『BARAGA-鬼Ki』 ネタバレ雑感

今日は「うぬぼれ刑事」録画したのをまとめて見たり、
買ったままにしてる漫画もろもろを読破したりするため、
もう昼間は完全インドア。
日が落ちて涼しくなったら出かけようっと。
まいくろです。

『ストラルドブラグ』またまたキャスト発表してますね。
この間見てきた『BARAGA-鬼Ki-』の土方役の人が出るみたいです。
佇まいと声が格好よかったのです。
(顔は席が近くなかったので良く見えてない・汗)


拍手・メッセージありがとうございます。


お褒めの言葉、ありがとうございます。
彼女の魅力が少しでも表現できれば…と思ってたものなので、
そう言っていただけると、ものすごーく元気がでます。
わぁい、キャッ党忍伝知ってる人が居た!
自分の周りの人はほとんど「?」って感じだったので嬉しいです。
このブログに書いてあることですから、
関係なくなんてないですよ~ (*´∀`)
ちょっとしたことでも触れてもらえて、むしろ嬉しいです。



ほんとだ、ついにキューブリック長宗我部芝居が高知公演だ!
東京でもまたやってくれるみたいですね。
うおー、また観に行っちゃうかも。
情報ありがとうございます!




さて、京都公演も今日で終了な『BARAGA-鬼Ki 再演』ネタバレ雑感。

シアタークリエver『GARNET OPERA』で長宗我部元親を演じた、
春見さんが出るので観にいこうと狙ってた作品。


自分の新撰組知識は、
教科書&「るろうに剣心」、アンドレの『堕天』『神殿』『遅咲きの蒼』。
偏りまくってるうえに隊士数名(井上・藤堂)の情報がまるで頭に無いという、
トンデモ脳で観てきました。
パンフレットに歴史上の新撰組情報載ってたし、
作中でも基礎的な知識さえあれば大丈夫でした。



↓ ネタバレ注意!


池田屋騒動から五稜郭までの、
土方と新撰組の生き様を描いたお話でした。

倒幕の意志を隠し持って京に上って参謀として入隊する伊東甲子太郎、
薩長同盟を経て動き出す新政府軍(大久保&桂)、そして新撰組。
そこに、盗人の「お嬢」とその友人「弥太」、
会津藩御庭番「お紋」が絡んできます。
新撰組に入隊すれば武士になれる…と信じ入隊を望むお嬢。
「最後の武士(サムライ)」と呼ばれることとなる土方歳三、
彼をはじめ新撰組の面々との出会いを経て、
彼女は武士の生き様を知る事になります。


土方とお嬢を結ぶ縁は「多摩のバラガキ(悪童)」。
年齢こそ差はあれど、2人は同郷。
同じような生き方をしてきたのです。
五稜郭に、討ち死に覚悟でやってきたお嬢に、
「お前は生きてくれ、そうすれば多摩のバラガキは永遠に生き続ける」
ってなことを土方が言うのです。
新政府軍の大久保&桂をも震撼させたサムライ土方。
その土方が最後まで持ち続けていたバラガキという一面。
だんだんと赤に染まっていく舞台上、そこで延々と斬り続けるサムライ土方。
「バラガキ」をお嬢に託して、
鬼の副長として最後の戦に臨む姿、ほんとカッコイイんです。


そんな鬼の副長土方歳三ですが、
プライベートは案外ヌケてることも多いのです。
スリのお嬢にサイフをスられて「秘密だ」と永倉達に口止めするのですが、
屯所でうっかりばれそうになって誤魔化そうとしたり。
こっそり俳句をたしなんでいるのですが、それを指摘されてテレ不貞腐れたり。
近藤さんとの関係も、いつも真面目なのに時々はじけて面白い。
武士の地位を貰ってふたりではしゃぐ姿は、爆笑モノです。
メルヘンな曲とともにクルクルまわってた(笑

局長の近藤さん。
あの写真から出て来たの!? ってくらい容貌がそっくりで、まずビックリ。
難しいことは考えてないフリですが、
何よりも新撰組を生かすことだけを考えています。
笑い顔がとっても豪快で、不思議なカリスマ性を持っています。
斬首演出の倒れっぷりが本物みたいでした(本物の斬首なんて見たことないけど)。

初期のヤマ場は伊東甲子太郎がつくります。
裏になんかありますよ的な空気をプンプンと纏って現れます。
こういうインテリ+腹黒キャラクターは大好き。(物語の登場人物として)
進行上仕方がないのですけど、
自分の企みをペラペラ喋っちゃうところがなんか憎めない(笑
討たれる時は、血反吐はいてるんじゃないかってくらいのリアル声でした。

伊東甲子太郎を尊敬し、新撰組を紹介した藤堂平助。
「伊東先生&平助の、幕末用語講座(勝手に命名)」はとても役に立ちました。
平助があまりにも知識がなさ過ぎて、
キレた伊東先生にパンチくらって吹っ飛ぶ時が、オモシロすぎ(笑
新撰組分裂の際には、尊敬する伊東先生に付き従い、
伊東が新撰組に粛清された後に彼も死を選びます。
士道の意味が良く分からなかった彼が、
最後の最後に「コレが士道なんだ」と知るのがちょっと切ないですね。

平助と最後の戦いをした沖田総司。
労咳(ろうがい)を患っています。ちゃんと血糊使うの。すごいや。
平助は、屯所で沖田にいつも剣の稽古をつけてもらっていました。
「またやりましょうね、次は負けませんから」と言った平助との約束が、
こんな形で果たされることになるとは。
この2人の友情っていうか繋がりがちょっと泣けました。
自分で斬ったんだけど、平助にすがりついて名前呼び続ける沖田が悲しいです。


…さて、この『BARAGA-鬼Ki』。
チラシ画像などを見て、勝手にシリアス一直線芝居だと思って行ったのです。
大筋は真面目なのですが、ところどころで笑えるんですよねぇ。
永倉新八と原田左之助はもはや常に漫才状態。
ボケとツッコミが常に入れ替わる愉快なコンビ。
左之助は戦中で死んだ描写があったけど、
永倉は生存するから終盤出番少なくて寂しいですね。

斉藤一も、最初はネクラっていうかストイックな感じだったのに、
いつの間にかはじけてきて最終的には「はじめちゃん」呼ばわりされたり。
舞台端で、木刀を縦笛にみたててピーヒョロしてるのが可愛かったです。
会津を守って欲しい、という土方の気持ちを受け止める彼もサムライ。


舞台オリジナルキャラだと思われる「お嬢」「弥太」「お紋」。
お嬢がカーテンコールで羽織着てて、嬉しかったです。
ちょっと間違っちゃった感じの忍び風衣装が可愛すぎ。
時々、昔のオリラジ風ポーズ。
彼女と土方を繋ぐものが恋愛じゃなかったことが好ましかったですね。
男女が居たらすぐ恋愛に発展! って展開は個人的に好きじゃないのです。
彼女のスリとしての技術が、端々で役に立ちました。

弥太は、最初は小うるさいオコチャマでした。
伊東先生の策略を防ぐ為、
土方が苦肉の策で目の前にいた弥太を「近藤さんの養子です」と言ってしまい、
ウソから出たマコトってことでそのまま新撰組隊士として戦にも出ます。
彼が強くなった描写が少なかったのか、私が拾い損ねたのか…
「こんな子ども足手まといになるだろうに」と思ってしまった自分も居たり。
教育役を押し付けられた、新撰組の井上源三郎との、
「うるせー、ジジイ!」→「私はジジイではない!」ってやりとりが微笑ましい。
源三郎はもうね、立ったフラグを見事に消化しちゃってて ヽ(TдT)ノ

新撰組はじまりの地、会津。
そこの御庭番(藩主お抱えの忍?)であるお紋。
着物を着崩してるわけでもないのに、なんかセクシーでして。
それゆえに弥太に「誰あのオバサン?」って言われた時の、
ピシャーン! って演出が面白かったなぁ。
年齢はたぶん27~32歳ってな微妙なところを希望。
彼女は諜報系ですが、武人としての実力も十分。
一度桂小五郎と手合わせしたい、と言っています。
桂と戦うことが出来なくなったお紋は、物語後半に土方と刃を交えることに。
新しい時代に生き残ろうとしていた彼女は、
「あなたも旧時代の亡霊だ」てなことを言われ、歴史の闇に消えます。
旧時代の遺物である刀を手にしたまま、
新時代の象徴たる銃弾の雨の中シャウトする彼女が、滑稽で哀れですがキレイ。

新政府軍の2人、大久保一蔵(利通)と桂小五郎。
薩摩出身の大久保は訛りが酷すぎて、
もはや何を言ってるか分からなくなってしまう場面すらありました(笑
彼は、強い訛りで本音を隠す男。
だいたい幕末モノだと薩摩藩は西郷隆盛が出張ってくることが多いので新鮮でした。
桂は敵方とはいえ新撰組の実力を評価しています。
戊辰戦争でも、なるべくなら死者を少なくしたいと画策する男。
新撰組を認めているからなおのこと、
戦死者は少なくしても新撰組殲滅は確実にしておきたかったんだろうなぁ。

新撰組側が主人公だから余計なのですが、
新政府軍側は狡猾であくどい印象を受けがちです。
鬼と呼ばれた、最後のサムライ土方歳三。
ですが、旧いものを壊す新政府軍の面々も、また鬼でありました。



前説は脚本・演出のキタムラ氏が放送。
はっきりと記憶していないのですが、
「(上演中のマナー違反行為)などは切腹申しつけます」的な発言が、
局中法度っぽくて、雰囲気を匂わしていて、楽しい。
アンドレも、たまには事務放送じゃなくて、
こういうオモシロ前説やって欲しいなぁとか考えたり。

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(画像は7年前に描いたものです)