スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『安穏 目吐露濃霧』 役別雑感 1


『RE-INCARNATION』 ~BIGINNING!~、本日顔合わせだったそうです。

一部の出演者さんが何役になったか自分のブログで発表してますね。

米倉さんは孔明だってのは、わりと前から言われてました。
広瀬さんは夏侯惇、中村さんは趙雲とか。
おおぅ、お二方ともに有名なエピソードを持つ武将ですな。
呉の美形武将は誰がやるのかな~っと。
まいくろです。


さて、
『安穏 目吐露濃霧』役別雑感(戦国時代編)前編です。



↓ ネタバレ注意!

>鶴
瀬戸内の巫女、鶴姫です。
そういえば鶴姫という存在はBASARA3に出てたなぁ。
キャスト表の「鶴」表記で脳内に「鶴姫」がすぐ出てきたのは、
それが理由だったみたい。
彼女は大祝(おおほうり)家の姫君で、声で人の心を操れる力を持っています。

人付き合いの魅力に、
「分かり合えない、自由にならないから楽しい」があります。
でも、鶴姫は他人を自分の自由に動かせるのです。
じゃあ友達って、どうして必要なんだろう。
彼女は人付き合いに意味を見いだせません。
そして、自分の力に心の底ではおびえている島の民たちに対して、
心を閉ざしています。
「異能の力故に、孤立している」という存在は、
アンドレ作品を観ているとよく出会います。
そのたびにデジャヴを感じ、
そのたびに良い意味で裏切られます(笑

彼女は、はないちもんめをよく歌います。
「あの子がほしい」「相談しよう」、どれも一人じゃできないこと。
彼女がはないちもんめを知ってるのは、
大内方に仕官している、知人の越智安成が教えてくれたから。
鶴姫は、兄のように接してくる安成に惹かれています。
ですが、彼には恋人が居るのです。
好意を伝えるのも、
わがまま言って傍にいさせるのも良いことではない…
と、鶴姫は黙り込んでしまっています。

彼女は大人ぶっているけど、
子供らしくあるのを自ら禁じている子供です。
そんなことをしてるうちに、
身体はどんどん大人に向かっていきます。
不安定な年代のお話。

史実だと鶴姫は16とか17とかで戦場に立ったとか。
「赤飯バンザイ」を考えると、
作中の鶴姫ちゃんはもっと若いのかな~と思ってました。
そしたら西田さんが終演後にツイッターで、
「17歳の少女が瀬戸内市を見つめる話」と言ってたんですよね。
これが鶴姫を指しているのか、後述の「琴」なのかは謎。
(精神的なものと密接に関わる現象なので、
 16、7歳で赤飯バンザイになる場合も有るからな…)

彼女は現代編にも姿を見せています。
割り込むように入ってくる、その違和感。
押しつぶされずに、ちゃんと雰囲気をまとってました。
あと、暗闇の「あははははっ」「ふふふ…」が怖かった(ノД`)

最後の最後。
大好きな人とまた会えた彼女は、彼に思いを告白します。
それは、応えの要らない言葉。
伝えること、ソレが目的だったんだと思います。

一回目観劇では良くわかんなかった彼女のセリフ「歌うの」。
繰り返し観てるうちに、
メトロノームの洞窟で刻まれていた音(リズム)が、
彼とまた出会い、言葉を伝えたことで色がついて歌になったのかなぁ。



>安房
鶴姫の兄。
父亡き後、大祝家の家督を継いでいます。
敵でもある7年前の戦の相手大内氏と、和睦をしようとしています。
それが戦をなくすための最善策だから。
民と島の平穏な生活を最優先にしています。

鶴姫に対しての態度は、優しく見守る兄です。
だけど心の底では、
妹が世界に絶望してるんじゃないかといつも心配しています。
でも、ずっと口に出さないでいました。
それは彼の秘密だから。
口に出したら、その瞬間から、そうでなくなるから。
鶴姫がオトナになったときの泣き笑いが、
Wキャストどちらも甲乙つけがたい良さでした。
(悔しいのはどっちも客席から見づらかった事だけど)

山田くんが思いの外小柄で、ちょっとびっくりしました。
兄妹並ぶと、超かわいい画です。
でも、存在感でちゃんとお兄ちゃんお兄ちゃんしてるのです。
まぁね、そりゃ稽古場日記に写真載ってましたけどね。
そういえば彼、中間発表でシャカシャカ言ってた人とは別人?

石井くんは、オープニングで斬られたときの笑顔が優しすぎて、
2度目に観たときはうるっとしました。



>八津
安房の妻。
鶴姫には、姉のように母のように接します。
…そういえば、鶴姫の生母って影も形も出てきませんでしたね。

島の守り手になるべくやってきた宗蝉を、
初対面で豚呼ばわりします。
はりきりすぎて夫から「ちょっと黙ろう」と言われた後も、
宗蝉を豚呼ばわりしてストレス解消します。
この現象から、のちに「やつあたり」という言葉が生まれた(嘘

そして宗蝉は、夫である安房の好みを「変わった趣味」と評価。
八津普段もこんなにSッ気があるんだとしたら(あるんだろうなぁ)、
たしかに安房さんはスゴい女性の趣味をお持ちかと…
まぁ、その前のシーンから判断するに、
性根はすごくかわいい人だと思います。
「お前にまかす」と言われたとき、
ぱあぁ~って、その場の雰囲気明るくなるからね。
安房を喪った後も、
「(私とあの人は)愛し合ってたんだからね!」と言って、
鶴姫を支えます。強い人です。
陰では泣いてたのかもしれませんが、表に見せない人。

安房は、敵であった大内氏の部下をむかえ入れる決断をしました。
民衆からの評価はがた落ちだそうです。
その表現法が、毎回違ってました。
同じキャストの方でも別表現にしてたのは、楽日だったからか?
他のWキャスト勢も、セリフは同じだけどこまごま動きが別。



>柵野(さくや)
瀬戸内の島の少女。
島内少女グループのリーダー格って感じ。
鶴姫と仲良くなろうと努力中。
しかし、ちょっと急ぎ足になっちゃってる印象です。

鶴姫の心を開ききる前に、
彼女の能力について触れてしまいました。
それで、鶴姫の警戒心はMAX。
腫れ物をさわるように気を遣われるのもイヤだけど、
能力を頼りに近づいてくる人もイヤ。難しいところです。

彼女の「うんって言うまで、誘い続けるよ!」ってなセリフがね、
鬱陶しさと好感触のボーダーラインにうまくハマります。
嫌いだけど好きかもしれない、不思議なしつこさ。
人間の心って楽しくて奇妙で愛すべき存在なんだ…というのを、
感じさせてくれます。

鶴姫のお手玉をひょいっと取って、自分がお手玉をするシーン。
毎回ね、いつも臨機応変に対応してました。

千秋楽の日は、鶴姫が落っことしたのを、
にっこり笑顔で拾ってあげててね。
柵野が鶴姫と友達になりたいのは嘘じゃないんだな~って、
そういうところからもわかるんです。
だからその分、
力を使うことに関しての感覚のすれ違いが悲しいですね。

芝居中何が起きても、演じている人物として生き続けること。
役者として大事なことです。


スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://maikuro96.blog90.fc2.com/tb.php/839-a4106d50

«  | HOME |  »

最近の記事


カテゴリー


リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索


プロフィール

まいくろ

Author:まいくろ
ついったー:maikuro9696
(画像は7年前に描いたものです)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。