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『FANTASISTA』役別雑感その2

アンドレ稽古場日記に、ドレメンの終演挨拶が出ています。
『PANDORA'S BY ME』、制作さんめちゃくちゃイイ働きっぷりですよね。
写真は、パンフレットの写真みたいです。

ってか、ここに来て大橋さんが演じたキャリーのフルネームが発覚。
いつか、客演さん達の終演挨拶も載るのかなぁ…


客演といえば、
ヘイワード谷口さんのブログにて、
本命くんとヘイワードのツーショット発見(*´∀`)
ゴージャスな組み合わせ。
まいくろです。


さて、『FANTASISTA』役別雑感、残り全部UPです。
(ミカエル・黒服・ハット・使者・モーリス・アリサ・カイン)



↓ ネタバレ&長文注意!





>ミカエル@内田あや香さん
大天使。
自由奔放な黒服に困惑気味。
「どう転がるか分からないから、面白い」が、理解できないって感じです。
人間に対してはビジネスライクってわけじゃないんだけど、
そこまでして引っかきまわさなくてもいいよね…ってスタンスなのかなぁ。
戯曲でもDVDでも今回の観劇でも、
自分、いまいちミカエルの気持ちが分からないのですよ…。
「あなたにも、出来ないことがあるのですね」ってセリフ。
ギャグシーンに紛れさせて、実は深いこと言ってるのかもしれない。

内田さんってプロフィール見たらめっちゃ若いんですね!
それであの高貴さが出てたってすごいな。
サッカーボールを持ってる大天使、って画がなんかシュールでした。



>黒服@村田雅和さん
神様という存在らしいです。
どうやら、世界に退屈しているそうで。
「メフィスト」のシステムは、
黒服にとっては、賭けみたいなものなんでしょうか。
予想を超えた事をしてくれるカインを、ひいては人間たちを、
黒服は黒服なりに愛でているような感じです。
苦しめたいんじゃなくて、乗り越えてくれる事を期待して、試練を与えてる。

カインに胸倉つかまれたあとの「肝に、銘じときます」ってのがね。
ココだけ真面目。神様として対応してるなって思いました。
黒服は今までに何回「メフィスト」システムを使ってきたのでしょう。
何回かあったとしても、
ここまで自分に向かってきたメフィストは居なかったんだろうなぁ。



>ハット@塚本拓弥さん
平和祭の劇に参加する役者。役どころは斬られ役。
初登場のシーンが面白すぎです。
「ぐびぐび」って自分で発音しちゃうのか!(笑
千秋楽では、カインのダメ出しタイムにて、
「ディ○ニー入国禁止」を言い渡されておりました。
カインの声は聞こえないはずなのに硬直しちゃったハット…
ディズ○ー、好きなんでしょうねー。
(ダンサーさん達のブログを読んだら、ディズニー好きって記述がありました)

実は、ハットは黒服が化けた姿。
天使に「楽しんでる?」って聞きにくるところ。
ちゃんとハットが隠れたところから、黒服は出てくるんですね。
泣いたり笑ったりするのは、少なくとも 退屈 ではない。
…楽しんでるかどうかは、別ですが。

『NEW WORLD』を先に観たのですが、
同じ人!? ってくらいスタイルが変わっています。
なんかね、ハットは…短足気味に見えました…



>使者@福田真夕さん
天使ちゃん。
平和祭の前夜に彫刻家カインのもとに現れて、
「あと10分であなたは死ぬ」と告げます。
10分でどう心の準備しろってのよ、と思ってしまうのですが、
死んだあとになって「はい終了~☆」よりは優しいのかなぁ…。

死が近い人に、姿が見えてしまう存在。
声だけ聞こえるってパターンはどういう時なんだろ?
思いが通じたとか?
預言者がお告げを受ける時みたいな状態なんですかね。
それとも、天使ちゃんの心が、その人間に寄りそってるのかな。

メフィストとペアを組んで、下界でアシスト。
メフィストが人の身体を借りたり、姿を現したりするのには、
彼女がその意思をもって手帳に書き込まなければダメみたい。
だから、たった一度だけのアレを使うときの彼女の動きも気にしてました。
この時点の彼女は、かなりカインとアリサに肩入れしてましたから。

最初は能天気に仕事として業務をこなしてるんですけどね。
人間の生き方を見てるうちにドンドンひきこまれちゃう。
カインが泣かない代わりに、彼女が泣いてるように見えました。

ラストのラストで、「使者」から「天使」らしくなったな~って思いました。



>モーリス@佐久間祐人さん
力も無い、お金も無い、空気も読めない、
ナイナイばっかできりが無い、全身突っ込みどころだらけの男。
そんな自分を変えたいと思い、平和祭の役者を志願します。
(カインのニケ像が発表されるはずだった平和祭の時には、
 出演予定はなかったみたいですね)

「彼女の笑顔を見ることです」
モーリスが恋をしたのは、海辺に流れ着いた女神。
カインが造った、ニケ像です。
ニケ像のモデルはアリサ。
職場でニケ像そっくりのアリサと出会い、アリサに魅かれます。
だけど、女神像は笑っているのにアリサは恋人を失って泣きっぱなし。
どうにかしてアリサに笑って欲しい、というのがモーリスの本当の願い。
ラスト、心からの彼女の笑顔を見れたモーリスの表情が大好きでした。
一度目に観た回では、至上の喜びと感動とが無い混ぜになった表情。
神々しいものを見たように、うち震えてました。
千秋楽では、晴れ晴れと一緒に笑ってました。

「ここはお前(モーリス)が変わるチャンスなんだ」という
メフィストの言葉を自分に対する励ましととらずに、
カインの存在をアリサに伝えるチャンスにしようとするモーリス。
優しい男なんです。不器用ですけど。
もうちょっと「僕なんて…」を控えて、
見た目小奇麗にすれば何とかなりそうです。

モーリスとメフィストとの掛け合いがほんと楽しい。
愛あるイジリっていうか…サイ○バって、砂はくの?(笑
「山の高さ、見せてください」ってなところで始まる、
モーリスvsメフィストのリフティング対決。
千秋楽はモーリスなんと19回。
負けを知らない&負けを認めない(この表現ホント似合う)メフィストは…
自己新記録更新でした!!
劇場内全体で、メフィストのリフティング回数を数えるという一体感。

モーリス殺陣に挑戦! のシーン。
モーリスの、演劇に対する情熱の見せどころ。
最後にざっくりやられるのが本命くんです。
スポットライトにてらされてこちらを振り向くときの顔…すごい(笑
良顔変顔問わず、色々な顔を見たいのです。



>アリサ@田中良子さん
脚本家。彫刻家カイン・アラベルの恋人。
明日は最高の日になるといいね、言い合った次の日。
このような事になるなんて、誰も想像しなかった。

アリサね、カインを失って7年経ったけど泣くのです。
ごめんなさい、ごめんなさい、って泣くのです。
周りに気遣いをさせて「ごめんなさい」なのかな?
カインの恋人である自分の心、
これからも生きていかなければならない現実。
どこを向いて進めばいいのか? 進んでいいのか? 
…って、立ち止まってる感じ。

タキタに乗り移ったメフィストの
「迷惑になるのがイヤなら、最初からするな」で、吹っ切れます。
世界のところどころに感じる、大好きな人の気配とか。
アリサを大事に思う、周りの人たちの気持ちとか。
少しずつ少しずつ、アリサを癒します。
だけど最後の一手は、自分自身が決めなくちゃならない。
タキタを通じてアリサに渡ったニケ像の指輪を、ニケ像に返します。
ニケの首を愛しげにさするのが、凄く印象的。

カインの言葉ですが
「俺にとっては短くても、あいつにとっては7年だ」って。
カインの死体を確認できてないのが、残酷ですね。
そりゃ実際に死体を見ても、納得できない場合もあります。
だけど、見たのと見てないのでは天地の差が有ると思います。
「カインは死んだ」と彼女が口に出せるようになるまでに、
一体どれほどの年月がかかったのか。
頭では分かってる、という段階になるまでに、どれくらいかかったか。

休憩前のイメージシーン、下手側で観てると、泣き顔が見えないのです。
だけど肩を震わせてる後姿だけで、彼女の7年を感じさせてくれました。
良子さんはやっぱり凄いわ…



>カイン@西田大輔さん
稀代の彫刻家。平和祭で飾る勝利の女神像ニケをつくります。
平和祭の前夜、天使と出会い、自分が死ぬことを知ります。
神さまの予定通りに殺されるなんてたまるか! と、
ニケ像の首を持って(?)窓から海へ飛び込みます。

もう、まずここでグラグラきました。
「ここで死ぬわけにはいかねぇんだよ」っていうカインに。
何よりも心待ちにしている明日を目前に死ぬなんて、絶対イヤですよ。
最後の抵抗をするカイン。人は、運命に無力なんかじゃない。
…ここでまず、自分は号泣でした。

カインは「メフィスト」という立場から、
契約者のモーリスと一定以上の距離をおくことができません。
第一印象はダメダメだったモーリスの人柄を知って、
「こいつならアリサを幸せに出来るんじゃ?」と思うようになります。
そして、遠まわしながらもライバル宣言。
自分の代わりにアリサ幸せにしてやってくれ、じゃないところがね、
凄く、イイなぁ…って思いました。

本性をあらわしたシーザーから、アリサを救う場面。
自分が殺された時と同じシチュエーションにしたのが、皮肉なのかな。
これでもかってほど「ここにカインがいるぞ」を主張してます。

アリサの名前が天使ちゃんの手帳に載ったのを知って、
「アリサ!」って名前を叫んで走るカイン。
休憩前イメージシーンの、泣いてるアリサに歩み寄りたいカイン。
どれだけ彼女のことをを愛してるのか、どれだけ大事なのか。
それだけでわかるのです。
平和祭開催に向けて動くアリサに、なにかぼそっと呟いてるんですけど…
「がんばれ」かなぁ? 確認できませんでした。


西田さんが演じてるけど西田さんっぽくないと思ったのは、たぶん、
カインがはじめから素直に愛情を表現してるからなのだと思います。
あと、口数が多い事も珍しいですね。
あと、ボコボコにされるところも…新鮮かなぁ(^-^;
ラストの泣き顔には、グッと来てしまいました…。



戯曲読んでて、ストーリーわかってるんですけどね。
それでも心を打つんです。
だって真っ直ぐだから。
神様も、そう言ってましたよね。
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