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『RE-INCARNATION』 役別雑感(劉備軍その1)

舞台『戦国BASARA 2』、
イープラスの最速先行もファンドレ先行も見事に落選して、
チケットが一枚も取れてないまいくろです。

残るはぴあ、ローチケ、イープラス二次、そして一般発売…
勝てる気がしない! ヽ(T∀T)ノ

とにかく賽は投げられた。
あとはイイ目が出るのを祈るのみです。


そんなわけで『RE-INCARNATION』役別雑感。
まずは劉備軍の方々、前編。


↓ ネタバレ注意!





>諸葛亮(孔明)@米倉利紀さん
劉備軍の軍師。
「触れた者に死をもたらす」という業(ごう)を背負わされます。
助けたい人に手をさしのべられないってのはきついです。
もちろん軽いスキンシップすら出来ませんから、
誤解も受けやすくなる。孤独感が強まります。

虫夏(はか)に業を言い渡されたあとのイメージシーン。
曹操が兵士を斬りまくったあと、
死屍累々となった地を、孔明は歩みます。
一人の兵士が、実は死んでいなくてですね。
「孔…明…さ、ま…」って言って、手を伸ばすんです。
孔明は思わず手をとるわけですよ。
この時点で孔明は自分の業のことは知ってたけど、
まだ半信半疑だったのかな。
そこにもう一人の業持ち、張コウが飛び込んできて、
その兵士に止めを刺してしまいます。
孔明が触れたから、この兵士は死んだ。そう思わせるシーン。
後ろで楽しげに笑う虫夏と、絶望に染まった孔明の表情が秀逸です。
二回目以降は、
「人を殺さなくちゃ駄目」という、
張コウ(周瑜)の業も描かれているって気づきます。

そんな孔明、終始生真面目なのかと思いきや、
お茶目な一面もあります。
趙雲&甘夫人の会話シーンで奥から現れて、
ニヤッというかフフッというかオヤオヤというか…
まぁ、その一瞬の表情に注目しちゃいました。
そのあとの「それだけ?」とか「ほんとに?」とか
「い~えぇ~(↑)」とか。なんかこの人ホント面白いな(笑

米倉さんは歌手もされてるのですが、
今回の『RE-INCARNATION』はミュージカルじゃないので、基本は歌いません。
ただ、劉備との掛け合いで実にいい声で「いいちこ」って言うのです。
千秋楽に近づくにしたがってヒートアップして、
最終的には「いいちこ」で歌になってました(笑
それを受けての夏侯惇の返しもグレードアップしていくのが楽しかったなぁ。


休憩明けの、張コウとの会話シーン「嘘ですよね?」は、
曹操と関わってないってのは嘘ですよねの意味と、
張コウは偽名ですよねってのと、二重にとれるところ。
初回観劇では前者、二回目以降観劇は後者の意味で取るというお楽しみ。

オープニング、扇子で戦います。
流水の動き。そして足のスッと上がる蹴り。
まさかの武闘派軍師です。
あの…言うのも野暮だって分かってますけど。
『NEW WORLD』のキャリー(@大橋さん)の時も思いましたが、
あの扇子はどんな素材で出来てるのでしょうか… 
カキーンって受け止めたよ!? ズバッて斬ったよ!?

オープニングとエンディングで、
虫夏に同じ言葉を発しています。
「また、お前か」。
二つの言い方の差が、彼の生まれ変わりへの一歩なのかな。
業を背負うのではなくて、抗うのではなくて、無視するのではなくて、
仲良くは出来ないかもしれないけど受け入れて、それでも生きていく。



>劉備(玄徳)@佐久間祐人さん
劉備軍総大将。
漢王朝の現皇帝と同じ「劉」の姓を持ちます。
つまり親類って事になるんですが、
まぁ末裔なので血のつながりはかなり薄いんだと思いますけど。

荊州の黄忠いわく、
「仁徳だなんだと言って民衆たぶらかしてるホラ吹き野郎」。
まぁここまで言っちゃうと酷いなぁって感じですが、
たぶらかしてるわけじゃなくて、
「思い」はあるけど、みんなを守りきる強さがたりないって感じ。
ですが、誰よりも「生きよう」としている人間です。
だから民衆は、劉備について行きます。
生きようとする人間の意志は、何にも勝る武器。
そして人は集まることで強くなる。
どっかのCMと同じです。支え合うから人なんだ。

『RE-INCARNATION』の劉備は、
「俺が生きなきゃ皆が死ぬ」という業を背負っています。
だから劉備は、ホラ吹きと罵られても、
みっともなくても生き延びようとしています。
自分の業を晒したとき、
孔明に対しての「お前は、一人じゃない」みたいな顔がね。
たぶんそういうところが彼の人間味なんだろね。
孔明は彼のそういうところに惹かれて、仲間になったんだと思います。
この人のことをずっと見ていたい、と思ったんだろうな。
あ、そういえば劉備が
「同じ事を三回繰り返せば、たいていの人が受け取ってくれる」
って言ってましたが、あれって「三顧の礼」?(笑


業を背負っているという事は、
同時に「天下の才」を持っているという事。
虫夏の言うことが本当なら、天下を取れる器を持つ劉備は、
孔明が触れても死の呪いはかからないということになります。
ただし、虫夏の言い方だと天の龍様の心持ち次第だから、
確実に回避できる! という確証は無いんですよね。
だから作中でも何度か危機一髪になっていますし、
孔明もそのたびに自分のせいなんじゃないかって思うわけです。

孔明が触れようが触れまいが、
命のやりとりになってしまうのが戦乱の世です。
触れなくても、死んじゃうときは死んじゃうかもしれない。
でも、そうと割り切れないのが人間なんですよね。


人に触れられない孔明と対比するかのように、
スキンシップ感が強い劉備です。
そして彼はとことん人を頼ります。
最初は 甘えなのかな? と思ったけど違いますね。頼ってます。
もちろん利用じゃない。
自分も命あってのものだね、相手も命あってのものだね。
「劉ちゃんアンタ逃げな、やられちまうから!」と、
とっさの場面でも相手の命を思いやれる男です。



>甘夫人@甲斐まり恵さん
劉備の奥さん。そして阿斗(あと)の生母でもあります。
『RE-INCARNATION』には、
もう一人の奥様である糜夫人は登場しません。
どうやら統合されたようです。

劉備のことを、他の誰よりも期待している甘夫人。
それゆえに劉備のちゃらんぽらんしている姿を見るにつけて、
「あぁもう…」となってしまいます。
でも彼女は劉備を絶対に見捨てません。

甘夫人ですが、作中で孔明に愛を告げるシーンがあります。
それは、自分を無視する孔明に怒った、虫夏の仕業。
虫夏に操られた甘夫人は、自分の命を盾に孔明に抱きつきます。
そう、孔明は甘夫人にも触れてしまうのです。

甘夫人が孔明に恋する気持ちがあったのは真実だと思うけど、
彼女は一生隠していくつもりだったんだと思います。
恋をするのは罪ではないけど、
いまの夫と離縁もせず、孔明にに愛を告げるのはなんか…ねぇ。
「劉備には、恥無き人であってほしい」という、
彼女の願いと矛盾してしまうので。

演技的な話では、あのときの虫夏モード、好きでした。
普段のおしとやかから一変するから余計にインパクト大。


阿斗とともに趙雲に守られて戦地を進む甘夫人。
2人を生かすため、阿斗を託して自刃してしまいます。
阿斗を守るため、趙雲に守ってもらうため。

趙雲に阿斗を渡したときの表情が切ないですね。
趙雲は全然気がついてないから普通に阿斗を受け取るんですが、
甘夫人にとってはコレが今生の別れ。
阿斗、幸せに生きるのよ…みたいな母の顔です。

個人的には、
自刃よりも井戸に身を投げる方が良かった、というのが本音。
だって死体がその場に残っちゃったら、
趙雲は立ち去り難くなっちゃうと思ったのです。
井戸に身を投げて、引き上げることすらかなわないとなれば…
いや、あの趙雲なら引き上げちゃいそうな気がする。うん。


みんながアドリブきかせまくった千秋楽。
作中で遊ぶ場面がなかなか無かった甲斐さんは、
「私、衣装を脱いでメイクを落としたら、ただの寂しい女なんです!」
と、カーテンコールで無自覚に爆弾投下してました(笑

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