『Cornelia』ネタバレ雑感

まいくろです。
もう週末が来てしまう。早いものです。



さて、『Cornelia』雑感です。

殿一人芝居のときに、
あるファンドレさんからネタバレ無しのあらすじを聞きまして。
「時系列整理が難しいのかなぁ」と思っていた作品。

ところがどっこい。
初日を観劇しましたが、混乱なくスッキリと観る事ができました。
本命くんも斬られ役でガッツリ出てきます。

赤い薔薇と白い薔薇が咲き乱れる時代、
もどれない時間に、もどる物語です。



いつかの時代、いつかの国。
その街の歴史には、いつも「薔薇戦争」と呼ばれる抗争がありました。

「白薔薇」と呼ばれる貴族と、「赤薔薇」とよばれる貴族の抗争。
100年前の、第一次薔薇戦争。
それが終結した後に再び勃発した、第二次薔薇戦争。
そして、今また起きようとしている第三次薔薇戦争。

この街には、大きな時計台があります。
駆け出しの歴史学者アッシュは、この時計台が好きでした。
正確には、この時計台の下にいつも佇んでいる女性が好きでした。
どこか悲しげに、時計台を見上げる女性。

ふとしたきっかけで、その女性と初めての会話をするアッシュ。
アッシュは、女性から懐中時計を渡されます。
懐中時計を覗き込んだその時、
アッシュの前にあらわれた黒づくめの男。

「彼女の時間を取り戻してほしい」

同じように懐中時計を持たされた、ザギとセレンとともに、
アッシュは過去を巡る旅に出ます。

すべては、彼女…時を止めた少女マリーの為に。




まいくろ的あらすじのようなもの、終わり。

以下、ネタバレがバリバリの雑感です。



↓ ネタバレ注意!





珍しく、失くしたものが戻ってくるお話。
戻ってくるというか、失くさなかったことになった…というか。
君たちがいて、僕がいる。ってな話。

舞台装置が驚きの仕掛けです。
まさかアレをスクリーンにするとは露にも思わず。
そしてまさかあんなところからあの人が出てくるなんて…


こちらは、畏怖とか敬意でゾクッとする場面はありますが、
おどろおどろしい感じはほとんどなくて、遊びも多い感じ。
バクスター娘。とか武田剣とか、とんでもない遊びっぷりです。
君たち何してるんだ~(笑

この作品の殿も、嫌いじゃないです。
強いけど弱かったりもする。でも基本、本音が霧がくれな人。
悪魔も人の子で、人を愛したりする。
彼と彼女。出逢った時にはお互いの身分なんか全く知らずだったんだろうなぁ。

良子さんが非常に好みでした。
彼女の考えたこと、その結末、感情、ちょっとだけわかる。
静かに静かに、友人のようにそっと寄り添って、
さりげなく侵食していく、その狂気。

タイムマスターは胡散臭さ満開で、
これはもう役者さんの才能みたいなもんだよなぁ、と思いました。
彼は結局なんだったのでしょう…
自ら名乗りもしないし、名前も呼ばれないし、正体判明しないんですよね。
永く存在し続けた時計台に宿った意思みたいなもの?
「街」が人の形をとったもの?
ルールで他人を縛るあたりが、たしかに『FANTASISTA』的ですね。超越者。


物販に、セレンのペンダントが売ってるんですけどね。
別に話に関係なかったりするんですよ。
ちょっと残念だったりします。
形見とかそういうエピソード入るかな~と思ってたので。


全てが終わったあと、アッシュの頭の中がどうなったのかとても気になります。
記憶はどうなったんだろう。


今回、いくつかセリフを聞き逃してしまいました。
次回の観劇で、拾えなかったピースをゲットしてこなくては。

スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://maikuro96.blog90.fc2.com/tb.php/428-2d7c6f84

«  | HOME |  »

最近の記事


カテゴリー


リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索


プロフィール

まいくろ

Author:まいくろ
ついったー:maikuro9696
(画像は7年前に描いたものです)