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『FANTASISTA』役別雑感その1

アンドレ稽古場日記にて、
キャスト&ダンサー全員集合写真がUPされてます。
にやにやしちゃいますねぇ(*´∀`)
まいくろです。

『FANTASISTA』バージョンでは、役を残して写ってる人と、
全く面影無くおちゃらけてる人とが、ガッツリわかれてますね。
世界には二つの冒険があるのさ! って感じの本命くんは右端方面です。
『NEW WORLD』バージョンは、
みなさま基本的に役の雰囲気残して写ってますね。
…と思ったら、バル・ガードナー周辺がハンドパワー祭りしてます(笑
坊主頭を目印にしてるとなかなか見つからない本命くんは、
やっぱり右端方面です。


さて、『FANTASISTA』『NEW WORLD』の二作で構成された
『PANDORA'S BY ME』。

ネタバレ役別雑感、そろそろ書き残していきます。
とりあえず私情はさみまくりの観劇だった『FANTASISTA』から。

今日は『FANTASISTA』あらすじ&役別雑感その1。
(タキタ・ノキ・ローレン・ダマシッポス・シーザー・トーイ)


↓ ネタバレ&長文注意!


他国との戦が終結し、穏かな日々が戻ってきた、とある国。
記念の「平和祭」が開催されようとしています。
平和祭では女性脚本家アリサ作の劇が上演され、
そのラストには、
稀代の芸術家カイン・アラベル作の女神像「ニケ」が登場するそうです。
カインとアリサは恋人同士でもあり、
「平和祭」は彼らにとっても最高の日となる予定でした。

しかし、平和祭の前日。
カイン・アラベルは忽然と姿を消してしまいます。
同時に、彼の作ったニケ像も…

アトリエのある崖下から、血痕がでたことにより、
カインの死は決定的となり、悲しみに暮れるアリサ。


そんなアリサを見つめるカイン。
「俺は、死んだのか…」
生き返る方法を求めるカインに、黒服に身をつつんだ男が語りかけます。
「方法は有る。ひとつだけ」

その男曰く、堕天使メフィストとして地上に舞い降り、
最初に出会った人間と契約を交わして、その人間の望みを叶えろとのこと。
世界に退屈している「神様」を楽しませることができれば、
「神様」はカインの生き返りを約束してくれるそうです。

地上に降りたカイン改めメフィスト。
しかし、メフィストが最初に出会った人間モーリスは、
なにをやってもダメな、さえない男で…

カインは生き返って、アリサを抱きしめることできるのでしょうか?
そして、カインの造ったニケ像の行方は?

 ―お前は幸せになる。だから、泣くなよ。

来るはずだった明日を探した、天使と堕天使の物語。



可動式の台とはしごを用いて、場面転換します。
『The Tempest』の本棚みたいに動きます。
はしごを動かす時に隠れて舞台上を去ったり、
逆にそのカゲから出てきたり。神出鬼没感をだすのにうってつけ。
道が輪のようになってる時が、なんとなく天界の雰囲気です。

作品内の天使ちゃん曰く、
人間は死んだら、神様に会う為に羽根を持って歩き続けるのだそうです。
死んでもなお歩き続けるのか…。と、カインと同じ感想を持ちました。
だって、生きてても歩き続けるんですよね。
イメージシーンで天使(ダンサー)が登場人物たちに差し出した羽根を見て、
生きるのと死ぬのは本当にちょっとした世界のズレなのかもしれない…
とか、考えてました。

出てくる人間達は基本的に「ふつうの人々」なんですよね。
特殊な能力も無い人間達だから、
誰かが誰かの傷を癒して、誰かが誰かの傷をえぐって、
悲しみや苦しみを乗り越えていく。
「退屈だ」、「ここは悲劇の世界だ」と背を向けずに、
「世界は、まだこんなに面白いんだ」と前を向いて歩くこと。
関わりあうこと が、人として生きることなんだろうな。

物語の中心人物カインに、するっと感情移入できる作品。
なんかね、私がアンドレを知った頃より前の作品だからかもしれないんですが。
西田さんが演じてるんだけど西田さんっぽくないというか。



以下、役別雑感。




>タキタ@窪寺昭さん
平和祭のプロデューサー。
「サイコー」が口癖。
アリサとカインを引き合わせたのも、彼。
いつものように、
「今日は3人で食事でもいっちゃおっか?」みたいなノリだったのでしょう。
タキタは、基本的にずっと喋ってます(笑
お調子者ですけど、タキタなりに場を和ませようとしてるみたいです。

平和祭を妨害しようとする輩が舞台装置を壊しても、
なるべくアリサには秘密にしていました。
無用な心配はこれ以上させたくない。
しっかり防波堤になってくれる、頼れる人です。

ダマシッポスなくては劇の上演はできないようで、
プロデューサーのタキタは媚び媚びです。
ダマシッポスが入り口に頭をぶつけてしまい、タキタがスタッフに
「ここ、(ダマシッポスにあわせて)高くしといて!」と命じるシーン。
千秋楽では、「ここ、もっと低くしといて!」って命じてました。
本音だ、本音が出たッ(笑



>ノキ@中川えりかさん
タキタの妻。
仕事漬けで何日も自宅を空ける夫タキタに、
愛妻弁当を持ってきてくれます(*´∀`)
もともとアリサとは友人どうしだったのかなぁって思いました。
アリサは呼び捨てでカインは「カイン君」と呼ぶことと、
アリサへの話し方の印象から想像しただけなので、
特に明確な根拠は無し。

「人はね、忘れるの。だけど悪いことじゃない、形を変えるだけ」
ってなことを言うんです。
過去を忘れるのは罪だ、という気持ちが強いです。
それを救ってくれる言葉。
ただこの言葉は使うタイミングが難しいですよね。
暦の進みが1年だろうが7年だろうが、
遺された人の心の時間の進み方は人それぞれですから。
ノキがアリサに言うから、ここは響くんだなぁって思いました。



>ローレン@加藤靖久さん
美術監督。口数少なめ。
トーイ曰く、7年前よりはお喋りになったそうですが…

毎晩のように忍び込んで練習いたモーリスを知っていました。
つまり彼も会場(稽古場?)に毎晩のようにつめてたってことで。
自分が納得行くまで舞台装置を整えたいけど、
仲間を巻き込んでまで残業するのはしのびないって感じかな?
なんにせよ、仕事人です。縁の下の力持ち。
加藤さんって…背中で語りますね…

「アリサが戻ってくるなら、やる」と現場復帰。
アリサに対してどーこー思ってるとかじゃなく、
純粋に力になりたいというか…うーん、
乗り越えようとしてるアリサに彼が背中を押された、って感じがしました。



>ダマシッポス@村田洋二郎さん
平和祭の劇で、主役を演じる役者。
アイドル上がりというか…第一印象がそんな感じ。
ダンサー役のダンサーさん達(←ややこしい)が、
ダマシッポスを羨望の眼差しで見ていました。

セリフのところどころに入る「ふふっ☆」「えへっ☆」が、
そこはかとなくイラッとさせてくれます。
セリフはまぁいいとして(←よくないけど)、殺陣はほんと酷いです。
だって内股で腰が引けてて、斬ってる! って感じじゃない。
斬られ役のモーリスたちが、
「ほら、ココで斬って!」って配慮してるレベルですよ(笑
洋二郎さん自身は殺陣が上手いのわかりきってるから、より面白い。
陰ではかなりオレ様みたいです。ヤンキー風味。

千秋楽は『NEW WORLD』ドンの格好で登場。
タキタに演技させて、しかもそれを貶すという、超オレ様ダマシッポスでした。
アリサ曰く「(ダマシッポスじゃなく)タキタにしとけばよかった」とのこと(笑
いつもは「イメージが違うわね」くらいだったのに、アリサもやってくれました。



>シーザー@谷口賢志さん
カインが死んで7年後に行なわれる平和祭で、
ニケ像を制作することになった彫刻家。

カインの部屋にあったニケ像は、彼が持ち去ったみたいです。
だけど、そのニケ像には首が無かった。
「最後のパーツは恋人のアリサに託したに違いない」と思ったシーザーは、
カイン亡き後のアリサに近づき、完全なニケ像を手に入れようとします。

いやぁ、ほんとクライマックスのシーザーはすごかった。
アリサの手をとって笑顔で頬擦りですよ、頬擦り!
彼も彫刻家ですから、
ニケの首が無くてもアリサがモデルだって気付いてるんです、きっと。
だけどシーザーはニケ像が好きなわけで、
アリサについては「ニケと同じ体つきの女」ぐらいの感じなのかも。
(だって、アリサが泣き出したときもトーイのほうが先に気付いたし…)

あまりにもシーザーがHENTAI風味だったので、
目撃者は消す…って意味で放った、
「生きていてもらうわけにはいかないだろう、私のニケになる為には」
ってセリフを誤解しそうになりました。
お前も蝋人形にしてやろうか~ 的な。
実際にシーザーが完全体ニケ像を手に入れちゃったら、
夜な夜なシーザーの部屋から不気味な笑い声がしてきそう ( ;゚Д゚)ヒィー 

こんなこと書いてますけど、
まいくろは谷口さんのシーザーめちゃくちゃ好きです。
紳士的振る舞いでカッコイイのに壊れてるとか…ゾクゾクします。
2004年ver,八巻さんの知的陰謀家シーザーとは、
また少し色合いの違うシーザーです。



>トーイ@椎名鯛造さん
フルネームは、フェルナン・トーイ。
カインの元弟子。カインも彼の才能を高くかっていました。
カイン亡き後は、シーザーに師事。

ローレン曰く、7年前はもっと明るい子だったようです。
今はあまり人と関わりたくないみたいです。
目線も、下向き。
それは、彼が犯した罪のせい。
シーザーに取り込まれたっていうか、弱み握られ状態です。
もちろんその選択したのは他でもなくトーイなのですが、
当時の彼はかなり若くて野心にあふれてて、
先を見すえてなかったんだろうな~。

メフィストに乗り移られたときの俺様っぷりが面白かったです。
モーリスを容赦なく侮蔑するときとか。
そのあと、意識が戻る瞬間の演技が見モノでした。
口元が、カコッて感じ。

とりあえずトーイはあの後どうなったのやら…
シーザーとしてもあのまま放置ってわけにはならないだろうなぁ。



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