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『リバースヒストリカ』ネタバレ感想

さて、先週末は久々に友人と観劇でした。
いや、アンドレ以外だと、なかなか人と一緒に観ることが無くて…
まいくろです。

暇な時になんとなくふらふらと、
劇場サイトや観劇ブログなどをチラ見していたわけです。
んで、あらすじを見て「面白そう」と思った、 *pnish* の『リバースヒストリカ』という作品。
再演(実は再々演らしい)するとの事なので、
迷わずチケットゲットの準備をしていました。
友人(アンドレを教えてくれた人)にふとその事をメールしたら、
「私もそれ観に行くよ~」と。
…てなわけで、予定を合わせて、2人観劇です。

さてさて、こちらの *pnish* 。
まいくろにとって、お初にお目にかかります、な劇団。
今回はプロデュース公演なので、劇団員全員が出ているわけではないようです。
客演さんで、一度だけ演技を観たことがある役者さんが一人います。
不安要素は、何よりも、役者さんの区別がつくか。
(以前、ある作品で、役者さんの区別が最後までつかなかった経験が…)


で、観劇後。
まいくろの不安は、例によって杞憂に終わったのであります。

友人は、それとは別件で観劇前に不安を抱いていたらしい(後述)です。
まいくろが、あの役を受け入れられるのか? って。
私自身は、全く気にしてなかったんですが。


劇場は新宿、スペースゼロ。
上演時間は休憩無しで2時間くらい。
すっきり爽快、一気に走り抜けた戦国イタコエンターテインメント。



以下、
あらすじのようなもの&ネタバレ雑感です。


↓ ネタバレ注意!



物語の舞台は、古ぼけた神社。
そこへ、自主制作歴史映画を撮るべく集まった若者たち。

スタッフの知り合いに霊媒師がいることが発覚。
作品づくりの参考にと、戦国武将の霊を降ろしてみようという話になります。

霊媒師によって降臨させられたのは、明智光秀の魂。
現世に立ち戻った光秀は、刀を手にして大暴れ!

このままでは撮影どころか、自分の命すら危ない。
困ったスタッフたちは、確実に光秀を止めることができる武将として、
織田信長を降臨させます。

本能寺の変で敵味方となったはずの2人。
ところが信長と光秀、
敵対するどころか結託しているようで…


現世に現れた武将たちによって明かされる、
あの事件の真実とは?



そんなお話。


どうやら設定として、
武将達は実際に死んだときの精神年齢で降臨するらしく。
ただし、肉体年齢は降臨した身体で左右されるみたい。
宿った身体のスペックによって、武将の実力がアップしたりダウンしたりするのも、
この作品の面白いところ。

信長は肩に脱臼グセのある青年に降臨しちゃって、
そのカリスマ性と実力が削がれてしまいます。
敵を斬れる絶好の機会で刀振り上げたら肩がはずれてしまい、
「なんなのだこの身体はー!」ってキレてる信長。クスッと来ます。

もっと大変なのが、絶世の美少年と謳われた森蘭丸。
グループの中で「ムカツク顔」呼ばわりされてる青年に降臨しちゃって(´∀`;
蘭丸の美的感覚に合わない身体だったらしく、鏡を見てへこんでました。
一緒のタイミングで降臨した柴田勝家にも「誠に残念だ」とか言われてて…
なんともかわいそう(笑
身体、別にブスなわけじゃないんですが…なんというか、チャラ男なんです。


んで、霊感ゼロゆえにどの武将も降臨してくれない…という中島兄弟。
兄は自主制作映画サークルのリーダーで、明智光秀のファン。
「後世に汚名しか残せなかった」となげく光秀の救いになるシャウトをしてくれます。
秀吉に、「今は徳川の世なのか?」と聞かれて、「いや…麻生さん」と答えちゃう(笑

弟くんは売れっ子芸能人。
大河ドラマで明智光秀を演じるらしいのですが、
歴史の知識はだいぶ不足している様子。
明智光秀と明智小五郎がごっちゃになっている(笑
…んで、実際の明智光秀が降臨するわけで。
当然この弟くんと光秀はいろいろと絡むわけです。
ラスト、弟くんが発する決意のシャウトも、すがすがしかったです。
演じるなら、その対象を愛すべし。うんうん。


光秀。
実直で真面目で一直線で冷静に見えるけど熱い人情家で優柔不断です。
秀吉の言うことも一理ある、
でも信長の天下布武の下、戦うのが務め…と静かに葛藤しております。
オープニングシーン、農民に討たれるあたりの自嘲的な笑いが好きでした。
さて、この光秀を演じてた役者さんの演技は2007年の暮れに観ております。
偶然かと思われますが、前回の時も今回の時も、
大きなうねりに流されつつも自分の足で立つ、という男性を演じてました。


さて、友人の心配の元となった登場人物。
信長&光秀といったら忘れちゃいけない羽柴秀吉。

公演ブログでキャスト発表を見て、
「アクロバット秀吉」と書かれていたので期待してました。
実際に舞台上の彼は、とても身が軽かったのです。
精神的には一番年寄りでしたが、降臨した体が若者なので跳びまくり。
軽業師のような動きで、信長たちを翻弄していました。うーん、ナイスお猿さん。

創作世界における、まいくろの「秀吉」のイメージって、
 木下藤吉郎 → とにかく必死 吸収期
 羽柴秀吉 → 躍進、狡賢い 策謀期
 豊臣秀吉 → わがまま、欲張り 疑心期 …って感じなんです。
『GARNET OPERA(アンドエンドレス)』
『MISTERジパング(椎名高志)』『美女いくさ(諸田玲子)』 あたりの影響でしょう。
要するに、フィクションで扱われる「豊臣秀吉」に対しては、
黒いイメージをもってるのです。

今回の『リバースヒストリカ』に出てきた秀吉の言葉に、
「天下をとるというのは、罪業だ」とか、
「あの頃が一番楽しかったのやもしれませんな」というようなセリフがありました。
信長も光秀も勝家も、天下を望んで、秀吉より先に散っていった武将です。
太閤になった時の豊臣秀吉が、本能寺の変当時の信長と出会い、語り合う。
まずありえない、シチュエーション。
うん、「秀吉」らしいなぁ…と思わせてくれる上記のセリフに、グッと来ました。


おまけ。
石田三成が出てきた時だったか…信長が「知らんなぁ」って言ったんです。
その言い方がめちゃくちゃ、殿~! と心を乱しました(笑

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