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『THE RUN&HIDE&SEEK(2010)』ネタバレ雑感

昨日で、WS卒業公演も幕が下りてしまいました。
みなさま、おつかれさまでした。

結局、会社を早退して目白に向かうことも出来ず、
『GOOD-BYE JOURNEY』は観れずじまい。
ダンスでの「あのふたり」はジャーニーでは誰と誰? とか、
まさかの性別逆転な、あの役はどうなったのか? とか。
終演挨拶で、少しでもヒントが見れたら良いなと願いつつ…
まいくろです。


拍手、情報ありがとうございます。
『GARNET OPERA』クリエバージョン、炎の中の信長セリフ、
信長を演じたご本人が自身のブログに掲載してくれていました。
その言葉について、嬉しいことが書いてあります。
それが聞きたかった!
だから、役はいろいろな人に演じてもらえるのが楽しい、と思うのです。


さて、話を戻します。
第五期WS卒業公演『THE RUN&HIDE&SEEK』のネタバレ雑感。
観たのは『Re:ALICE』のが先ですが、
こっちを清書しないと『Re:ALICE』の清書がいつまで経っても進まない…!



↓ ネタバレ注意!





省吾郎がひたすら突っ走ってくれてるので、
彼目線で観ていた自分はあまり気付いてなかったのですが。
作品の展開としては、実はテンポ遅いんだなコレ、って思いました。
ふりかえる話だから、それはそれで当然っちゃあ当然か。

彼らの夏の終わりは、青春との決別、大人になること。
だけどいつでも振り返って愛でることのできる、優しい別れ。

楽しいシーンは、競りのシーン。
目白ではどう演出するんだろうと思ったら、グルグルシーンになりにけり。
梅山と探幽の間、市井の人々の動きも面白くて、目がはなせません。
それと、忘れちゃいけない「もういいよ!」と「まぁーだだよ!」。
どちらもグッと来るところ。笑顔がキラキラしてて大好き。
本気で遊んで、生きている。


以下、思い入れが激しくなってドンドン長くなっていった役別雑感。


>彩恵
今期WS生の中で、もっとも自分が「今風の顔」だと思ったのが彼女。
和モノに出演です。おおっ、意外な感じ。
オープニングの「まぁだだよ」でヤラれました。
ちゃんと花魁になってます。
仲間と一緒に居るときにトラブルが起きると、仲間を庇ってました。
面倒見がいい子なんですね。

本公演のとき、彩恵が実際幾つくらいの娘なのかよく分からんかったのです。
「姉であり妹であり女だった」だから、まぁ同年代なんだろなとは思ってました。
今回は、彼女の雰囲気のせいか、年齢に具体性が出てますね。
本公演の良子さんの時は、
菱川友竹よりもちょっとだけお姉さんなのかな? って思ってました。

コワレてしまった時、お酒をこぼしてしまって、あたふた。
床にこぼれそうになったお酒もすくって飲み干すあたりの演技に、
妙な色気がありました。
友竹の言葉で戻ってくるあたりの目の動き、千秋楽ではどうなったかな。
観てみたかったです。
「一番辛いのは、菱川だよ」って。彩恵さんもつらいのにねぇ。


>雪彌
雪彌が友竹を好きになったところが、わりと分かりやすい感じでした。
リサ(2008)、レナ(2009)、雪彌(2010)と、直球ヒロインな彼女。
今回は、菱川と一緒にヒシーズブートキャンプもどきを踊る(?)一面も。
オープニングの、かくれんぼの鬼になっている彼女。
いいかんじに感情読み取れない感じで、BGMとマッチしてました。

劇中で何度か見る、不安げな表情がかわいらしい。
ラストの省吾郎の言葉が生きてきます。

彩恵 ← 友竹 ← 雪彌 ← 省吾郎 の一方通行な恋心。
「お前まだ、友竹さんの事…」に返すところね、乙女でした。


>狩野探幽
狩野家の業(わざ)。勝手に、本公演ver加藤さん専用かと思ってました。
こっちでもやった! ∑(゚Д゚ )
…まさか第一期WS卒業公演からやってたのか?
気合入れる声と、筆の動きがバラバラで笑えました。
壊れたカラクリ人形か、と(笑
助手が必死に墨汁出してるのも面白かったなぁ。
初日は「スタバ~?」でしたけど、日替わりだったんでしょうか。

尻に敷かれる夫役を好演。
彼が千代に頭が上がらないのは、隠している事があるからかな。
はっちゃけ顔も良いですが、アンニュイな顔も結構イケてます。
菱川と友竹のどちらにするか悩むシーン。
子供を順番に並べるのが大人なんだなあって、なんとなく思いました。


>高城梅山
たかのしろばいざん、です。
今回は堀内(ほりのうち)じゃないのだ。
なぜなら、彼の苗字は時事ネタだから。
(これは 彼のパートナー、えりか のところで突っ込むことにしよう)

競り場面での成金っぷりから、ひきつけられます。
華のある人。時代の寵児ここにあり! な自信満々さが良いです。
だから値が釣りあがってきてからの、
しみったれた値の付け方(話し方含む)がより笑えます。

梅山って、イメージとしてはアル・カポネみたいな感じなんです。
春画で芸術の世界に一石を投じます。
まさに「需要があるものを、供給してるだけさ」って人。
本公演の梅山は黒っぽい感じでギラリとしてましたが、
今回の梅山は色鮮やか。いっそ毒々しいくらいにね。

春画の一斉摘発で一等罪。
友竹に別れを告げに来るときも、友竹が描く事をひたすら望んでいます。
恋する、じゃなくて、惚れる。
彼の梅山で、違いが垣間見えた気がします。

初日のふすま開けっ放しトラブル(?)も、笑いに変えてました。
そういう冷静さ&臨機応変な対応力、
舞台に立つ人に必要な力だなぁ~って思いました。
WS生の名前が公開された時、名前に見覚えあると思ったら…やはり。


>えりか
梅山の目付。秘書みたいな感じかな?
彼女の名前と、梅山の苗字がセットのネタです。
人呼んで女王様、沢尻エ○カ!
そして夫の自称ハイパーメディアクリエイター、○城剛!
キャスト表見て気付く人は気付いたのだろうけど、
私は作品中でえりかサマが出てくるまでまでモトネタに気付けませんでした…。
そういえば本公演バージョンでは、
堀内(ホリエ○ン)梅山と乙子(美人広報の名前を圧縮)でしたね。

ひたすらに女王様ですが、玉乃との関係は良好っぽいですね。
不遜な表情が、佐吉の仕打ちでくずれるのがちょっとだけ面白かったです。
あ、けしてイジワルな意味では無く。


>古蘭
姉御な感じがよく出てたと思います。
目線でね、婀娜っぽさを出そうとしてるのが感じられました。
佐吉を怒鳴りつけるあたりとか、迫力あったなー。
初日の後半で、ちょっとセリフを噛んでしまっていて、
このままじゃ梅山に迫力負けしちゃうよ! 負けるな! っ思ってたら、
ちゃんと次のセリフで体勢を立て直してきました。
声を張るシーンが多いので、のどにかなりの負担がかかってたと思うのです。
最終日まで、駆け抜けられたかな。

「誰が何と言っても、その絵の美人は私なんだからね」ってヤツ。
コレ名セリフだよなぁ…女心ですよ。


>狩野千代
『WHITE WHITE SCARECROW』のグリンダを演じた彼女。
その時と印象が全く違ったので、しばらく信じられませんでした(笑
あのカオスな街中喧嘩、一声で止めます。ビリビリしますね。
古蘭と同じく、声を張るシーンが多い人。

友竹にお仕置きビンタするシーン。
手の、シャキッとしたあたりがホントに女将さん、って感じ。
そうそう、ビンタといえば。
彼女が探幽を叩くシーンが何度かあるのですが、
雪彌探しの途中で ちゃんとしなさい! って感じに叩くのと、
後半の「狩野派が借りを返す番だ!」の暗転中に叩くのとで、
心情の違いがありありと。

「探すのがイヤだから、逃がさないことを選んだのさ」というくだり。
セリフ追加されてたような気がする…けど…ちょっと自信ないです。
彼女が、雪彌と探幽の会話を聞いて部屋に入ってきた瞬間に、
劇場内の空気が一変するのが感動的でした。


>幸之助
ほんとうに、ドラ息子を絵に描いたようなビジュアルで攻めてきました。
金髪ですよ、金髪。WS公式サイトの写真と、もう別人。
幸之助の部屋のふすま開けたら、奇抜な色使いの着物とか入ってそうだな…
と、初登場の一瞬で想像しました(笑
三代目幸之助は。芸術よりも食べ物よりも、色気…かな。
二代目は食い気優先って感じでしたが、初代はどうだったんでしょうね。

休憩前のイメージシーンが無かった(そもそも休憩が無い)ので、
自分の画力について苦悩する幸之助は観れませんでした。
その分、雪彌の出自をバラす際に出てきたときに、
腐った感じを全身に纏って登場。表現してくれました。


>美鈴
幸之助のカノジョ。のちに妻になります。愛称は、みっちゃん。
友竹のところに、幸之助とともに陣中見舞い。
さすが幸之助のカノジョだよなぁと思わせる、イイ性格してます(笑
友竹「みっちゃん、アイツ(雪彌に)惚れてたよ」 → ビンタ の流れは、
清々しいほどの全力っぷりでした。

『WHITE WHITE SCARECROW』の少女役やってたのですね。
その時は、彼女の発声のカワイさに気付けなかったです…悔しいなぁ。


>玉乃
梅山の奥さん。
友竹に「絵」を描く事を強いる梅山。
その横で友竹にごめんなさいね、と言う所は、母性がありました。
彼女の言い方ひとつで、
友竹と彼女(とその夫である梅山)の年齢差が決まってしまうのかもしれない。

「きっと、夏だったから」というセリフ。
言う前に、ふっと微笑んだのが印象に残っています。


>佐吉
古蘭の弟子…といっていいのかな? 
うぉーたあぁ! のシーンはどうするのかな~と思ってたら、
祭りの乱闘騒ぎリバイバルでした。
スローモーションでも、金はしっかり持って帰る梅山。

菱川と佐吉の関係って、ちょっと面白いですよね。
このふたり、菱川が出奔しなければ人生ここまで交わらなかったかと。
でも菱川は佐吉に「つくるということは、道を選ぶという事だ」って言うんです。
いつか時間が流れて、彼にもその時が来るって、教えてるのかな。
もうちょっと詳しく、彼らのやり取りを観たかったかも。


>椿
立場としては、彩恵の同僚になるのかな。
競りの乱闘騒ぎの時だったか…なんかやたら強かった印象があるのですが(笑
省吾郎とのからみも、楽しいのです。

コワレた彩恵さんをかくまっています。
「ちゃんと描くんだよ」でしたっけ。
友竹に言う時の目力、よかったと思います。


>友竹
友竹が玉乃を連れて外に出るシーンがあります。
二人はある場所に着いて、
ここは思い出の場所なの? ってなことを玉乃が友竹に聞きます。
今回も、本公演でも、友竹は「いえ…ただ、景色を」って答えてました。
2007年の本公演を観た時、友竹の言葉を聞いてもなお、
あれはかつて隠れ家があった場所なのかなって頑なに思っていました。
今回の公演を観たときに、やっとそうじゃないことに気付きました。

前半に見られる、少年から語り手への移行。
隠れ家に来た幸之助たちの声を聞いて、
筆をプルプルさせつつ静かに怒ってるところ。
「それでも描けない」と、みっともなく丸まって苦悩するところ。
彼は本当に成長してきたなって思いました。
初めて観たのは『Re:ALICE(2008)』。
『WHITE WHITE SCARECROW(2009)』を経て、
表情が細かくなった気がします。


>菱川
WS公式サイトで見た写真が本当にイイ人そうで、
彼が菱川って判明した時はちょっと意外でした。
そして舞台に立ってる姿を見たら、びっくり。
実はなにやら含んだ顔してるんですよ。
背も高くてね~。省吾郎や友竹と並んでも、いい感じ。
(ひょろっとしてるから若干病弱フラグ立っちゃうけど、
 それは私が内容知ってるからしょうがないことです)
古蘭が「若いのにあの渋さが云々」って菱川を評するのですが、
たしかに渋いんです。不思議なものです。

自作春画を彩恵に見られた時、
マジで顔赤くなってた気がしましたが、まさか照明ではあるまい(笑
隠れ家に残された友竹の絵を見た時の表情は、もう一回観たかったな。

彩恵が最初に菱川のところに来なかった、ということもアレですが、
彩恵が出て行く時に菱川にだけ言い残した、という方が、
菱川としては重かったんじゃないかな…と思いました。


>省吾郎
省吾郎は田舎から出てきた、ちょっとどん臭い感じの男の子です。
今回のWS生、男の子がみんな見た感じ都会っ子フェイスでね。
誰が省吾郎をやるのかとドキドキでした。
プロフも顔写真なので、身長が分からないのです。
菱川や友竹よりも背のデカイ省吾郎も、
それはそれで面白いかも…と思いつつも、やっぱり小柄のほうがイイなぁって。

彼、並んでみると、確かに友竹と菱川よりは背が低いです。
立ち方のせいかな? 衣装(足首出し)パワーもあるかな?
舞台上では、実際よりもっと小柄に見えました。
VS菱川はどうするんだろ? と思ったら、スキをつかれていきなりピンチ(笑
ちくしょー、ちくしょー! と、もがく様が面白かったです。
「テヘッ」とか、「(雪彌へ拳を振り上げて)めっ! だぞ!」とか。
時代をちょっと間違ってる感じもしっかりやってくれてます。
(2007年本命くんは、ポクポクとナハナハでしたね、たしか)

「見てるだけで幸せです」「刺し違える覚悟で描いてください」
「オレは雪彌に惚れてます、その雪彌が惚れた男なんです!」
「お前がすぐ分かるところに、オレ、居るからさ!」
このあたりの言葉が、好きです。
というか初代のも二代目のも、省吾郎が言う全部の言葉が好き過ぎる。

一番、初代と言い方に差があった部分は、
オープニングの「もーう、いいかい?」連発の部分かなぁ。
劇場の大きさが違うので一概に言えませんが、
一回目の「もーう、いいかい?」で、
声を遠くに飛ばす度合い+目線 に、両者で解釈の差があったかな、と思いました。
あと雪彌とのかくれんぼの前のウロウロシーンでも表情が違った気が。



アンサンブルで、男女一名ずつ出てました。
男子は『Re:ALICE』にも出演してました。はっぴが似合うなぁ(笑
女子のほうは『Re:ALICE』には出演されてなかったので、
今回の彼女を観るのはこれが最初で最後ということに。
たしか、夜明けとともに街に降り立った省吾郎、のシーン。
彼女、なんか『DECADANCE II 』のユベールのプロポーズ的な動きをしていて。
…超、気になりました(笑


あの時代のあの街の空気を、またナマで、また少し違う色合いで味わえた。
これは、幸せなことです。

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Comment

[201]

>よしめぐさん

コメントありがとうございます。
ありゃぁ、行けなかったですか…
それは残念でしたね (  Tд)ノ(´;ω;`)
いつか、ショッパー稽古場日記に、
終演挨拶&キャストが出…出る…出して…もらいたい(笑

3月末という時期もあり、私も3作品コンプはできなかったです。
ジャンヌの役別雑感も書いてみたかったなぁ。

普通に話したら普通の人(笑
なんかこの言い方にハマりました。
ロビーで見かけた千代さんも、
礼儀正しい、しとやか姉さんでした(*´∀`)

[200]

WS公演、行けなかったんですよねー(´;ω;`)
誰がやったのかなーって思いながら読ませていただきましたっ!

グリンダ、普通に話したら普通の人でした(笑)

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