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『いちころソング』ネタバレ感想

先日、某2時間サスペンスを見ていたら、シオン王が出てました。
キャストの中に水狼花太夫の名前も発見。
思いがけないところで思いがけない役者さんを。
この人をナマで見たことあるんだよ! と謎の大興奮。

そんでもって今日が第一回の某連ドラを見てました。
重い…なんて重い話なんだ。
こんな過激なテーマで始めたからには、
軸がぶれることなく物語が進んでくれれば良いのですが。

まいくろです。
拍手ありがとうございます。
来年のWS公演にもタキシードが出てきたら…とか考えてしまいます。


さてさて、大人の麦茶 『いちころソング』の観劇感想です。
『ネムレナイト』が楽しかったので、
次も観てみようとチェック入れてたオトムギ。
かなりキツキツゥ~な観劇予定です。
(実は今週末も新宿だし…)

で、千秋楽を観てきました。
千秋楽というのは、やる方もみる方も思い入れが深いモノ。
アンドレ千秋楽に慣れていると、
初見が千秋楽というのはかなりのチャレンジです(笑
で、今回の観劇では、
一度観てないと分からない遊びは、無かったみたい。

一般で買ったにも関わらず、前から2列目という良席。
表情も潤んだ瞳もよく見えました。

チラシがね。
見ただけだと、一体どんな話なのかサッパリわかんないんです。
でも、話を知ってから見ると、感慨深いんですよコレが。

一人一人の個性がやたら強くて、
でもそれがいい具合に調和しているのが心地よいです。
実際に有りそうで無さそうで、有りそうな話。



以下、あらすじ&ネタバレ雑感。


↓ ネタバレ注意!






元、美術デザイナーのカルキ。
今は内縁の妻ヤスコと建築事務所をかまえ、慎ましやかに暮らしています。
そこに飛び込んできた一大イベントの話。
ある一曲の大ヒットを飛ばし「アジアの妹」と呼ばれた歌姫センセン。
引退して姿を消した彼女の復帰プロモーションを、
当時のスタッフでやろうというのです。

カルキには心配があります。
当時カメラマンをしていたアソブとは、ちょっとした因縁があるから。

しかし、センセンのプロモーションとなると揺らいでしまうカルキの心。
センセンの歌った『想風(シャンプー)』という曲に、
カルキは…いや、日本中の男はいちころだったのですから。

打ち合わせは天才カメラマン、アソブの豪邸で行なわれることに。
ひんぱんに遊びに来る甥カケルと姪ミライ。
彼らと会話していて、アソブはふと呟きます。
「なあ、なんで昼間だってのにこんなに暗いんだ?」

視力を失ったアソブ。
さて、センセンの復帰プロモーションは成功するのでしょうか?
男たちをいちころにした、あの歌は、また流れるのでしょうか?



そんなお話。

オトムギの新作、という第一報を知ったとき、
コメディなんだろうな~と勝手に思ってました。
だってサイトに
 その歌を聴かされた者は、なぜか「必ず惚れさせられてしまう。」
 というアホらしくも世にも恐ろしい歌、
 それが いちころソング

って有ったから…

ところが、泣きまくりです。
ひねくれまがった大人達がいちころになった曲は、
純粋な女が純粋に愛する人に歌うものでした。


んで、ま…「大人の」麦茶なので、
今回も いやん☆ なシーンがあったりします。
ネムレナイト以上に直接的。
ぶっちゃけた話、
あのシーンは、セリフ言わんでもいいじゃん…とか思ってしまったり。

回想と現実、そして事務所と豪邸などへの行き来がスムーズで、
素に戻ることなく作品の中に入り込めました。

オトムギメンバーも、前回に引き続き客演の和泉氏と大河氏も、
前回観た役とはとは全く違うキャラクターです。
おおらか天然娘のセンセン役が、前回は「鬼姫」の椿ちゃん役だったとは。
全然気がつかなかった!


カルキこと軽木民夫の愛情に号泣です。
内縁の妻、ヤスコを心から愛しています。
じゃあ、どうして入籍しないのかって? それは色々と事情があるんです。

クライマックスのところ。
これが一番良いのは分かってる、
この場所で生きるのが彼女の幸せなんだ…と自分に言い聞かせてます。
でも、密かにあの歌を、「いちころソング」を口ずさんでしまうんです。
彼女に聞こえるか聞こえないか、それくらいの歌声で。
カルキは、内縁の妻、ヤスコを心から愛しているんですよ。ほんと。


そして、妻を愛している男はここにもいます。
印南遊(アソブ)。
天才カメラマンで、自分勝手に見えますが、
彼は彼なりのルールで動いている様子。
それゆえに、彼の感覚を理解できる人は少ないのです。

自分の足のにおいをかいで、
「自分の身体のニオイは、いいニオイではないが落ち着く」と言います。
ただの変人発言かと思ってました。
落ち着かなくちゃならない状況だった、というわけだったんですね。
視力を失っても、甥や姪に弱音は吐けないし。

アソブの妻曰く、
自分の感情を、自分自身で理解できない人種…だそうで。
「アイツはなかなか出て行かないんだ」「アイツは小言がうるさいんだ」って、
妻へ遠回りな愛情表現をしていたこと、自分で知らなかったんです。

妻は、自分の感情を、しっかり理解できていました。
「アンタは、私がいなくちゃダメなんだから」
「弱音を吐く、いいチャンスだと思うけど?」
離れれば離れるほどに愛おしさが増していく2人。
彼女が笑顔でいられる場所はあっち。
でも、彼女が真に幸せを感じる場所はコッチ。


アソブの甥、カケル。
彼だけちょっとぶっ飛んだ設定でした。
(体重を操れる…とか。もしかして、そういう呼吸法とかあるのか?)
後半、彼は凄くいい動きをします。
前半の潔癖っぷりも可愛らしかったですけどね。
床を一歩歩くたびに「キケン、キケン(←雑菌がつくから?)」って呟いてるし(笑

センセンの幼馴染、ヤン。
ヤンとカケルはそっくり。

タオに、「想風」を教えたヤン。
センセンに、毎日のように「想風」を聴かせたタオ。
好きな女がモテモテになったとき、男が出来ることは一つだ …ってヤンは言います。
ヤンもセンセンが好きだったんですね。


センセン。このカワイイ娘。
アジアの貧しい雑多な町の食堂に勤め、
鳥飼にスカウトされて大ブレイクした歌姫。

センセンは漢字だと 芬芬 って書くんですけど、
ふんぷん、じゃないヨー。センセンだヨー! ってな感じの話し方をします。
(↑ こんなセリフは言いませんが)

カーテンコールではきらびやかな歌手の衣装ではなく、
祖国で暮らしていたときのような格好で出てきたのがよかったです。
彼女が、幸せに生きられる場所はここ。

アソブの弟子のヨーダに、
「(恋人の)タオがここにいるうちに私の写真を撮って」と頼むんです。
彼女が一番キレイでいられる瞬間は、愛しいタオと会えた時。

今回誰が好きかっていったらタオさんですね~。
好きな人が誰からも必要とされ、脚光を浴びるとき、
それを嬉しい、誇らしい…と言える人。


一人の女を愛した二人の男 x2 の構図。
ラストは、希望の音色が聞こえるキレイなシーンでした。

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Comment

[110] ありがとうございます!

>なおさん
そう言って頂けるのが一番の励みです(*´∀`)
今後ともよろしくお願いいたします。

[109] ファン宣言!

読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。

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