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『ストラルドブラグ』 ネタバレ雑感

『ストラルドブラグ』 観てきました。
まいくろです。


ANDENDLLESS『枯れるやまぁ(以下略)』で利休役だった町田誠也さん。
彼が率いる R:MIX で演じられた作品を、
株式会社ノクターンのプロデュースで再演…ってな事らしいです。

ゲーム「ファイナルファンタジー」のような演劇を、
「ファイナルファンタジー」を生んだ人たちと手がける! という触れ込み。
「ファイナルファンタジー」は6、7、8をリアルタイムでプレイしました。
初期作品は後からリメイクverでちょこっとだけやった記憶。

innerchild『星合』で町田さんが客演しててちょっと気になって、
その後公開された情報で、観劇を決意。
なぜなら、音楽チームにイトケン氏が入っていたからです。
彼が手がけた「ロマサガ」シリーズのBGMがすごい好きでして。
サントラまで買ったゲームはこれと「餓狼伝説」シリーズくらいです。
キャストが発表されるごとに観たことある人が入っていてワクワクが増していき、
とうとうこの日を迎えるに至ったというわけ。

休憩無しの2時間強。
前説の人が舞台上で「長いな…」と言ってましたが、
いやいや~、アンドレの休憩10分ありの3時間超えに比べたら…ぜんぜん(笑

でも観てみたら、
2時間しかなかったようには思えない内容だったのです。

以下、まずは全体的な感想。
内容に触れます。


↓ ネタバレ注意! (長文です)


大戦が終結し、平穏を取り戻した国。
…ですが、市外ではテロリズムや暴動がやんでいないのが現状。

都市部の新聞社に勤めていた女記者は、
捻じ曲げられた報道を行なう現状に嫌気がさし、退職を選択。
フリーの戦場カメラマンとして真実をカメラにおさめようとしています。

戦地で彼女が出会った男が、ガープ。
身の丈ほどある大盾を背負い屈曲な身体を持ち、
戦地に居るのに「死ぬ」ことと「殺す」ことを忌み嫌う変わった男。
ぶっきらぼうなフリをしているが実は優しい彼に、興味を示す女記者。

そこへ現れる明朗快活な少年、ホルス。
彼は民から「神の子」と呼ばれ、
怒りや悲しみ、憎しみ等のネガティブな情を持たない存在です。

行動を共にするうちに、温かい絆で結ばれていく3人を、
ホルスの父親である法王ユピテルと、
その側近メティスのつくりあげた「不死の軍(ストラルドブラグ)」が、
じりじりと追い詰めていくのでした…。


あらすじというか取っ掛かりは、以上。

メインはガープ達ですが、
そこにルクレチア政府軍の面々や、
テロリスト「コギトエルゴスム」のメンバーなどが関わっていき、
世界を作り上げています。

まー出てくる人たちの、カッコイイことカッコイイこと。
初演だとおじさんだったガープが今回、
まいくろ好みの太眉&渋顔イケメンになってました。
衣装もRPG全体的にファンタジーゲームっぽくて、ときめきです。
ただ、民衆である局長&セレスの服が現代服っぽいのに、
法王庁や軍人達がファンタジーっぽい衣装だったので、
舞台上で同居してるとなんか異空間に思えちゃって不思議な感じ。

ファイナルファンタジーというか、
ゲーム「Live A Live」が根幹にあるのかなぁ、と思いました。
魔王オルステッドとか言ってたし。

後味は悪くないけど、あまりスカッとしないラスト。
結果よりもその過程を楽しむストーリー展開です。
出てくる人たちの背負っている思いとか、過去とかがにじみ出ています。
ちょっと、ひとりひとりを観たりない感じ。
時間が許せば2回観ても良かったかなぁ~と思いました。



ストラルドブラグという存在について考えているうち、
最近話題になっている、臓器移植法についてちょっと移行しちゃったり。
「脳死は人の死か?」ってヤツです。
法律が変わって、脳死者本人の意思がなくても、
家族の同意で臓器移植のドナーになれるんですよね…確か。

タイトルにもなっている「ストラルドブラグ」とは、死なない兵のこと。
人為的に作り出された存在です。
ただ、死なないというのは、肉体的な話。
ある人間が投薬によってストラルドブラグになっても、
最初に致命傷を受けて力尽きた時に、
相手の怒りや殺意に反応して攻撃を繰り返すだけの傀儡…
いわゆるただの兵器となってしまうようです。

作中でガープがストラルドブラグについて以下のように言っています。
「だが、生きているといえるか?」と。
身体は動いている。だけど、意識はどうだろう。
ストラルドブラグという存在は、ほんとうに不死なのでしょうか。

死にはたくさんの形があると思います。
まず、肉体が滅んだ時。
ほかにも、自分の意思をまったく表現できなくなったとき。
相手になんら影響を及ぼせなくなった時。
そして、人々の記憶から忘れ去られた時、なども死んだと表現します。

作中では、多くのキャラクターがストラルドブラグになってしまうのですが、
彼らは生きているのか、死んでいるのか。
ラストシーンでそのヒントが打ち出されているような気がしましたが、
そことはちょっと別の場所で超展開があったので(だって魔神って何事…)、
結論ははっきり出せないでいます。

ストラルドブラグは生きているとは言えない、だけど死んではいない。
矛盾しているようですが、自分の中ではコレが一番結論に近い表現なのかな。

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