『Phoenix Like! 不死鳥のごとく!』今更思い出し書き。

あたたかくなってきて、花粉症の症状が酷いです。
鼻炎薬飲むと眠くなるし…飲まないとくしゃみで頭がポーッとなる。
どうすりゃいいんじゃ! って感じですけど、
これはもう時期が過ぎるまで耐えるしかない。

観劇の時は気合入れてるんで症状軽くなるんですけどね。
その分、普段のときに反動が来てるようで。
寝て起きたらペルソナMY初日、まいくろです。



さて、去る3月11日。
二子玉川KIWA というライブハウスで、
一日限りのイベントに参加してきました。

以下内容ネタバレ含みます。


↓ ネタバレ注意!




まずは森山くん率いる「チームモーリス」がお芝居。

『3,11から又、始めよう
 ~たとえば僕らが芸人だったら~』

一時間くらいの現代劇。
作・演出は森山くん。
総合プロデュースはソラトビヨリの中山さん。
そして「強力助っ人」で懐かしの大畑くんの名前が!

大畑くんは、元ドレメンで、
音野くんの前に『遅咲きの蒼』中島登を演じていた方です。
以前、森山くんと組んで劇団やってたことがあるとか。
そんな感じの開店休業サイトを発見したことがある、まいくろです。
大畑くんはあくまでも助っ人なので、舞台には立ちません(笑


ストーリーを超ざっくりに書くと、
主人公の漫才コンビが方向性の違いからケンカ別れするも、
離れてみてお互いの大切さに気づいて復縁する、という話。

主人公コンビのほかに、
他の漫才師や事務所の社長、
主人公を支える恋人や旧友などが登場します。

三組の漫才師のネーミングがちょっと面白くて、
設楽光治良、音野勇紀、ってかんじになってるんです。
実際にいる漫才コンビの名字か名前に、
役者さんの名前か名字がくっついているんですね。
(バ○ナマンと、チュート○アルと南海○ャンディーズ)
キャスト表を見たとき、
「なんかこの名前…見覚えがあるなぁ」と思って、
ふっと気づいてなんかスッキリ。


設楽と音野の漫才コンビ「ライトオンサウンド」。
(「光」治良&「音」野ってことですね)
お笑いの世界でナンバーワンになるのが夢ですが、
なかなか大当たりしません。
とにかくお笑いライブで経験を重ねて売れようとする設楽、
ライブ以外の仕事も受けて、知名度を上げていこうとする音野。
目指すところは同じ「てっぺん」ですが、
そこへのアプローチ法で衝突してしまいます。
今回、音野くんはALL関西弁。まいくろは初体験です。

かつて音野がピンで行った、地方ローカル番組のグルメリポート。
「次は相方と…」と、音野が仕事を取ってきました。
ライブ一本主義のため気乗りがしない設楽ですが、
音野の頼みもあって、
二人でラーメン屋のグルメリポートをすることに。

しかし、設楽が素人のラーメン屋夫婦や、
やらせ仕立ての番組構成にもツッコンでしまい、
撮影はめちゃくちゃになってしまいます。
せっかくコンビ知名度を上げるチャンスだったのに、
台無しになってしまった音野は設楽にブチギレ。
「ほかのやつと組んでくれ」と絶縁宣言をしてしまいます。

ここで出てくる、地方テレビ局のディレクター役の濱崎さん。
すごい舌っ足らずの業界人口調(笑
濱崎さんはディレクター役以外にも、
設楽&音野と同期の漫才コンビ「男女」の山里さん役もしています。
かたや横柄業界人、かたや根暗系ダメ男。
同じ人物とは思えない演じ分けでした。
『マイセブン』の猟奇ペーターとはだいぶ違う雰囲気ですねぇ。

漫才グランプリの前に解散の危機を迎えてしまった、
設楽と音野のコンビ、ライトオンサウンド。
設楽はショックを受けつつも漫才をやめる気は無くて、
ならば他の人とコンビを組もうとネタを考えながら相方探し。

でも不思議なことに、ネタを作っても作っても、
隣に立ってるのはいつも音野のイメージなのです。

設楽は恋人(西村さん)に思いを吐露します。
「だったらこんなところにいないで、本人に言いなさい」と、
叱咤されて部屋を出ていこうとしたところに、
飛び込んでくる音野。
音野もカッとなって軽率な発言をしたことを悔やんでいて、
仲直りにきました。
やっぱりそういう「根っこ」が同じなのが、
長年コンビ組んでただけはあるって感じ(*´∀`)

コンビ復活したライトオンサウンドは、
締め切り寸前でお笑い芸人トーナメントにノミネート。
その日は3月11日。
「311から、またはじめよう!」と、
仲間(と書いてライバルと読む)達と気合いを入れて走り出します。

あの日は、大震災から一年経った日でもありますが、
同時に「2012年3月11日」という、
人生でたった一度しかない日でもありました。
そんなことを思わせてくれたお芝居。

物語のエンディングでは、
長らく休業していた設楽の旧友(という設定)のミュージシャン、
横田堅弘さんの復帰単独ライブが行われます。
歌ったのは「アイアムアシンガー」という曲で、
印象に残ったフレーズは「自分の敵は自分自身」や、
「自分の返り血浴びて、そこに立っていればいい」でした。

まっすぐ目標に進めること、それ自体が幸せ。
社会の諸々に「自分」をあわせて、
傷を負って進まなくちゃならないってこともある。
これ、漫才師の話なんだけど、
こういう風に「生き方」で苦悩するのって、
漫才師に限った事じゃないんですよね。
『~「たとえば」僕が芸人だったら~』というサブタイトルには、
そういう意味もあるのかなって思いました。


印象的なシーンが二つあって、
一つ目は設楽&西村の部屋で芸人仲間が家呑みをしているシーン。
男子は酔いつぶれて寝入ってしまって、
西村と伊藤のガールズトークになっています。
「ほんとにコイツ(設楽)でよかったの?」という問いに対して、
「酒癖悪いし収入少ないし喧嘩っ早いけど、
 やりたいことやってる時のこの人は、
 ちょっとだけ…ほんとちょっとだけ! カッコいいんだよ」
てなぐあいに応える西村さんが、
あぁそんな感じ分かるーって感じで、リアルでした。
酒癖云々のくだりで「後輩と女子にしか絡まないんだよ」と、
内輪ウケ系なセリフもあったり。
そうそう、
ここでみんなノンアルコール飲料を飲んでたみたいですが、
一名、飲んだ後に「これホンモノだな」と言ってる人がいました(笑


もう一つの印象的なシーンは、
芸人コンビ「ダブルしっぷう拳」の黒木さんのシーン。
山主充徳と黒木義実の漫才コンビ。

山主は以前別の相方と組んで、
「ダブルれっぷう拳」というコンビで活動していましたが
相方が結婚を機に引退。
新たに黒木とコンビを組んで、
「ダブルしっぷう拳」としてお笑い界に生きています。
そして先日、深夜バラエティの準レギュラーの座を射止めました。

イケメンの新人黒木は、今は山主にひっぱってもらう感じですが、
「いつか面白いことをしてやるんだ」と燃えています。
このイケメン黒木が、
音野に愛想つかされた設楽に問いかけるシーンがあります。
せりふうろ覚えなんですが、だいたいこんな感じ。

「現場の人が僕のことなんて言ってるか、知ってますか?
 …でっかい金魚のフン、ですよ」
「トークでもわざと答えにくいネタ振りをして、
 失敗すると『顔で生きてるヤツはいいよな』って言われるんです」
「それでも、俺のほうが設楽さんより偉いんですか」

この問いかけに設楽は「おまえのほうが偉い」と答えます。
なんかグッときました。
黒木自身は面白いことを探求し続ける設楽に敗北感を抱いています。
でも、明るい場所に立ち続けること、それもまた困難なもの。
設楽はわかっています。
それでも、設楽はそこに行きたいのです。
そして同様に、音野もそこに行きたいのです。

ダブルしっぷう拳は、ネタ元のコンビがチュートという点でも、
すでに私の琴線に触れていたのですが、
役柄のコンビ名もめちゃくちゃドツボなんですよね。
だって「ダブル烈風拳」「ダブル疾風拳」っていったら、
まいくろの青春時代の代名詞、
ギースハワード(ゲームキャラ名)様ですよ ヽ(゚∀゚*)ノ
物語自体にはコンビ名関係なかったのですけど、超興奮しました。




セット転換&休憩30分を挟んで、cooさんのライブ。
最初の出会いが女優さんとしてだったので、
どんな曲歌うかなんてぜんぜん知らないままの参戦です。

さっきまで舞台上にいたチームモーリスの面々も、
客席に降りてきて鑑賞。
曲も知っているようなので、かなりノリがよかったですね。

最初のほうに歌ったゆったりとした曲で、
「かみさまのこども」って曲名らしいですが(表記不明)。
この曲だけ彼女、ブレス音をわざとマイクに入れてたんですね。
ブレス音がはっきり聞こえる曲って好きじゃないんですが、
この曲はむしろ心地いい感じでした。波の音みたいな感じで。

途中のトークで、
この曲が聴覚障害の方とのふれあいでできた曲だと知りました。
歌詞というより「うねり」のような雰囲気を感じたのは、
肌で曲を感じ取ってほしいという意図が含まれてたからなのかも。


あと、印象に残ったフレーズがいくつかあって、

「世界にいじめられたら、逃げて、逃げておいでよ」

「こんなに青い世界で泥にまみれていた」
「こんなに悲しい世界で泣けないでいた」

「きれいな夢並べても世界は終わるの」
「心に響かない歌はいらない」
「約束の空の下、生まれ変わってもまた出会えるなら」


アンコールで「満月の夕(ゆうべ)」をカバー。
cooさん+チームモーリスのみんなで歌いました。

2011年から一年経ったサンイチイチ、
2012年という、たった一度のサンイチイチ。
ステキな時間を過ごしました。
おみやげ、という事で一曲CDを頂いたのですが、
その曲名が「明日」じゃなくて「サンイチニ」ってところにもグッと来ましたね。


ソラトビヨリst.の次回公演は7月26~29日。

森山君くんの客演(YAX直線)も、5月にあるそうです。
5月のどの辺かまだ判明しないからアレですが、
ぜひとも行きたいところですねぇ(*´∀`)

スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://maikuro96.blog90.fc2.com/tb.php/861-a8106e1e

«  | HOME |  »

最近の記事


カテゴリー


リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索


プロフィール

まいくろ

Author:まいくろ
ついったー:maikuro9696
(画像は7年前に描いたものです)