『ゆめゆめこのじ』役別雑感 2

引き続き『ゆめゆめこのじ』役別雑感。

桂、香海、土方。



↓ ネタバレ注意!
>桂小五郎@村田洋二郎さん&窪寺昭さん
長州藩のトップ。
禁門の変で多くの藩士を失った長州。
実質、桂が長州のアキレス腱のようなものです。
こじきに身をやつして、京に潜んでいます。
だけど夜な夜な「俺は本当は桂小五郎なんだ」とくだを巻いているそう。
あからさま過ぎて逆に偽者なんだろ、と京の人々には思われています。

前半、薩長同盟の夜。
両チームともかなりかっ飛ばしてます。
潜伏中とか、愛しの香海太夫と呑んでる時とか、隣近所のご迷惑です(笑
毎回ネタが違ってたかも。2人ともスゴイです。

龍馬浮気疑惑の仲裁をするはめになる桂(こじき)。
鶴は舞台中央に全員正座させて、カップル成立→カップルシート行き。
梟は、ふすまの通る、ギザギザしてるところに全員正座。
「おしおきだべー!」って言ってた時があったなぁ…
本気のこじきは水狼花より強い!

桂をはじめとする新政府メンバーは、後半にガラッと印象が変わります。
龍馬暗殺のことを知ってしまった香海太夫。
香海は桂にすがって龍馬暗殺を止めようとしますが、彼は応えず。
西郷の命で半次郎が動き、香海が口封じされてしまうのを、桂は止めません。
「しかたない」みたいな顔して。でも少し手が震えてる。
人に聞かれたから中止、では済まされない状況に事態が動いてた。
桂の覚悟を周囲に見せるなら、桂がとどめをさす方がいい気もしますが、
西郷が半次郎にやらせたのは、
西郷からの貸しというか…手助けというか…そういう印象です。
一度この結末を見てしまうと、リピート観劇のときに複雑な気持ちになります。
前半の愛の言葉は嘘なんだろうか? とか。
香海を愛してないわけじゃなくて、秤にかけた片側が重過ぎたんだと思います。

あの状況、水狼花が来てたらどうなったのでしょうね。
仮に秋雪でも、半次郎は殺したのかな?
どちらにせよ、すごい残酷物語になりそうです。



>香海太夫@戸田比呂子さん&芳賀恵子さん
読みは さらめ です。本名は小雪お雪(12/30訂正)
そういえば秋雪にも本名があるんだろうか?
出雲は「あきみ」って読んでたしなぁ…秋雪が本名なのかな?

京の遊郭に来たばかりな秋雪の、教育係&お友達。
「私も(姐さんに)睨まれてるのよ。ね、組みましょ?」発言。
鶴でしたっけ。4回ヤキ入れられたのは…
梟のイメージシーンで、水狼花とすれ違うシーンがあります。
なんかね、ちょっとした大奥でした(笑

香海の境遇は、ちょっとだけ秋雪に似ています。
香海には、武州の多摩で一緒に育った幼馴染が居ます。
今は離れ離れだけど、香海はその人のことも大事に思っています。
「武州の多摩」という言葉で、分かる人は分かるその相手。

新しい風をくれる恋人、桂の窮地を救います。
だけど、桂は香海より夢をとりました。大義に生きました。
幼馴染の胸の中で死んでいく香海。
一生懸命、生きてたんですよ…(TдT)

「女だって、大義を成します」と、香海は桂に言います。
彼女の言う大義ってなんだろう? 
香海曰く、 男には分からない らしいのです。
あくまで自分の考えですが、
「共に生きよう、と思った人の大義」かなぁと思いました。

鶴チームの香海ちゃんは、特に声が凄く可愛い子でした。
目力がぐっとあって、彼女の前では嘘つけない感じ。
初舞台で香海役って、大抜擢ですよね。
顔が同僚に似てたので、ちょっと複雑な気持ちで観てました。

梟チームの香海ちゃんは、
なんでちびっ子好みの半次郎なのに香海に惚れない!? と思う愛らしさ。
表情がコロコロ変わる、そして頭もキレる娘です。
「ガツンと言ってやればいいんだよ」とか、
桂とデュエットとか…いろいろ笑いどころもやってくれました。
窪寺さんとコンビになるのは『枯れるやまぁ…』から引き続き。
息が合ってます(笑



>土方歳三@窪寺昭さん&西田大輔さん
新撰組、鬼の副長。
香海の幼馴染だったりします。

桂に止めを刺さずに去っていったのは、
香海に止められたのもあるけど、
半次郎の思い通りになるのが癪という理由が入るんだろうな。
なんかね、登場当初は怖い土方なんですけど、
後半にある坂本夫婦が訪れるシーンを一度観ちゃうと
土方=おとなげない のイメージが張り付いちゃってしょうがない。
龍馬の草履をポイ捨てして「新撰組草履あらためだ」とか。(←鶴土方)

千秋楽の梟土方、なんと沖田総司を召喚しました。
沖田といえば『堕天』・『神殿』ですが、
そのとき沖田役だった雅和さんは出雲役で出演中。
さて、では誰が出てくるのかといえば。人気急上昇中の洋二郎さんです。
「いま起きた(=沖田)!」とか言い出してました。

窪寺さんvs一内くん、西田さんvs村岡さん、
どっちもいい感じの身体バランスなので、実力伯仲っぷりがリアル。
笹塚ファクトリーの前エリア座席でこの殺陣を観るって、めちゃくちゃ贅沢。
私は忘れません。
自分の後ろの席の人もあのシーンで息を飲んでいた事を…!

香海の最後に立ち会うことになります。
言葉は要らない、握った手でしっかりと思いを受けとめる土方です。
BGMが『堕天』での近藤さんとの別れのシーンと同じでね。 
これはもう、土方は両シーンで同じ気持ちだったと思って良いですかヽ(TдT)ノ

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