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『RE-INCARNATION』役別雑感(張遼・曹操)

『RE-INCARNATION』役別雑感、分類不可な人々シリーズその2。

曹操軍のくくりに入れるかどうか、厳密にはどーなんだろう…と悩んだので、
その他扱いにしました。

これで『RE-INCARNATION』の役別雑感は終了です。
録画溜め撮りしてたドラマとか、BASARA3のDVDとか、見るんだぁ。



↓ ネタバレ注意!



>張遼(文遠)@谷口賢志さん
曹操軍の武将。
もとは、呂布という武将の配下でした。
張コウいわく「呂布と曹操、ならず者という点では同じ」だそうで。
張遼は呂布と曹操の違いについて語ろうとしますが、
「しいていえば…」のあたりで遮られてしまい、
作中では呂布に関しての情報、ほぼゼロ。
張遼の目つきから、
呂布の人柄を多少はつかむことが出来たのかもしれないけど、
まいくろには無理でした(´∀`;

張遼も、張コウの正体について気づいてる感がありますよね。
「呉を討つ」ってなワードを言うとき、妙に張コウにアピッています。
あと、荀イクが「曹操軍の脅威は諸葛亮だけ」って言ったときも、
外野から「あと呉のそんけn…」と言いかけてます。


張遼は、曹操のことを殺したいと思っています。
主君の呂布を殺したからの仇討ち…ではないように思えます。
少なくともまいくろは、呂布について語そうとする張遼の目から、
呂布への親愛の情を見とることはできませんでした。
たぶん、黄忠と同じような感じなのかなぁと。
「おまえ殺してやるよ!」「よーしほらほらやってみろ」みたいな感じで、
自身のプライドを傷つけられたんじゃないかな。
張遼は、曹操を殺したい。でもまだ、行動には移してない。
うーん、あのですね、すいません…
なんか張遼には「ダイエットは明日から」みたいな印象を受けました。
すごい小さい次元の言葉でしか表現できなくてごめんなさい。

そんな張遼に、曹操は劉備軍に潜入する張コウの監視を任じます。
つまり、曹操軍と敵対しろってことです。
曹操が張遼に伝えたいメッセージは「おまえ、ウソつくな」なんだと思います。
殺したいなら軍内で他の武将と仲間ごっこしてないで、
周りも斬り捨てる気持ちでまっすぐ向かって来い、俺の敵になれ、と。
でも張遼はその命を受けても「スパイ」だと思っているようで、
陣中に入って来てましたね…。
「ちょっと(劉備に)こだわり過ぎなんじゃないですか?」という張遼に、
眼を向けない曹操です。
今の張遼は要らんという意思表示が、すでにここで。
曹操の「殺せ」の命で他の武将がザザッと張遼に刃を向けるシーンがきれい。
統率力・カリスマ性、そして曹操軍の結束の強さがビジュアル化されてます。

そういえばこの場面で、
曹仁が「出て行け。呂布と同じことになる」って張遼に言ってます。
「同じこと」って何? 単純に曹操に殺されるよってこと?

「(俺を殺すのは)今やるか後でやるか」という曹操の問いに、
「じゃあ、後で」と去っていく張遼。
張遼は基本的に、本音を晒す人じゃないのです。
曹操に「要らない」と言われて、
眼が偽りの余裕と、動揺の間をいったりきたりしてるのがね。
とても彼の心の内を映し出していて、ゾクゾクしました。

去っていく張遼を、曹操軍の面々が嘲笑します。
とりあえず本命くんの口しか見てないんですが、
「口だけ、口だけ…(笑)」だったかな。
(自分、読唇術できない子なんであしからず)
目的を達するなら、どんな汚名も受け入れる覚悟が要るとはいえ、
この場面は見ていてなんか心が痛みます。

「外様(とざま)は、武も外様か」と言われた張遼。
最終的に「曹操殺すのは俺なんだから横取りするな」で曹操を守ります。
ウソがなくなると、吹っ切ると人は強くなる。
たぶんそういう人を、曹操は必要としてるんだろうな。


「前からや(闘)りたかったんだ」と言う夏侯淵と対峙したときの、
「そんなヒワイなこと言うなよ」っていうイカレ思考っぷりが超好みです。
「おまえには興味ないんだ、勘弁してくれ」っていう時の、
一瞬ペロッと出す舌とか。
呂布の下に居たときの張遼、こんな感じだったんだろうなぁ。
ほんと谷口さんに狂気要素ばっかり求めてる自分がね…
つくづく危ないなぁと思います…(´∀`;



>曹操(孟徳)@西田大輔さん
曹操軍総大将。
「中原の覇者」、「乱世の奸雄」の異名を持ちます。
奸雄とは、悪知恵に長けて英雄となる人のこと。
まぁ、あまりいい意味じゃないですね。
張コウも「下劣な男だ」と評価しています。

優秀な部下に囲まれて、
黙ってても天下は取れるのに、前線にあがるの大好き。
荊州に自ら向かい、劉表を手にかけちゃうアグレッシブ君主。

一人で動くたび、部下達から「おまえが死んだらどうする!」と怒られます。
でも、待ってるだけで全てが手に入るのはつまらないんですって。
あんまりにも曹操がみんなに諌められるから、
曹操は実は「死ねない」という業を持ってるんじゃないか?
…と誤解した、なつかしの日々。

黄忠を捕縛したとき、「国に大儀なんぞ要らん」と言います。
国そのものに人格とかいらない、国はただの場所、
そこに住む人に大儀はあるかも知れないけど、
場所はあくまでもただの場所…という意味なのかなと解釈。
えーっとなんだっけ、荀イクの発言でもありましたよね、
「あの方は、人の上に大地を造っていますから」でしたっけ。
人に造られるものじゃなくて、人が造り上げるものなんでしょう。

「神にも人にも選ばれる人生など要らん」
「自分で自分を選んでやれ」ってなセリフもありましたね。
ここを素直に聞いていれば、
曹操に竜生九子がついてないんだろうなって分かるんですけどね。
西田さんが演じてるってだけで既に私の中でハードル上がってて…
彼の言葉の全てを素直に受け止められませんでした ヽ(゚∀゚;
もしかしたら、
曹操も周りからそんなふうに見られていて実は孤独だった? とか考えたり。


劉備が、曹操への恐怖を吐露するシーン。
「おまえなんかいつでも殺せるって顔で、
 (曹操は俺を見て)笑ってる」と劉備は言います。
そこで舞台後方を見ると曹操が立っていて、劉備に話しかけてきます。
「劉備、おまえは色々なものを持ってるな。一度、換えてみるか」
劉備はこの言葉に怯え、反発して、逃げていきますが、
まいくろには、曹操の話し方は殺意とか憎しみとか嫌いとかいうより、
「劉備くん、遊びましょ~」に聞こえました。
劉備は「俺が天下を狙ってるから、曹操に憎まれた」と思ってるようですが、
「天下について一緒に語れる相手だから曹操は劉備に執着する」んじゃないのかな。

劉備と曹操、持ってる持ってないが表裏一体の関係なんでしょうね。
劉備は「曹操が持ってる人間だ」と思ってるし、
曹操は「劉備が持ってる人間だ」と認識しているようです。
ただし、持ってる人間≠幸せな人間という事も含めて。
曹操がどうしても欲しいのは、
「強敵」と書いて「とも」と呼べるような人、劉備でいいのかな。
そんで、天の龍にも民にも慕われた「持ってる」劉備に、
自分のみの力で打ち勝つことで、曹操はやっと自分の生に満足できる、とか。

あと、曹操は自分に憎しみむき出しで向かってくる人も好きなようです。
捕縛されて死を前にしても自分の大儀を曲げない黄忠に、
「俺はおまえが大嫌いだ」と言っています。
むしろ彼のプライドをへし折って野に放つなど、更に憎まれようとしている。
執着するのは同じ、ただベクトルが違うだけ。
愛憎はウラオモテな感じです。好きの反対は、嫌いじゃなくて無関心。

うーむ、既存『三国志』での
「(天下を取る器を持つのは)君と余だ」というエピソードが私の頭の中にあるせいか、
『RE-INCARNATION』の劉備と曹操の関係を色眼鏡で見てしまっている感が否めません。


曹操が、孔明達に投げる質問。

「自分が、死ぬほど愛してるものと
 自分のことを死ぬほど愛しているもの。
 ふたつを守れないとしたらどうする?
 …どちらか一つを選ぶなら、二つを殺す」ってなやつです。

この謎かけ、やっぱりなんか不思議です。
何かが足りていない、このままじゃ出口が無い、そんなフレーズ。

周瑜はこの謎掛けに、
「自分が死ぬほど愛してるものだけでいい」と答えを出しました。
孔明はこの謎かけに、
「友を頼る。守るものを増やし、謎かけ自体の形を変える」
という答えを導き出しました。

自分が死ぬほど愛しているものと、
自分を死ぬほど愛してくれるものが同一だったなら、
結果オーライになりそうな質問ではあります。
そうすれば守るものは一つでイイもんね。

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