サムライ 役別雑感(ネタバレ)

ついに花粉症の症状がやってきました。
ジーザス観劇もバレンタインも終わり、気が緩んだのか。

目のかゆみはまだ来ないです。
たぶんコンタクトでガードされてるようです。
まいくろです。

ふと、WS中間発表みたいなものを、
ドレメンバージョンでやったらどうなるのかなぁと考えてみたり。
「今後どのような作品の舞台化を望みますか」的な欄を目にすると、
頭が真っ白になって何も書けないくせに、こういう時に色々考えちゃう。

『ジーザ・スクライスト・サムライ・スター』役別雑感です。
ネタバレバレです。


↓ ネタバレ注意!



>ヘンリー熊谷@市川雅之さん
隠れキリシタンです。
ちょっと、意味が違うのですけれど。
あのね、キリシタンだって事を隠すんだってば!

変わりたいという音史郎とのやりとりが可笑しかったです。
「変われるかな?」「変われます」
「殺せるかな?」「殺せます!」
( ;゚Д゚) <なっ、なんじ殺すなかれですよ…なんつー聖職者(笑

『Cornelia』と髪型はほぼ同じ。でも色が! かなり明るいです。
軽やかに動き回るさまも、とてもハッピーな感じでした。
悪魔祓いモードのときは、どっちが悪魔憑きだかわかんない感じ。
どこからあんな低音出てくるの? って。
う゛ぉおぉおぉ~

彼のいう「知人」が結局誰だかわかんなかったです。栗崎先生?


>伊賀の段蔵@加藤靖久さん
吉良方の隠密。忍者です。返事は「ニン」。
情報が一歩遅いのです。
不審者が侵入しちゃってから「侵入した模様!」ってお知らせに来ちゃう。

あの面子の中では、空気読む側かと。
ふくさの件、出てくるたびにふすま閉められちゃっても、
重要なことなのだから食い下がって伝えてあげて~(笑
「変われるかな?」「変われます!」のあたりで、
奥でずっと土下座(?)してたのが哀愁を誘います。
彼も慰めてあげて!

オープニングで、頭巾の上にヅラかぶってるのがシュールでした。
生き延びて、吉良方の生き様を後世に伝えて欲しいところです。


>畠山善寧@川畑博稔さん
結構結構! が口癖の、空気が些かも読めない武家さん。
急いでる一学をなかなか立ち去らせてくれなかったり、
内緒の事をうっかり口に出してしまったり。
頼りがいがありそうなビジュアルなのに、吉良に勝るとも劣らない殿様です。
最後はちゃんと空気読んでくれました。安心、安心。

新人♪ 新~人♪ でしたが、
千秋楽は色々なバージョンでやたら長々と歌っていました。
8日も、途中で とめて♪ とか歌ってた気がします。
でも、一学は止めない(笑
吉良と畠山。どっちに馳せ参じても、苦労するの目に見えてます。

「歌舞伎と能かぁ~」が笑えました。あまりに自然にボケてて。
一瞬、すごい納得して流しちゃいました。この時のヘンリーの反応も面白い。
愛馬がお産につき、竹馬で来ちゃいました。
そういえば、紫SHIKIBUとかいう竹馬芸人バンドがデビューするらしいですね。


>茶坊主@北野恒安さん
吉良邸の玄関に、鳥を肩に乗せてカルタを持って立っていたらしいです。
で、吉良がカルタをひっぱったら全部付いてきたらしい(笑

やることなすことが可愛くってしょうがないです。
アラフ○ーなのに… レディオの時は「黄色いおぢさん」くらいだったのに…
オープニングで、金髪のヅラをかぶって得意げなところ。
すごい、やってやった! って顔。
気になって仕方なかったです。ある意味キーパーソンですし。

吉良が大見得きってるときに、シンクロして気合入れた仕草してるのとか、
ちゃぼ、ちゃぼ! ってみんなが探してる時に自分も ちゃぼ~ って探してたりとか。
天然素材って感じがとてつもなく目を引きましたね。

「綱吉様は、私が守るからね」ってニカッと笑うのですが、
あーもうこの人はどんな時も能天気で…だがそれがいい! って感じでコッチも笑顔。


>清水一学@窪寺昭さん
吉良の家臣。クールガイ。吉良からの信頼は厚いご様子。
基本ふりまわされ&ツッコミ側でしたが、太鼓まわりではノリノリです。
実は転職予定だったのですが、吉良家家臣を退職寸前にこんなことに。

ふりまわされまくって、呆れて声も出ません…って感じの仕草が好きでした。
落とし噺に「全ッッ然、関係ねぇよな!?」って噛み付く目のギラギラとか、
いわゆる美形フェイスなのに気取ったところが無くて親しみやすいです。

「…っ事故だ!」
一瞬の葛藤がある、このセリフが好きでした。
相手に言い聞かせると同時に、自分にも言い聞かせてるみたいな感じがしました。
畠山殿に「すみません」と礼する時の、迷いの無さと対照的。


>八代秋之丞@佐久間祐人さん
歌舞伎役者です。自称「江戸の華」。知名度は今ひとつです(笑
音史郎の生き別れの祖父がファンだったらしいのですが、
音史郎自身は八代を見たこと無いみたい。

まず、出てきた時点でインパクト大です。
実は、初演時のジーザス日記だかメンバーブログだかで写真だけ見てたのです。
プラス、オープニング人物紹介で耐性をつくっていても、
やっぱり実際にあの扮装の人が目の前に居るという衝撃は計り知れないです。
出てくる時のシーンはほとんど『レディオ』と同じ。こういう遊び、好き。

もったいないお化けに怯えまくるところが好きです。
もったいなくなんかしないです、ちゃんと使います…と、
ブツブツ言いながら刀差してるのとか大爆笑です。
雷鳴ってるのに、そんなに刀いっぱい差してて大丈夫?

意外と、戦闘でも役に立っちゃう部分も。
必死な人は、とても強いのです。


>栗崎道有@杉山健一さん
西洋外科術のスペシャリスト。イエス、メス。
彼に縫えないものは無いそうです。
吉良家に、例のネコ像を送った人です。オクりもん。

栗崎先生は、年齢不詳なのです。
すっごい爺ちゃんに見えるときもあれば、若造に見える一瞬もあり。
「さ、縫うぞ縫うぞ~」って時は限りなく爺ちゃんっぽかったです。
時間が無いのにキメシーンのときの顔がなんだか面白かったです。
なんだろう? 別に、変顔してるわけじゃないんですけどね。
場違いな真面目さが可笑しいというか。

縫ってる時の、腕の引っ張り具合。
リアルでした。患部見えないんだけど、おぼろげに想像できちゃっいました…
栗崎先生オリジナルの麻酔術は眼が点でした。
力加減の調整に、何人試したんだろう(笑
なにげに、髪飾りも針だったような。


>吉良上野介@須間一彌さん
吉良の器は富士の器らしいです。
傍から見てると清々しいほどに器小さかったです(笑

音史郎との、実はサバイバルなやり取りが好きです。
きらら、殿田逃野介、キロロ…(笑
口だけってわけじゃないですが、
この才能も生かして社会的に登っていったのかもしれない。

一度目観劇のときは、一学の最終的な選択を8割くらいしか支持できませんでした。
どこか人情的で…極端な言い方をすると情に流された? ドラマ的? って。
そのくらい、吉良というキャラクターが好みでなかったのです。
大声を出して威圧するところがどうしても怖くて。
私情を挟んでるので、こればっかりは申し訳ないです。
二回目観劇して、心に余裕ができて、目で吉良を追い続けてるうちに、
コイツ凄く愛らしいヤツじゃないか! と思ってきました。
エゴイスティックですが、相手があの人達だからなんだろうなぁ~って。

千秋楽の、浅野内匠頭に接待されるシーン。
終始一貫「吉良」でした。
「…そうやって、周りを敵にしていくんだな」が、すごく気になりました。
カーテンコールの悪代官風なところも好き。


>華屋松乃介@塚本拓弥さん
宴席を盛り上げる為に呼ばれた、太鼓持ちです。
本当に太鼓持ってきました。

へーよへーよといってるうちに、
付いたあだ名が、華屋の「与兵衛」にございます~(´∀`)
…ってな具合の、口八丁な感じの胡散臭さがたまらなくイイです。
どっかで聞いたことある名前なんだよなぁと思っていたら、
和食レストランチェーンでした。

動きが素早くて、口もすべらかで、
気付くとこの人のペースにはまってしまいます。
落とし噺がスベる事をのぞけば、かなり使える人物です。

『レディオ』の呪いに引っかかりました(笑
徳川将軍、綱吉がこの面子の中にいるんじゃないかって話になったとき。
どう考えても ア ナ タ でしょ? とね…

ラストの晴れ晴れ笑顔に男気を感じました。
命、懸けてるんですね。


>小林平八郎@徳秀樹さん
吉良の家臣。ナイスガイです。
たぶん、この中で一番の真人間です。
いじられっぷりがハンパないです。
浅野にオデコを斬られた話で、デコをペチペチされたりとか。
言ってないのに「言ったよな?」と刀で脅されたりとか。
そのたびに顔をぐしゃぐしゃにして泣きそうな辛そうな顔をする平八郎。
不憫ですがこういうところが大好き(!)です。

新生キロロのお披露目シーン。
一学に向かってダンスを始める平八郎。
この時の平八郎の表情がいい感じに席から見えなくて、
「まさか音史郎に洗脳されて、晴れやかに踊っているのでは!?」と思いました。
ドキドキしてたら、一学の「こんな茶番見たことない」に泣き顔で同意してました。
よかった、正気だ(笑

「腰が引けるんだよ…殿がかわいそうでさ」
去られるのがかわいそうって言う意味のほかに、
現状の境遇についてのかわいそうもあったのかなぁ…


>海老音史郎@三角大さん
赤穂浪士(補欠)です。
夜半の討ち入りが待ちきれず、一人で乗り込んできてしまいました。

オープニング人物紹介であきらかに身分を主張しているうえに、
「赤穂側に血気盛んな馬鹿でもいない限り…」という前フリ(?)があって、
これはもう登場を心待ちにするしかないね! って人物です。
そして満を持しての登場。
吉良の「きちゃった…血気盛んな馬鹿…」にウキウキしてしまいました(笑
うむ、こちらもほとんど『レディオ』のネッシー。
徳さんの「言ったかもしれません」も完全再現ですよ。

外見は怖い人なんですが、雰囲気も怖いです(´∀`;
でもね、この人もアレなんです。斬れないけど、殴れるのだ。
ラストの彼にグッと来てしまいました。
オープニングとほとんど同じなんだけど、彼は変わったのです。

友情にアツい男。赤穂浪士なのに、いつの間にか吉良方についてます。
浅野内匠頭のことは好きだったけど、大石とは特に親交は無いんですかね?



>新貝弥七郎@村田洋二郎さん
吉良上野介の小姓です。
吉良の下についてどれだけの期間なのかは作中ではわかりませんが、
傍若無人な吉良に若干怯え気味です。
キロロやってます、などの泣きそうな顔がこれまたナイス。

畠山の下に馳せ参じる決意をしている一学。
その話を聞いてしまい、吉良家に残るように一学を説得する弥七郎。
一学に「ならば正門から死んでこい」って言われてしまいます。
生半可な覚悟での説得など不要。お前は、あの殿の為に死ねるのか?
…って意味かな。
最後に、一学は吉良家正門を守ります。弥七郎と一緒。
彼らの顛末をつづるシーン。
一学と平八郎に走り寄る笑顔が、全ての救いです。

彼の名前と、徳さん演じる平八郎が混じってしまうのが個人的に難点です。
観劇後、携帯に打ち込んでた自分用メモを読み返したら、
ほとんど平八郎&弥八郎になってました…
(後半にいたっては、「徳さん」「ヨウジロウ氏」と、役者名になっている)



初演では、一学は西田さんが演じてたそうで。
「キャプテン」ネタや「正門で死んでこい」などに、その名残を感じました。
役者が変わっただけで、セリフや演出などはすべて同じだったんでしょうか?

次のジーザスは新作であってほしいところですが
もし『サムライ』を再演することがあったなら、ダブルキャストで観てみたいなぁと。

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(画像は7年前に描いたものです)