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『Madam river and Mr.sofa』役別雑感 2

引き続き『Madam river and Mr.sofa』の役別雑感。

アンブロース、ドナルド、ダニー、ヴェラ、タッカー。


↓ ネタバレ注意!


>アンブロース@藤田優衣さん&緑友利恵さん
ホーレスの部屋に現れた少女。
こっそり死体を投げ捨てようとするホーレス達を目撃。
隙を見てホーレスの部屋を脱出、ハックに、上に死体がある事を知らせます。

彼女を誤魔化そうと胡散臭い動きをする大人ダニーと、
ヘリクツ説きまくりアンブロースのやりとりが面白かったです。
「口を動かす前に~…手を動かす!」って口調がかわる所が特に(笑

「(自分の)母殺し」を捜しているアンブロース。
彼女の正体は、ドナルドの亡くなった娘。
そしてクリスマスに現れるクリストキントでもあります。
殺し屋クリストキントが less なら アンブロースは res の意味か。
(…って、クリストキント自体ドイツ語でしたね。はいはい、やめやめ)
クリストキントは、天使のこと。
サンタの代わりに街中の人にプレゼントを配ります。

天使としてやってきた彼女ですが、
ドナルドの娘として、娘を思う父の前に現れます。
だけど、幼いころに別れたきりの「母殺し」だから、記憶もおぼろげ。
ヴェラの「アンタは【刑事】でもなんでもない」ってセリフのところで、
ドナルド=「母殺し」と気付いたっぽいですね。
「母殺し」と言いつつ最後に父に笑顔を見せるアンブロース。
素直にお父さんと呼ばないのは、
母親を結果的に殺した要因なのだけど、父は父である事にかわりはなくて、
でも今更 お父さん と呼べない…みたいな、
ちょっと勝気で素直になりきれない感情なのかな。

riverアンブロースは、まさにナマイキ少女ですね。
大人たちを手玉にとる子悪魔ガール。
翻弄されるホーレスとダニーが陰ですごい顔してるの、気持ち分かる(笑
その分オープニング&ラストの笑顔がホント可愛くて、もう全部許す(*´∀`)

sofaアンブロースはちょっと大人びた感じの女の子。
後半「ひとつだけ質問していい?」とダニーに聞かれるあたりで、ひざを抱えます。
そこで「あ、この子見た目より子どもなんだ」と分かるのです。
帽子をかぶせてもらう時の、ドキドキウキウキな目が、凄く可愛い。

彼女が現れる時、ドアの開く音がしなかった(はず)&ホーレスの「…え?」で、
アンブロース=女死体 だと思ってました。



>ドナルド@音野暁くん&塚本拓弥さん
ドーリーの部屋にやってきた刑事。
ハックを取り合ってドーリーとヴェラが修羅場になっている、と勘違いしています。
職業柄、興味が有るとついつい首を突っ込んでしまう性分のようです。
口癖は「シニカルだったかな?」。
ちょっと笑えないボケをとばして一人で笑ってます(笑

ドナルドさんは作中では名前を名乗りません。
身分を証明するのは、彼が持ち歩いている警察手帳。
しかし彼、実は既に退職済みの元刑事なのです。
退職したのになんで手帳&拳銃所持? って疑問を抱きますがスルー推奨の予感。 
銃に関しては、市民と銃の距離が近い地域なのかもしれない。
手帳は…返却しないでバックレか?

彼の本当の目的は、拾ったサイフをダニーの元へ届けること。
拾ったサイフの中には、
ダニーの部屋(ホーレス部屋の名義はダニー)の住所が入ってました。
実はその部屋は、10年前にドナルドの家族が暮らした場所。
仕事にかまけて失った家族にあの場所で謝りたい、
だけどあの部屋には怖くて入れない…とウロウロしてたところで、
ハックたちの修羅場(仮)に出くわしたのかな。

「わたし…見つけた。お母さん殺した人」と走り去っていくアンブロースの後姿に、
自分と暮らすことを拒否して去っていた娘の姿がやっと重なったようです。
かつて暮らした部屋で、自分の過去を懺悔。
ここからは親子愛モード全開です。
音野くんにも塚本さんにも「父」イメージを持っていなかったまいくろ。
(「父」ってか「オヤジ」な印象はありましたが、家庭のニオイがしなかった)
ガッツリと「お父さん」に泣かされました。

アンブロースが奇跡を起こしたあと、お祝いムードの中で居なくなった娘を探します。
ヴェラに「会えて謝れたでしょ? 願いは叶ったじゃない」みたいな顔で肩を叩かれて、
「そうだよな…」って感じの納得顔。
女死体はまだ死体が残ってたから奇跡起こせたけど、
アンブロースはお葬式済んじゃったしね。
それにアンブロースの現在の身分はクリストキント。
「みんな」を幸せにするのがオシゴトなのです(*´∀`)

riverドナルドは、イメージシーンでの枯れた感じがね。
人生に疲れた男の哀愁が出てました。空虚。
元々音野くんは顔が笑い顔っていうか…だから娘に会えた時の泣き笑いに説得力あり。
sofaチームのドナルドを見ちゃってからの観劇だったので、
ほんとよくぶつかってきたな…と、
キャラへじゃなく役者へのオヤゴコロ的な感情が芽生えてしまいました。
「マグロ…あなたが…! お察しします、お察しします! HAHAHA」は、
必殺音野くん、酔っぱいオヤジネタということで解釈してよろしいでしょうか(笑

sofaドナルドはですね、普段からかっとばしていたのです。
インテリウンチク系キャラが本当に似合う。水を得た魚とはこのことです。
感情を露に泣く塚本さんってなかなか観れないので貴重。
オニオンスープで卒倒、ギリギリまで受身をとらないところに役者魂を見ました。
千秋楽では「男女のDNAの違い」ネタのところで、
「そんなに話したければ最後まで」と、自由演技を強要されてましたね。
いきなりフられて、でもちゃんと結論まで持っていっちゃう所はすごいですな!
浮気相手(と勝手に思っている)ヴェラにも、
「自分を大切にしなさい、この泥棒猫!」とオチまでつけてました。



>ダニー@石部雄一さん&徳秀樹さん
ホーレスの親友。大学の友人らしいです。
しかし頭脳の方はちょっと残念な感じらしく、言われた事をメモに残す癖があります。
ハックたちとも知り合い。
実は詐欺集団「トムソーヤ」の一員だったりします。
しかしハックからは「お前に難しい事を言っても意味を成さない」と言われます(笑

ホーレスから、クリスマスツリーの調達を頼まれます。
しかしサイフを落としてしまい、手持ちのお金で買えたのはキーホルダーのツリー。
完全犯罪破れたり。
「ダニーに依頼したバカな自分」を責めるホーレスに対して、
最終的に「ねぇ…俺を責めて…?」という時の切ない表情がイイですね。
だけどダニーは基本ポジティブ。
「出来ないことを出来ると言って出来ないのが俺なんだ!」って堂々と言うなー!(笑

ダニーは、女死体の顔を最後まで見ていません。
最初にホーレスの部屋で見て、ずっと誤魔化してるのかな? と思ったのですが、
ハックに「クリスマスツリー(女死体)を落とせ」と言われる時まで見てないみたい。
ソファ越しに死体に話しかけてましたが、上半身は布に包まれてたみたいです。
チラッと見えてても、あの怯え方からして直視は出来ないでしょう。
もしダニーが最初から死体を見てたなら、結末は少し変わっていたかもしれないな。
記憶力は残念ですが、友達思いなところがダニーの長所。

riverダニーは、チャラい系ダニー。
「(死体とツリーを)すりかえて…ドボン!」とか、
アングロースを飛び越えてバルコニーに向かう時とか、フットワークが軽いです。
石部さんの演技を観るのは初めてですが、ナチュラルにおバカで愛されキャラ全開。
郵便屋青年にも「ちわっす!」と笑顔です。
ホーレスと知り合ったのも、ダニーから働きかけた感じ。
講義ノートをせがむ学生ダニーと、
付きまとわれて迷惑そうなホーレスの絵が目に浮かびます。

sofaダニーは、
なんでそんなできる子っぽい顔なのにおバカなの!? なギャップ大ダニー。
死体と初対面のときの、号泣怯え顔が最強に好き。
配置(はいち)を間違えて置置(おきち)と書いちゃう天然素材です。
黙ってると無敵な徳さんなので、学生時代はホーレスをコッソリ呼び出して、
内心ビクビクなホーレスに「あの…ノート見せてくんないかなぁ(TдT)」と泣き落とし的な。
たぶんね、こっちのダニーは留年してると思います(笑



>ヴェラ@中川えりかさん&田中良子さん
詐欺集団「トムソーヤ」のメンバー。
自称「パートナー」。ハックの片腕くらいの地位だったようで、実力もあります。
招待されてないけど、飛び込みでハックの元妻・ドーリーのパーティに参加。
ちゃんと手土産でワインも持ってきています。

ハックと組んでないとスリルが足りない、というヴェラ。
ドーリーの前でハックに思わせぶりな態度をとり、修羅場にしようとしています。
だってスリルが好きだから(笑
男性としてハックが好きというよりも、
窮地をギリギリの線で脱するハックを見てるのが好きって感じ。
マグロの話をしつつ、実はハックに殺人を勧める時の悪女顔がね。
女一匹、修羅場くぐってんだろうなぁ~と思うのです。
ドSキャラで数々のM男をキュン☆とさせるおねえさまですが、
「マグロを釣る男は皆そうよ。特に大間はね…」と堂々とボケるシーンも。
千秋楽sofaヴェラさん、ハックと一緒に「出会うために生きる!」とか言ってました。

「ハーイ! 鍵、開けちゃいました☆」の仕草が、両チームともすごく好き。
なんだろね、呼吸するのと同じ感覚でピッキングしてるのね、彼女。
あと、抱きついてハックに振り払われた時に妙な色気があって、ドキドキしました。
2人とも身体のラインが超出るドレスなのに、しっかり着こなしてて尊敬です。
セクシーダイナマイツriverヴェラ@えりかさんが赤いドレスで、
びっくりするほど細いのに腰のラインがちゃんとあるsofaヴェラ@良子さんが緑ドレス。
うーん、まさにクリスマス的カラーリング。

タッカーの恋の行方は、千秋楽で二分します。
riverタッカーは「ダメな男じゃないならね」と希望の見えるエンド、
sofaタッカーは「なんのことかしら」ととぼけられて涙のエンド。
ヴェラさんは一人の男の胸におさまるような女じゃなさそうで、
彼女自身もそれを自覚してる感じ。

「自分のやったことに、後悔はしないわ」は、後悔しまくりドナルドと良い対比です。



>タッカー@川畑博稔さん&佐久間祐人さん
ハックの「親友」。出会いは刑務所。
ハックより、ちょっとだけ早く出所したのかな。
身分は自称チンピラ。

タッカーはお調子者で人の話を聞いてないところがありますが、友達思い。
そんな彼の本当の身分は殺し屋「レス・クリストキント」。
ドーリーの部屋で死んでいたのは、偽者のクリストキントです。
おそらく罪をかぶせる為に用意したのかと…最初から使い捨てる気っぽかったし。
任務完了手紙は、隙を見て死体のポッケにいれたのかなと想像。
名前を思い出せそう云々のくだりは、
偽者を殺したやつ(=要注意人物)を探すべくカマかけてたのかなぁと思いました。

友達思いのタッカーは、
ホーレスの部屋の女死体の顔を見てしまいます。
タイミングとしてはドーリーを夜風に当ててる時かな…第2部始まり直後。
だからドーリーはバルコニーで心配げな顔してるのかも。

女死体が誰なのかを知っているタッカー。
死んでいるはずなのにそこに「いる」彼女の脳天を銃で撃ち抜きます。
「よく見ろ親友! 俺は狙ったところを外しはしないぜ」というのは、
「彼女が死なないのは、俺が外したからじゃあないぜ」ってことで…
現実を突きつけたわけですよね。
残酷だけど知らなきゃならないこと。

riverタッカーはジーザスでおなじみの川畑さん。
ギタリスト布袋さんチックな、ヤクザ系チンピラタッカーです。
彼のちょっと破綻した感じは確かにゆらめきますね…ヴェラと組んだら最強。
髪の毛がジーザス時代よりだいぶ伸びていて、新鮮なビジュアルでした。

sofaチームはコソドロ系チンピラタッカーな佐久間さん。
ちょっとカンチガイしてるあたりのボケっぷりが人の油断を誘います。
千秋楽では、ヴェラに振られて自棄になって「お前ら、騒ぐぞヽ(T∀T)ノ」でした。
佐久間さんは安心して見られるキャストなので、
このままお調子者で進むかと思いきや豹変…! 驚きました。

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(画像は7年前に描いたものです)


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