『美しの水』(基本的にWhite)ネタバレ雑感 3

アンドレ公式で、
鈴木祥子さんの新曲「Weaver of Love ~愛を織る人~」とか、
『美しの水』のパンフやサントラを通販してますね。
新曲はやはり注文殺到らしいので、来月から順次発送だそうです。

拍手ありがとうございます。

今年もこの時期がやってまいりました。
心のカウントダウンはすでに始まっております。
まいくろです。

『美しの水』感想、役ごとに書いていくのには限界があるなぁ。
いつまでたってもWhiteが終わらない。
BlueとRedはあっさりめに書いて、
その後のエントリで深く掘り下げよう。そうしよう。


てなわけで引き続きWhiteの雑感。



↓ ネタバレ注意!





後白河政権のもと、平穏が戻るかに見えた国ですが。

協力しあっていた義朝と清盛(@雅和さん)の仲に亀裂が入ります。
というか、もともと清盛にとっては、この関係は危ういものでした。

直情的な義朝と、冷静な清盛。
少年の頃からの付き合いです。
Purple「大地」で義朝は、
終始清盛を「きよまー」という勝手なあだ名で呼んでいました(笑

お互いがお互いの無いものを補う、いい関係に見えます。
だけど、実はお互いがお互いを羨んでいる関係だったりします。
その感情をもてあましているのが清盛。
義朝は、あっさりと自分のそれを認めています。
人を羨むことは罪ではないし、悪いことじゃあない。
けれど清盛はそれが敗北のように感じちゃってるのかも。
「持っていないこと」に気づいちゃった、「持ってる」男。

義朝は、清盛に「何かあったら俺のところに来い」と言います。
でも清盛は義朝の部下になる気なんか、ありません。
もちろん義朝も、自分が逆に清盛の部下になる…なんてつもりもありません。
「わかったよ」なんて答えは、多分求めてない。
たぶん義朝としては「ずっと一緒だよ」くらいの気持ちなんじゃないかな。
でも、この言葉を聞くたびに清盛は鬱屈した感情を持ってしまいます。



紀伊の国に住んでいる清盛の友人、湯浅宗重(@金田進一さん)。
保元の乱の際に、清盛から呼び出されました。
彼は、平家の維盛や教経の剣術指南もしています。

金田さんはまいくろお初の人なんですが、声が爽やかで。
脳内で勝手に「平家の歌のお兄さん」と呼んでいました。
しかし歌うシーンは無い。

恋愛青年、教経の告白シーン(ただし不発)にうっかり居合わせちゃいます。
本当に言いたかった相手はトテトテどっかに行っちゃってて、
教経は登場した宗重に告白をしている状況に(笑
「この思い、あの月まで届けッ☆」って昔の青春ドラマっぽい。

宗重も、清盛の黒い感情に気づききれませんでした。
「友はお前だけだ」と清盛は宗重に言うけれど、
心の奥まで晒して話をする相手は、清盛にはなかなかおりません。

はじめは協力していた義朝一行と清盛たち。
2人の関係が危うくなったとき、清盛は宗重に「紀伊にもどれ」と言います。
しかし宗重は、清盛のために刀をふるうことを選択します。
友のためだ、と言って靜を斬ります。
その後、金王丸と沙耶によって宗重は討たれてしまいます。
息も絶え絶えな靜の後ろでばったりと倒れこむ様に、
少し孤独を感じました。
殺したものの仲間が敵討ち。この状況ならふつうのことと言ってもいい。
でも、仲間に囲まれて逝く靜と、ついつい対比しちゃいます。
清盛はもっとみんなに頼ってよかったのに…こんなに思ってくれる人が居たのに。



思ってくれる人といえば。
平家付きの白拍子、だけどオレンジ色の衣装な祇王ちゃん(@えりかさん)。
彼女も、清盛の力になりたいと願っている少女です。
イメージシーンでは、これからの平家の繁栄を象徴するような明るい舞。

彼女も、なかなか清盛の心深くまで入り込めません。
物分りのよい女性を気取っていますが、
本当は清盛が正面からぶつかってきてくれない…と悩んでいます。
原因の一端は、祇王ちゃん自身が清盛に正面からぶつかっていかないから。
わがまま言って、清盛を困らせちゃうのはヤだな~との思いからなのですが。

義朝に「デカ金魚こいのぼり」などというあだ名を付けられてしまいます。
誰とでも仲良く(?)なれるのは義朝の長所。
いつでも上品でかわいこぶりっ子の祇王ちゃんが、
義朝相手に生き生きとした反応見せてるのも、
清盛は悔しかったんだったりして…とか考えてます。

皮肉にも、
祇王が義朝に紹介した白拍子の常盤(@はねゆりさん)がきっかけとなって、
清盛の心は祇王から離れてしまいます。
そのときの祇王ちゃん、ほんとうに足元がガラガラ崩れたみたいな顔してて。
まっすぐ立ってることすら危うい、そんな感じでした。
でも表に出さないようにしてるいじらしさが切なかったな。

そして祇王は、自ら清盛に別れを告げます。
「あなたは私を必要としていないから」と。
自分で言うのは辛かっただろうなぁ。
でも、清盛に気づかせるために敢えて言います。
清盛は自分で自分の気持ちが分からなくなってたんだろなと思いました。
偽って隠してるつもりで、でもそれが本音のようで。
「あなたに怒りはありません、私にはあなたしか居ませんでしたから」と、
最後まで清盛を思い続けます。


そんな祇王ちゃんに惚れちゃってる人がいます。
緑色の平家、教経(@久保田悠来さん)です。
でも祇王ちゃんは清盛まっしぐら。
教経の思いにまったく気づいていないのです。
彼の恋愛模様についてはPurple『御伽』で掘り下げられていたようですが、
まいくろは観てないのでその辺は今のところ想像で補完。
(全部書き上げたら、他の人のネタバレ感想とか探してみよう)
教経の前で、
「それでも私、(清盛様を)待っちゃうんだけどね」とこぼす祇王ちゃん。
その祇王の気持ちを尊重する教経。
でも、まいくろとしては、「抱きしめてやれよ!」とやきもき(笑

Blueのイメージシーンで、一瞬だけ祇王ちゃんが出てきます。
教経を見送っています。
てっきり、「こまめに顔出してるのね。教経、まめな男だ」と思っていたのですよ。
そしたらPurple『大地』でこの2人、祝言あげてました。
祝言のときの祇王ちゃん、ホント生き生きしてました。

というわけで、Blueのアレは夫の出立を見送る妻の図だったというわけです。
うん? あれが祇王ちゃんには今生の別れだったのか…

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(画像は7年前に描いたものです)