『新説 鬼娥島』ネタバレ雑感

16日は観れなかったのです。だって平日。
洋二郎氏の頑張りも、観たかったなぁ。
しかも渡部くんも頑張ってたそうじゃないですか。
あああ、もう、東京に住みたい。

21日の鬼娥島は完売だそうです。
21日、観ますよ~。
夜の部が終わったらダッシュで帰宅になりそうですけど…
んで、20日夜もすべりこみオーダーでチケット取りました。
ありがとうございます。まいくろです。

そうそう、稽古場日記。
記事の内容と写真の表情がヤヤズレなところがポイントですね。
岡田君といわれて、頭の中で山Pが出てきてしまいました。
『SP』の人が岡田君でしたね。
セニョリータじゃなかったか。



さて、『新説 鬼娥島』雑感、行きます。

「開始20分間は演出の関係上途中入場できません」
とのお達し(公式サイト参照)のとおり、深い闇から始まる物語です。

再演と言いつつも、ほぼ新作! てな感じらしくて。
アーカイブの情報とは全く別の話になってます。
そうそう、チラシのあらすじともちょっと違うような気がします。
自分の中では、
「アンドレチラシのあらすじってそういうものだ」と思ってるので、
別段問題は無かったり(笑


前半~後半の半分くらまでずっと謎だらけ展開で、
一体どうなるのやらと不安でありました。
というか、実際謎の事を考えすぎて感情移入に出遅れました。
でも、終盤にトトトンと謎は解けてきます。




平安の世。
栄華を誇る都でも、闇にもののけが潜む時代。
夜の嘘があやかしを呼ぶ時代。

大江の山に、女が一人。
何も要らないと、闇を彷徨う女が一人。

大江の山に、百鬼あり。
百鬼を束ねるは青龍、白虎、朱雀、玄武。
其の上に立つは、酒呑童子。

大江の山に、刀が一本。
ある男にしか、その刀は抜けないという。
その刀でしか、もののけは斬れないという。
もののけ斬りの刀を手にした男の名は、頼光。

この世で唯一の「もののけを斬れる刀」を巡る物語。
人と、あやかしの物語。



…とまぁ、あらすじのようなそうでないようなものを書いたところで、
以下ネタバレ雑感。



↓ ネタバレ注意!





童が泣いてる、鬼娥島。
泣いているのは、酒呑童子だったんだ。


女と珠姫の関係、および「お供」は、
イメージシーンで答えが出ちゃってた感が。

あ、イメージシーンといえば。
今回、イメージシーンの途中で音が止まり、台詞が入る…という、
まいくろが観たことのなかった演出が有りました。
その一瞬、木蓮に、すべての意識が集中。
気圧されないところはさすが女優さん。

本命女子さんの役柄が非常に好ましく、なにより美しかったです。
ところどころで現れては、意味深な言葉を吐いていく本命女子さん。
ラストシーンの彼女の表情は、
まさに ほころんだ って感じで、役柄にぴったりハマりました。
白だけじゃなくて、黄色いのもあるのです。


系統は全く違うんですが、
お供VS玄武白虎朱雀青龍との戦いのあたりで、『Re:ALICE』を思い出しました。
心の中に沈みゆく、という感覚がね。なんとなく。
鬼娥島という場所は、心の中にある、といったのは晴明だったかな。
鬼娥島の「島」は、ぽかっと浮かぶ島じゃなくて、(鬼の)領域。
「どのツラ下げてウチの組のシマで商売してんじゃワレェ」の「シマ」的な。
心の中の因縁に決着をつける場所。それが鬼娥島。


全体的に暗い感じのお話。
貴重なギャグシーン、アンサンブル勢を含めた青龍の自己紹介や、
百鬼勢の「亀」ん舞踏会。やたら面白かったです。
劇中と、実際。
二重の意味で、いつも稽古してたんだろうねぇと思いました。
天后のお供フェチネタは冗談の通じない貴人さんのあたりでヒヤッとしました。

登場人物の名前のモチーフは、
平安時代の歴史上の人物と、占術「六壬神課」の十二天将のようです。
おとぎ話「金太郎」の元になった坂田金時が頼光に仕えた…とかって。
なっつかしいなぁ。
学生時代に学びましたよ、この知識。

桃太郎のお供、イヌ、キジ、サル。
彼ら三人が共闘してる印象は、ほとんどなかったり。
個人的に、犬と猿が逆の印象でしたね。

で、もうガッツリとやられてしまいました今回。
桃太郎のお供の騰陀さんに。
死にたくない、生き延びたい、と必死で刀を振るところ。
無様と紙一重な姿が、もうツボ過ぎでした。


で、この話で悩んだのは、「刀が先か、恋が先か」。

初回観劇時点での自分の考えは、恋が先。
もののけ斬りの刀はあったんじゃなくて、つくられたんだと思いました。
酒呑童子による、酒呑童子の為の、一種の呪いみたいなもので。

酒呑童子は、朱雀たち(四神)が一人欠けるごとに、感覚を失っていきます。
聴覚、視覚、声など。
酒呑童子は、自らの一部を器に入れて、四神にしたんだなぁと解釈。
同様に、刀にも自らの一部(恋心とかそういう類の感情)を入れたんだと思います。
そして、山に隠した。
でも、かの人への想いが溢れてしまって、刀のもののけになってしまって、
刀を手にした人の前に、想いが形を取って現れてしまった、と…

うーん、脳内妄想で補完しすぎな感じです。



二回目観劇以降で、また感想は変わると思います。
その辺は終演後の役別雑感で掘り下げていけたらな、と。
うし、がんばろう。
スポンサーサイト

Comment

[72]

>Noe。さん
折りたたんだ先はなるべくキャストバレしないように書いたつもりですが、
展開バレしてるので、先ずは素面で作品観る方が絶対良いですよ~(笑
でもでも、誘惑的とか言われると凄く嬉しいです。
ありがとうございます(*´∀`)

師走ということもあるし、なかなか皆さん時間とれないんですかね…
自分も、東京に住んだら仕事早退で芝居に行っちゃいそうでコワイ(^^;

岡田君、イケメンですねぇ…

[71] ぐぅ…

記事を見るべきか見ないべきか迷いますな (´・ω・`))
まいくろさんの感想は誘惑的であります (*>ω<*)
東京に住みたいですね@京都人 (´・ω・`))
何やら平日公演はまだ席に余裕があるらしく良子さんのブログで宣伝が何度か… (´・ω・`))
あぁ…でも東京に住んでたら大学に行きそうにないなぁ公演期間 (´pω・。)


ちなみに岡田くんはSPの人で正解です (Ъ'ω`*)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://maikuro96.blog90.fc2.com/tb.php/427-fdce7d35

«  | HOME |  »

最近の記事


カテゴリー


リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索


プロフィール

まいくろ

Author:まいくろ
ついったー:maikuro9696
(画像は7年前に描いたものです)