『RE-INCARNATION』 役別雑感(劉備軍その2)

引き続き、劉備軍の方々。後編。

このあとを、荊州方にするか曹操軍にするか悩みどころです。
うん…黄忠か楽進かってな意味で。


↓ ネタバレ注意!




>趙雲(子龍)@中村誠治郎さん
劉備軍の武将。
剣と槍で戦います。
戦闘中の動きがキレイなのは相変わらず。
楽進の「アレ」にたいするキレイな跳び蹴りが印象的です(笑

どこかのシーンで劉備が趙雲に話しかけるときのセリフが、
「お、ちょんちょん。女とらせるぞ、オンナ!」
としか聞こえなくて…困った(笑
もうアレから、私の中で趙雲はずっと「ちょんちょん」です。


劉備の妻、甘夫人に恋しています。
趙雲は恋心を叶えようとは思っていません。
それは主君の劉備を悲しませる結果にしかならないから。
でも、夫婦仲むつまじいのを見ると苦しくなって、背を向けてしまう。
こういうシーンでの表情変化が、とても細かいのです。
ここで後ろ向いちゃうのが、『新説・八犬伝』の時との違いかな。
(上記の作品でも、誠治郎さんは秘めた恋心男子を演じてました)

「貴方が居ますから、その志が折れることはありません」
ってなセリフがドキドキしてうまく言えなくて、
自分で自分のほっぺたひっぱたくところが可愛い。
なんかこういうけなげなのが似合うなぁ。

『三国志』だと趙雲は、
長坂逃亡戦で阿斗を一騎で救い出し劉備の元にに届ける…という、
「単騎駆け」という見せ場があります。
『RE-INCARNATION』では、
西田さん風に味付けされて描かれています。

甘夫人と阿斗を守りながら戦地を駆ける趙雲。
傷ついていく趙雲に「ごめんなさい」と言うしかない夫人に、
「いいえ、わたしは幸せです」って笑顔作るところが泣けました。
この言葉にウソはなくて、それが分かるから余計に切ない。

「この人のような男になりなさい」と阿斗に語りかける甘夫人。
ここね、リンカネってるんだと思います。
好きな人(甘夫人)が、
大切なもの(阿斗)と自分を重ねてくれたわけですよ。
趙雲は甘夫人の恋人にはなれないんだけど、
彼の恋心は甘夫人の言葉で、形を変えて報われたのだと思います。

甘夫人を喪って、趙雲の告白は彼女の耳に届くことは無く。
言葉にならない叫びを発しながら、趙雲は奮戦します。
そのなかで唯一言葉として形をとった「守るんだ」という声に、
もう号泣です。
追っ手を殲滅して、
阿斗を抱きしめて言ったのは「ごめんなさい」…かな?



>張飛(益徳)@村田洋二郎さん
劉備の義弟。桃園の誓いの三兄弟です。
劉備を兄と呼び、
関羽のことも「兄ぃ」と言っていることから末弟。
ことあるごとに兄ぃを守る、兄ぃを守るって言ってます。
劉備の業のことを知ってるのかなぁ…
このくだりの時はいつも真剣顔です。

とにかく張飛はもう、劉備命! でして。
荊州で黄忠とケンカなったときに、
劉備に「張飛、張飛!」呼ばれて、お酒飲みつつ登場。
「はぁ~ぃなあに~…ってテメェ何してんだコラァ!」という、
急激なテンションの変化がめちゃめちゃ笑えました。
劉備軍の瞬間湯沸かし器。
(ちなみに荊州の瞬間湯沸かし器は黄忠・笑)

さて、張飛も『三国志』長坂の戦いでは見せ場がありまして。
「長坂橋仁王立ち」です。
『RE-INCARNATION』では、
曹操の「いっとく?」で楽進が登場する部分から、
楽進とのバトル後に張飛が中央に駆けてきて、
後ろに水しぶき(スモーク)が流れ落ちているあたりが、
その仁王立ちシーンのようです。
兵士がワラワラしてるのズバズバ斬ってる時、地面が揺れてます。
おそらくアレが橋。


どうやら張飛は方向音痴のようで、
許チョ軍との戦いから荊州に戻れなくなっています。
舞台本編前半で「甘夫人の元へ行くように」と趙雲に頼まれ、
休憩時間には新宿スペースゼロの客席に迷い込んでいました(笑
「荊州どっちですか?」「どちらからいらしたんですか?」と、
周りの人に聞いていました。

本編後半になってもなかなか出てこなくて、
みんなが荊州を脱出するぞ! のあたりでやっと登場。
連れてきた周倉(@石井くん)によると、
物販のあたりをウロウロしていたようです…。
そこで手に入れたおみやげ(ブロマイド)を趙雲に渡そうとして、
いつも拒否られていました。
そして孔明はなぜかそのおみやげに食いついていました(笑




劉備軍には、上記の彼らの他にも印象的な兵がいます。

まず先ほども登場した周倉(@石井寛人くん)
張飛が戻らず、趙雲も許チョ軍と戦っている時に、
一人でガクガクブルブルしていた劉備のところに滑り込んできた兵士。
あの滑りと、自ら劉備の護衛を志願して
「ダメだよおまえ弱いもん! 誰か他の奴呼んでこい」
と、言われた後の涙声の「…はい! (T△T)」がね。
回を増すごとにクオリティ高くなっていくのが、
まいくろの密かな楽しみでした。
千秋楽では、もはや滑りに滑って劉備に衝突していたような。
石井君は今回のメンツで、
一番ズボンを傷めた男といっても過言ではないでしょう(笑



あと、緑のスカーフを首に巻いた子、関平(@中代裕樹くん)
パンフレットだと髭青年ですが、舞台上では髭は無かったような。
関羽の息子で、
「私は父から皆の命を守るように言われています」が口癖。
でもね、まだまだ弱いのです。
まぁ曹操軍の軍師、荀イクに名前を覚えてもらってるあたり、
一般兵よりは格段に強いのでしょうが、
張飛・趙雲たちに比べたらピヨピヨくんです。
許チョと戦ってる時に乱入するも、
趙雲には「帰れよ頼むから」、
許チョにも「ジャマ!」と言われていました。
そこで趙雲に剣を渡しての去り際、
身のこなしに武将として今後の伸びしろを感じました。

彼の名前の発音、「ハザマカンペイ」の「カンペイ」なんですね。
自分はてっきり「モンゴル」と同じ音での「カンペイ」だと思ってました…


さて関平くん、本編前半で、荊州の老黄忠にボッコボコにされます。
その後しばらく舞台上で「おぉふぅ…」みたいな声だして悶絶してました。
ちょうど前列で見てた時にそれを目の前でやられましてね。
ごめんね、関平くんには悪いなぁと思うんだけど、ちょっと面白かったです。
あと、劉備のガクガクブルブルで一緒になって足震わせてた(笑

そうそう、関平がらみの黄忠のセリフ
「こういうヤツには思い知らせておいた方がいいんだ」
「おまえは守るって約束したんだろうが!」で、
まいくろはいろいろ妄想が爆発しましたね~。
黄忠はかつての自分を関平に見てたねきっと! みたいな感じでね。

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