『ハネ品レジスタンス』観てきました

本日、舞台『戦国BASARA2』は大阪千秋楽。
楽しんでるんだろうなぁ。
基本的に、
東京公演があるなら遠征はしない方向です。
ナマモノだからバージョン違いがあるんだろうってのも、わかってます。
でも、どっかで線を引かないと、
キリが無いんですもの(^◇^;
まいくろです。


そんなわけで今日は、
劇団YAX直線の『ハネ品レジスタンス』を観劇。

アンドレの『NEW WORLD(初演)』でドハマリして、
昨年末にやっとこさ消息を掴んでからというもの
もはや追っかけ状態になっている、
森山光治良くん。
彼が出演するということで行きたいなぁ、と。

ロデオ★座★ヘヴンの
『セレンディピティ』でもチラシが折り込まれていたので、
あらすじは確認済み。

まぁ私事で色々あるので、
題材的に地雷になったらどうしよう…とも思っていたのですが。
チラシの
「芝居は世界を救わない、ただ、誰かを救う」
という言葉に光を信じて、
西荻窪まで行ってみました。


いじめ等によって学校に通えなくなった子供達が通う、
フリースクール「こいのぼり」。
札付きのワルだった少年は更正して、
熱血教師になってここで働いています。
しかし、彼の熱さは生徒たちにはなかなか伝わらない。
恩師である館長とともに、
熱血教師はアクセル全開で生徒に挑みます。


そして、物語は、
とある駆け出しのアイドルグループの視点でも語られています。
彼女たちは5人組なんですけど、
様々な事情から2人が離れてしまうんです。
アイドルだって人間です。
だけど、彼女たちは彼女たちなりに、
「好き」をくれる誰かの太陽になろうとしています。


この二つの視点が、後半に合わさるのですけどね。
いい感じにお祭り騒ぎで、笑かしてくれました。
だって、アイドル助っ人がすね毛ボーボーなんですもの!!(笑



あのね、登場人物、みんないろいろ抱えているんです。
闇だったり傷だったり恐怖だったり。
いじめ、DV、レイプ、自殺、妊娠、そして堕胎…
言葉にしてしまうとショッキングな単語なのですが、
どれも明日は我が身なのかもしれない悲劇でもあって。
まじめに取り上げつつも、シリアスに重たくなりすぎない。
いいあんばい。
水面に石を投げ込まれた感覚です。
もちろん丸投げじゃなくて、
作品は作品で、答えを出しています。
ただ、考える余地を残して終わる。



タイトルにもある「ハネ品」は、
工業製品や農作物で「規格にあわない」とラインから外されたものを指します。
使えないわけではない。
ただ、周りと並べると浮いてしまう。
そんな理由。

今は通販などで「わけあり品」として安く商品化されたりしていますが、
それでも「正規規格品とは違う」という評価なんですよね。


「私は私、それでしかない」という心持ちになればいい、と言うのは簡単です。
ただ、「普通の枠組み」から意図せず外されてしまった者達には、
その「普通」がどれだけきらめいて映るのか。
その「普通」にどれだけ憧れるのか。
それを理解しあえるのは、
外されてしまったもの同士だけなんだろうなーと思います。


ただね、年をとって社会に出てみてからでしたが、
私は気づいたのです。
世界ってこんなに広かったんだよな、って。

学生時代は、学校と家が世界のすべてだったから、
そこからハネられてしまったら生きていく世界がどこにも無いように思えてしまいがち。
だけど、学校にも家にもハネられたって、
行き場はたくさんあったんですよね。
案外気づかないんですよね。

他のものを排除するから、
人は集まるんです。
集団になるんです。
いまの集団が自分に合わないなら、合う集団を見つければいいんです。
集団になるのが嫌ならば、
合う場所を作ればいいんです。
そうやってできた場所が「こいのぼり」。

登場人物達は、一歩なり半歩なり、
みんな動き出していきます。
止まっているものは、動き始めにこそ一番大きな力が要るもの。
動き出した彼らに光が見えました。
うん、すごく考えさせられた。
そしてすごく面白かったです。


熱血教師森山くんの空回りっぷりと、
不良時代のタイマンシーンのバトルっぷり、
後半の見守り兄貴っぷりに惚れ惚れいたしました(*^▽^*)
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://maikuro96.blog90.fc2.com/tb.php/875-dc1ffe40

«  | HOME |  »

最近の記事


カテゴリー


リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索


プロフィール

まいくろ

Author:まいくろ
ついったー:maikuro9696
(画像は7年前に描いたものです)