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『The Tempest』 ネタバレ感想

観にいく予定はまったく無いんですが、
アンドレ観劇の際、挟まってたチラシですっごい気になったものがあります。
諸星和己主演のミュージカル『死霊のはらわた』。
思いがけない繋がりっぷりに仰天しました。
かー君ね…好きだったさ…
意味も分からず、しゃかりきとか歌ってたさ。

まいくろです。
ちなみに、今も しゃかりき の意味がイマイチ分かりません。

拍手&コメントありがとうございます。
そういえば、『十三夜』例のオープニングシーンにシュリーも居ましたね。
オーシーノが「眠る前の一仕事」って言ってたから、
あのシーンは、そういうことだったのかなぁ~と思ってます。


今日は、『The Tempest』の全体ネタバレ感想です。



↓ ネタバレ注意!

女王が統治する時代。

稽古場では、シェイクスピアの『テンペスト』の稽古、真っ最中。
満を持しての新作です。
ベテラン役者フレースに加え、
シェイクスピアのライバルとも言われる劇作家マーローも役者として起用し、
話題性も上々。

しかし、奇才シェイクスピアの舞台です。
革新的な流さを誇る一幕二場、
禁じられていた「女優」の起用など、
波乱の種を含んでいて、一筋縄の作品ではなさそうです。


そんなシェイクスピア。
月の輝く夜になると、人目を避けて書物庫に通っています。
棚に収められた本を手当たり次第に広げ、
中から手紙を見つけては、読みふけっています。

「誰からの手紙だい?」

自分以外誰もいないはずなのに声をかけられ、驚くシェイクスピア。
書物庫で出会った女は、手紙の送り主を知っている、といいます。
手紙の主を知りたがる彼に、女は囁きます。

「想像すれば見えるはず」
「私の願いと引き換えに、アンタの四幕を見せてあげる」

彼女の願いは、「最後のセリフを盗む」こと。
シェイクスピアの描いた、嵐の物語。




てなわけでネタバレ感想、行きます。


今回の作品『The Tempest』は、
戯曲『テンペスト』と、
シェイクスピア(ウィル)の心に吹き荒れた『嵐』が交じり合う構成。
繋がりを思考しながら観てたので、体感時間はこちらの方が長かったですね。

『嵐』の根底にあるのは、ウィルと、その妻アンの愛憎劇。
見事にすれ違っちゃってるところがなんかね、もうね…。
だから、はっきり言葉にしなさい!
受け取るほうも、素直に聞きなさい! って感じでして。
もっと早い段階でみっともないところ見せてれば、
ここまでこじれなかったと思うんだよなぁ。
直情的に見えて、実は一番情がひねくれてるアンが好き。

最後のセリフを探している女、シーリーズ。
彼女が、シェイクスピアに『嵐』の続きを促します。
劇中で彼女は自分を『テンペスト』におけるエーリアルと重ねます。
そう、エーリアルは見えるバージョンと見えないバージョンが居るんです。
ウィルとの関係は、戯曲のエーリアルとプロスペローの関係とは違うんですけどね。

うーんと、よく「自分を見つめなおす」と言いますが、
その「自分を見つめてる自分」はどこにいるんだろう? って事かなぁ…と。


休憩前のイメージシーン。
まず、曲なんですけど。
本命くん、感涙モノじゃないか? と思ったわけです。
(2年近く前の事をはっきり覚えてる自分が、ちょっとキモチワルイ)

次に、登場人物たちの動き。
ウィルが描き出した世界、って感じです。
初回観劇はキレイだなぁって思って見てたんです。
それ以降の観劇では、危うすぎて儚すぎて鳥肌立ててました。
一番近くに居る人を、
一番に描き出しているウィルがあまりにも切なかったのです。

イメージシーンのラスト。
ウィルを奥の扉から覗いているプロスペロー、ワーズワース、シーリーズ。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」(byニーチェ)
…って感じですね。
劇は、演じてる けど、 偽り じゃないよーって、ふと思いました。

人生はロマンス。
「悲劇も喜劇も、どちらもあるんだ」
「祝福の愛だよ」
…全ては、これに尽きるよなぁ。


疑問点。
なによりもヘレーネ関係。
クリエッタ登場のところ、ウィルとヘレーネの会話シーン。
あの二人は本来、誰に会話を聞かせる予定だったのでしょう。
クリエッタが来るのはウィルの予想外だとおもったんですけど…実は予想内?

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