『美しの水』(基本的にBlue)ネタバレ雑感 1 

サントラとか手持ちのCDを使って、
車の中で聴く用のMYベストディスクを作ってます。
しかし、曲の順番に迷う…。
初登場順に並べるのがいいんでしょうけど、そんなの覚えてないし(笑
とにかく最後の曲は「Weaver of Love ~愛を織る人~」って決めてます。
「幾千の想い」と迷ったんですけど、悩んでそっちは一番最初に持って行きました。
まいくろです。

塚本さんのブログで、
ついに木曽郎党写真が出てきてテンションただ上がり。

義仲さまはご本人ブログとかにばったばった出現してますし、
弥太郎は岩崎くんのところとかでちょこちょこ見れますし…
だけど郎党はなかなか出てこなかったのですよ。

月が変わる頃には、
稽古場日記に客演さんの終演挨拶も出るといいなぁ。



さて、Blueの雑感書きはじめよう。


↓ ネタバレ注意!




『美しの水』Whiteにて生まれた、義朝と常盤の子。
義朝が死んだ年に生まれた、最後の源家嫡流の男子です。
幼名は牛若、名は遮那王。のちの義経(@西田さん)です。
作中で元服して遮那王が義経になりますが、
めんどいのでこのブログでは一貫して義経です。


義経は自分の出自を知るまでは、
藤原長成(でしたっけ)の息子だと思ってるわけです。
しかし正近から本当の父が源義朝であると知らされ、
自分の中に流れる源家の血を意識するようになります。
正近に言われて、黄金の太刀で自らの手を斬り、
その血を見つめる義経です。

同じことを、作中義経はもう一度行います。
平家を滅ぼして、でも仲間を喪って。
かつての約束を果たしたことを告げるために。
義経が手を斬るシーンは、どこか寂しいのです。
自分の血を通してしか、彼らと語れないってことが悲しい。
仲間はいるんだけど、義経には孤独がつきまとっています。
だからこそ実の兄、頼朝に対する親愛の情が健気なんだろな。


そんな義経にまとわりつく孤独を癒してくれるのが、
静御前(@良子さん)という白拍子。
Blueでは、義経と静御前が出会い始めた辺りが描かれています。

義経と静が生まれたとき、彼らの親(義朝と靜)はまだ生きています。
だから「生まれ変わり」じゃないんですよね。
でも、静は靜の「あの人に会いたい」という思いを受けとめていたようです。
義経と静が出会うまでが、靜の思いのなした業かなって思いました。
出会ってから惹かれあったのは、義経と静なんだろな~って。

静の母は、奥州筆頭郎党、平賀靜。父は奥州藤原秀衡です。
彼女もまた、自分の生まれを知らずにいました。
彼女の両親が分かるのはRedの時代。
両親の思いを知った静がどんな行動を起こしたかの詳しいやりとりは、
『願い』で語られていましたね。

奥州が平家に攻められ、義朝の子ではないか? と疑われ、
戦乱に巻き込まれそうになったところを、
弁慶(@加藤さん)が救い出して守っていました。

Whiteの時代に、弁慶と義朝は縁があります。
義朝の千人斬りにならって刀を千本集めようとしていて、
その際に義朝や靜と出会っています。
「千本あつめてまた会おう」と義朝に言い残された弁慶。
五条大橋で刀を集めている時に出会った男は、
義朝と瓜二つの顔を持つ義経。
弁慶は、彼に仕えることを決意します。
「私はあなたの父上を知っています。
 ですが、私が出会ったのはあなたです」というセリフは『大地』で聞けます。
彼も、義経の孤独を癒す人ですね。
義経の思いを代弁し、共感してくれるイイアニキであります。
(Redで後白河法皇に謁見するときとか、如実)
基本、敬語なところも好き~。


Whiteで義朝から黄金の太刀を託された鎌田正近(@徳秀樹さん)。
彼に導かれ世に出でた義経が、
栄華を極めた平家一門に復讐するのが、Blueの時代です。

チラシにも復讐って書いてあるんですけどね。
観てるとなんとなく「復讐」って感じがしないんです。
義経は、復讐というより追悼の念で戦ってるように見えました。
正近に決起を促されたときも、
「父の魂がうかばれるのか」ということに反応していたような。

まいくろにとって正近は、いつも第一印象は良くないのです。
なんでかっていうと、
義経に「源氏のために、平家追討のために動け」的な事を言うから。
この子は源氏の復讐マシーンじゃないよぅ、と思っちゃうのです。

でも、イメージシーンや休憩明けの本編で正近の印象が変わります。
黄金の太刀を中央に置く正近。
それを持って、奥州で幸せに笑う義経。
色々な人の思いを乗せて、イメージシーンの終わりがまた正近に戻ります。
それを見て、
「あ、さっきまでのシーンは本当にあったことだけど、
 正近の願った未来でもあるんだな~」
と思ったのです。
徳さんの優しい表情がそう思わせてくれました。
だから正近は、第一印象「は」良くないのです(笑



後白河は義朝の「一人で生きろ」という言葉を抱え、誰も信じずに生きています。
本人がブログで「つっぱり時代」と言っててちょっと面白かった…。
そんな後白河のそばに立つ男が一人。九条兼実(@塚本拓弥さん)です。
こじきの様に生きていたところを後白河に拾われ、
「九条」という苗字をもらいました。
信西を失って、義朝は死んでしまって。一人になった後白河法皇。
どういう経緯で兼実がここにいることになったのかは語られません。
自分は色々持ちすぎていたから、
何も持ってない(ように見えた)兼実が目に留まったのかなぁとか考えたり。

兼実は後白河の目となり耳となり暗躍します。
命令とあらば、7、8年間縁を切ったフリすらやってのけます。
そこに至るまでの人間くさい兼実の反応に感情移入。
兼実には後白河しかいませんから、
そりゃあいきなり「縁を切れ」とか言われれば困惑しますよ。
(たぶん兼実の忠義ぷりを試すジャブだったのかもしれないけど…)
Redの方の話になりますが、
兼実さんは「暗転しはじめてからの手の動き」で泣かせてくれます。



このころ平家は清盛が引退して、息子の知盛(@雅和さん)が束ねています。
維盛(@広瀬友祐さん)や教経(@久保田悠来さん)で兵力は万全、
清盛の娘、徳子(@中島愛里さん)も子を産み、
天皇と姻戚関係を持った平家の地位は磐石です。
ただ、ちらちら見える源氏の影。
禍根を絶とうとする知盛を、心配げに見る徳子が印象的です。

徳子役の中島さんは、
初めての稽古場日記でぴよぴよアピールしてたのでドキドキしてましたが、
何の問題も無く、むしろ頼もしく徳子を演じておりました。
そしてえりかさんのブログで今もホットな話題を提供しております。
なんだよぅ、そんなに謙遜しなくてもよかったのに(´∀`*)
徳子は2006年に本命女子さんが演じてた役なので、
まいくろはちょっと思い入れがあるんですよね。
兄としての顔を見せている知盛には徳子も素直な笑顔、
平家棟梁の顔をしている知盛を見るときは一貫して心配げ。優しい徳子です。

教経は、まいくろにとっての印象はわりと地味です。
しかし着実に平家を支えています。
でも、知盛の道具じゃなくて、ちゃんと自分の意志で。
知盛に「もっと頼ってくれ」というのも確か教経だったはず。
『御伽』を観ればもうちょっと深く彼の思いを感じれたのかもしれないんですが。
壇ノ浦で徳子のために時間を作るシーンがあるんです。
斬られて斬られて、痛いはずなんですけどギリギリまで立ってます。
最期まで、辛い顔見せないんですね。
彼が徳子に渡した貝は…たぶん御伽ネタなんだろうなぁ。
まいくろは勝手に「貝あわせ(貝覆い?)」の貝だと思ってます。
これを持ってれば、みんな離れ離れにならないよ的な。

維盛は、喧嘩っ早くておっかない印象が強いですけど、
平家の中で一番まっすぐな人だと思います。
那須与一(@芳賀恵子さん)との因縁があります。
「俺ずっとお前のこと…」のところで、
斬られたときにふっと笑ってたように見えました。
なんかあの顔でちょっと泣けました。
この辺は、あとでゆっくり語りたい。



そしてBlueといえば、あれですよ。
まいくろ燃え燃え、御所も燃え燃えの木曽義仲軍です。
(よーしなか、よーしなか! は笑っていいのか悩みました・笑)

2006年verのビジュアル印象は木曽のヤンキー、
今回のビジュアル印象は木曽のプロレスラー(どっちも称えてます)。
やばいくらいにドツボにはまりました。
本命くんが演じてる弥太郎がいるってのを差し引いても一番魅力的な集団。
血がつながってないけど家族! みたいなのがすごくいいです。

ちょっと次回は木曽についても語っちゃおう、そうしよう。
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(画像は7年前に描いたものです)