぱいもらってました。
ありがとうございます(´∀`*)
まいくろです。


ひとつ前の記事にも書きました
『+ GOLD FISH』のストレートプレイver。
17日に観てきました。

1回だけのバージョンと云うことで、
客席もアンドレファンから
西田さんの戯曲に客演の経験があった役者さんまで、
そりゃあもうたくさん見知った顔が(笑


お話の内容は音楽劇と同じなのですが、
まぁ遊ぶこと遊ぶこと。


↓ ネタバレ注意!

いきなり場内アナウンスから遊んでいます。
(音楽劇の時は無かったか、一般的なモノだったと思う)

飲食、ナンパ、いちゃつき、痴漢行為禁止。
消防法により喫煙・たき火、キャンプファイヤー禁止。
従わない場合はヤキ入れちゃうぞ、的なアナウンスです。

これね、音楽劇のパンフレットに
出演者さんのメッセージが書いてあるページがあるのですが、
そこに書いてある文面なんですね(笑
で、その署名に「ポロット」って。
だから桑マンさんやりよる! って思ったのですが。
もしかしてこれ書いたのってEXTRAポロットの佐久間さん…?
(私は佐久間さんの筆跡をよく知らない)
とりあえず、
アナウンス自体は桑マンさんがやってくださったそうです。


特に遊んでいたのはマーティズ役の西田さん。
音楽劇では、執事のパーカー役で、
米倉さんマーティズに舞台上で色々されてたようです。
まるでそれを取り返すかのようにのびのびと。
まぁ EXTRAマーティズがやった悪戯で、
ひとつだけ私には笑えない冗談がありましたが。
あの場面でそういう使い方するなら、
そういう使い方用のモノを予め用意してたんですよね勿論? 
…って思いました(--#
四谷の時も思ったけど、 
暴力を笑いにするのは好きじゃないですねー。


さて、話を戻しまして。
1回こっきり公演で自由なマーティズ。
ご案内しなければならない執事のパーカー(@洋二郎さん)は、
しょっぱなから
「出てくるはずのマーティズが出てこない」
という悪戯を喰らいます。
表情は変えないけど、
目の動きと間の取り方で客席の笑いを誘います。
そして廊下までマーティズ迎えに行く…というね(笑
音楽劇を見ている&DVDを見ている人は、
序盤の序盤からこんなに違う作品になってて、
さぞや驚いたことでしょう。

パーカーは音楽劇では西田さんと古坂さん、
そしてEXTRAでは洋二郎さん。
古坂さんパーカーがヴィクトールに呼ばれて
「はいパーカー」って言いながらドアを開けて、
「カーパー」って言いながらドアを閉めるのがツボにはまりました(笑
執事の姿と、主からのメッセージを読むときの
雰囲気の怖さのギャップはさすが洋二郎さんです。

あと、初演を知ってる人は頭の中に、
もう一人パーカーがいるはずです。
初代パーカー岩崎大輔くん。
退団されましたが音響(SE)として色々な公演にたずさわってくれています。
今回の公演には、マッサージ師としてなんだそうです。


まいくろは、岩崎くんが退団しても、
『ONLY SILVER FISH』『+GOLD FISH』のパーカーだけは
岩崎くんであることを願っていました。

まだ西田さんのブログはアメーバ(訂正:ライブドア)ブログじゃないところにあった時代。
初演の上演時ですね。
そのブログで西田さんが出演者の紹介をしてたんです。
そこで、岩崎くんの紹介の記事に
「過去を振り返れる魚で別の話を作りたい」
「その時の決まりは 魚、それと執事のパーカーだけ」
ってな事を言っているんです。

でもまぁ退団しちゃったし、やっぱり無理なのかなーって。

そしたらですね、休憩あけの二幕はじめで、
なんと岩崎くんがクラリスの秘書「ヒューズ」で登場したんです!
(音楽劇では、この場面はまるっとカットされています)
凄いサプライズだよーーー!

しかもカーテンコールでは、
洋二郎さんパーカーと対になるようにドアを開けててね。
パーカーが2人おる…(ノД`)と涙しました。



音楽劇の方は曲を歌ったけど、こっちは基本的に無しです。
でも、ネタでブラント(@徳さん)が歌ってましたね。
音楽劇の時と同じタイミング。
「こっちはストプレだから!」って感じに
引っ込められる、味噌好きの小男(byシンシア)。
ラストではブラントが歌おうとしたら
「実は俺たちも歌いたい」と
ほかの男性キャラ達が歌ってました。
音楽劇千秋楽でもワイズナーIZAMさんがやってたけど、
EXTRAではまさかの合唱!(笑



続投のアーシュラ(@今泉さん)は、
初演と変わらずの美しい立ち姿で、
「え? 初演2007年ですよね奥様!」状態。
婚約者ペイトンは一内くんから石井くんになりました。
石井くんのペイトンがね、基本穏やかに落ち着いて余裕顔。
西田さんのマーティズにも余裕のおちょくりをかまします。
さすが石井くん、肝が据わっておる…

でも、アーシュラの前夫がこの館にいるって知った時から
ペイトンにすこし若さと熱さが出てきまして。
アーシュラが走り去った後の石井くんの声は、
若さバリバリでしたねー。
投票の時、アーシュラに3票入ってる時、
前夫に1票が入ってる時など、露骨に反応しています。


そんな話題の前夫が、ベントー(@塚本さん)。
アーシュラさん、旦那を名前で選んでいますのん?
ってくらいペイトンとベントー、名前が似ている(笑

ベントーさんは冗談がよくわからなくて、
必死にがんばってみるんだけど、どうも空気が読めない。
タランチュラロ、なにその生き物!(笑

アーシュラと結婚していたころのベントーは、
笑顔の絶えない人でした。
でも、本当に心からの笑顔ではありませんでした。
アーシュラを大事にしてて、
彼女の思うようにして欲しくって笑顔でいたのに、
アーシュラが本当に欲しかったのは
夫のそういう顔じゃなかったのです。

自分も、やれ上京だやれ遠征だっていうのを
いつも許してくれる家族に感謝していますが…
たまには不満げな顔もしてくれてもいいのになーって
思うことも無いわけではない(^-^;


この、離婚届にサインをするくだり。
アーシュラとベントーの、
お互いに一歩あゆみ寄れないところがね。
ここはね、今泉さん&塚本さん二人の
いやらしくないアダルトな雰囲気があって、
良かったなぁって思いました。
大人であればあるほどに、足を踏み出せないところがね。絶妙。

夫婦に限らずだと思うのですが、
「ペア」って「相手のために自分を殺す」では
長続きしていかないんですよね。
自分に何ができて、何ができないか。
みっともない顔を見せるのも、手の内をさらすのも必要なんだな。

塚本さんは細かいところが本当に隙がなくてね。
ベントーは『+GOLD FISH』のキャラではかなり不安定な人なのに、
役者的には安定して観れるという、
脳内がよくわかんないことになっていました(笑


ポロット(@佐久間さん)ね、
魚の名前を当てずっぽうする初登場シーンから、
壊れたお人形のように動きまくってました。
私、音楽劇やるって話になったときにDVD見たのですが、
「灰色の脳細胞に…」って台詞ぜんぜん覚えてなかった(笑
ポロットという名前(おそらく彼が自己申告した仮名)も、
名探偵エルキュール・ポアロが間違えられる名前のようだし。
招待者の中でも1、2を争うミステリストだったんですね。

ちなみに、ラストシーンでマーティズにヒントをもらうところ。
音楽劇のほうのポロット、桑マンさんの話なんですけど。
サングラスをはずしてフって笑うところが
あまりにもイケててドキッとしました。
佐久間さんの「わかったよ」のような、
「がんばれよ」的なほうも好きですが、
うーん、ドキッとはしなかった(笑


んで、そのポロットさんのライバル(笑)のワイズナー氏。
久々に舞台に立ってる姿を見たよ榊さん!
まいくろの最新の榊さんは
『熱海殺人事件』のゲイ刑事さんでしたかね。
その前が『堕天・神殿』の乾さんだから…
おや、連続でテクニカルな感じの人ばっかりだなぁ。

EXTRAワイズナーは、胡散臭いけどもしかして本当はイイ人なの? 
あ、やっぱりヤな人! みたいな演技でした(笑
本性出たときのは、音楽劇の方が初演寄りで、
こっちのワイズナーはなんとなく
「いっぱいいっぱい」なイメージを受けました。
そういえばワイズナーさん、
ポロットの灰色脳細胞発言の元ネタわかってませんでしたね。
伏線だったのか?


芳賀さんのシンシアはもう、さすが! としか言えない。
客席の感情移入を誘いつつも、心のどこかに
「あれ? この娘ちょっとイラッとする」
を感じさせるという妙技。
「飲み直したいなー」の、棒演技が爆笑でした。
銃を見つけたときの顔、ブラントへの返答の声のふるえとか。
演技とは思えないです。
あぁもうほんと、芳賀さん続投で良かった。
でも初登場のシーンで「チークが濃いッ!」と、
『FRONT LINE』の日野さんつっこみを脳内で入れたのは、
公然の秘密です(笑


彼女をサポートしつつ、
クライマックスで戦慄の発言をするクラリス(@良子さん)。
「アーチボルト」の演出は、EXTRAの方が好みでした。
立ち位置が音楽劇と奥手前が逆なんですね。
こっちのクラリスの方が感情を激しく出してますね。
音楽劇の方は
心中穏やかでないのはわかるけど本妻の余裕…みたいな感じ。
というか、クラリスの衣装が音楽劇と色違いなだけで
ほぼ同じデザインだったのがちょっとうれしい。

シンシアの願い事は、
「奥さんがいる人に恋をしてしまったので、
 彼が結婚する前、独身中のタイミングで出会いなおして、
 彼と結婚したい」 って話ですよね。
でもこれって、
「クラリスとアーチボルトを出会わせない」
ってことでもありますよね…。
綺麗な言葉で言ってるけど、よく考えたらシンシアも
クラリスと同じことしようとしてるのかー、と。

EXTRAのほうでは、良子さんクラリスが主(あるじ)として
ソファ(訂正:リビング)でコーヒーを片手に…」をシンシアに発します。
これがあるおかげで、すごく締まる。すごく怖い。


あのね、本命くんのヴィクトール、ほんと良かった。
妻のエヴリンを思う気持ちとか、
あの泣ける歌詞の曲が無い分、台詞と動きで伝えてました。

エヴリン役の猪狩さんと並んだときの
おふたりの見た目がね…すごくかわいいんです。
でも猪狩さんは基本「上からエヴリン」な感じなので、
実際よりも大きく見えるという。
本命くんは最初の台詞から客席で笑いが起きてですね。
なんかもう出オチくんになってました。
(正確には、まだドアの奥だから出てきてすらいない・笑)

だけど、「帰ろう」って促すところのシーンでは
客席はあちこち泣いてました。
エヴリンの手を握って「だめかな?」からの、
頬を打たれたシーンがね。特にいいシーンだった。
これからは、思うだけじゃ、理想だけじゃ、やってけない。
あれがエヴリンの最大の励ましであり肯定であり、
愛情表現なんですなぁ。
ヴィクトールは彼女のそういうところを理解して、
そして受け止めてるんですね。

カーテンコールでは、
夫が妻をを半ば引きずるようにして腕組みスキップイン。
お金はなくてもめっちゃ幸せそうな軽快ヴィクトール!
迷惑そうな顔をしがらもどこか幸せそうなエヴリン!
イイ夫婦だぁ(´∀`*)



カーテンコールで西田さんが、
「彼らは、僕が信頼する俳優たちです」って言ってました。
本命くん涙ぐんでた。
ってか、ほぼみんな泣いてました。
よかったね…報われてるね…



さて、『+GOLD FISH』の作中に出てくる「小説」。
どの登場人物が好き? って話になるときに
シンシア・ベントーが言うのは、
『ONLY SILVER FISH』で芳賀さん・塚本さんが演じた役と同じ。
(初演は金銀の2本立てでしたので、彼らは2役だった)

『ONLY SILVER FISH』も上演してもらいたいものです。
できたら、今回と同じメンバーで。
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(画像は7年前に描いたものです)