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1月9日の「クジカンキカク」の話。

こちらはさらに昔の話ですが、なぜかこのタイミングで投下。
今更も極まれりシリーズ。まいくろです。

池袋のシアターKASSAIプロデュース
「クジカンキカク」というイベント。
厳密にはこれが、まいくろの2017年観劇はじめになります。

「朝10時に稽古を開始した役者が
 19時に本番を迎えることは本当にできるのか?」

という企画。

私が参加したのは「演出家編」で、
なんと台本もイチから考えて19時の開演に間に合わせるそう。
「演出家編」といいつつ脚本も手がける方揃いのようで、
役者として舞台に立つこともある方が大半。(そういう人選)

今回私がこれを観に行こうと思ったのは、
芝居ができるあれこれを覗き見たかったのもあるし、
オパンポン創造社、野村有志さんと
アガリスクエンターテイメントの冨坂友さんが出演
というのが大きな理由。

好きな野村さんが観れるし
彼の演技&作品の他者との化学反応楽しみだし、
冨坂さんが役者してる姿はたぶんこれを逃したらほぼ見れない!

イチから考えるといっても、
企画なので、できあがらなくては意味がない。
主宰側がサポート&イベント(助け&妨害)を組み込みます。
タイトルはくじ引きで組み合わせた単語を使用したり、
大筋出来上がったところに、指定した役をねじ込んだり。

完全にまっさらな状態だと
むしろ身動きができなくなるんだなぁ…と、ふわっと思ったのでした。

脚本・演出家さんによって
「タイトルから決める人」
「ある1シーンから前後を広げる人」
「起承転結の大筋を決めて補強していく人」
「ラストから決めてタイトルは最後に付ける人」
「気づいたら全部できてる人」など、
いろんなタイプの作り方があって、
こういうの見れる機会めったないし、貴重な体験でした。

本番はツイート不可ですが、
作成途中の時間は写真撮影もツイートも可だったので、
ツイートもかなり多め。


↓ 以下、自ツイートまとめ。
  ハッシュタグは削ってあります。 (※ は追記)

-----開場は10時。早めに着くも、もう行列-----


演出家編は『ナイゲン』始まりそうな雰囲気

「上手(側)は重い」は演劇するひとには「わかる」らしい(笑) 
どういう意味なんだろう。
(※ 上手側は偉い人や重要人物が配置される
 という習慣があるそうです。
 たしかに落語も親方や殿様が上手側にいるという設定だよなぁ)

タイトルはくじ引きの組み合わせで決定。
『よろこびから毛』という45分芝居が作り上げられるそうです…!
(表記は変更される可能性あり) 
細川さんの
「オパンポン(創造社作品)のにおいがする」発言に超同意。
あるいは突金の香りも…?(笑) 
(※「突劇金魚」という関西の団体のこと)

くじ引きの別候補タイトルも
サブタイトルにしちゃおうって流れで
『よろこびから毛 ~最終兵器と眼鏡と暗殺者のメソッド~』
になったら、なんかクエスト感が増した…(笑) 
タイトルの名詞から登場人物が出てくる出てくる。
(※他候補「暗殺者はメソッド」「最終兵器メガネ」)

思うままに創造ワードを飛ばしていく人と、
そこに客観的に理由付けをしていく人って感じで
各々の味が見えるなぁ。

この座組だからその役割になるのか、
もともとの性質なのかわからないけど。
冨坂さんは全体の整合性を見てる感じで、
野村さんはわりと人物の心理に重きをおく感じ。

ホワイトボード、3台くらい必要かもしれないね…! 

作家の顔してる野村さんは
客の立場ではなかなか観れないので、じつにいい機会…!

ついつい忘れがちですが、
この話し合いをしている方々が、
自分で作った話で役者として芝居をするんだよね。
(すごく壮大スケール&
 ビジュアル的に大変そうな話になっているよ…) 

創るって「縛り」があるほうがやりやすい、ってわかるなぁ…
自由すぎるってカオスだもんなぁ。
そして主宰がわの出したmission1(登場人物を指定)により、
話は進みそうだけど圧倒的女優不足。
そういえば男ばかり。
(※登場人物を主催側が指定するイベントあり。
 噂好きのマダム、人妻、家出少女、
 料理研究家、伊能忠敬、ボクサー)

夢麻呂さんが奥さんに電話で衣装発注
(家にあるものをお届け)をしてるのだけど、
どの衣装がどこにあるってわかってるのすごいなー。
(※夢麻呂さんが電話で
 「○○の収納に△△な服があるから」的な発言を)

会議は立ってやる方が効率的、って
どっかのビジネス書で見たな

初めて観る 細川さん&冨坂さんの演技が
_人人_
> 猿 <
  ̄Y^Y ̄
(※人類の進化の過程という設定だったので類人猿でした)

野村さんはスマホ手放さないので、
たぶんあのなかにぎっしりアイディアつめてるんだろうなぁ(*´艸`) 

初登場シーンの机激突野村さんで場内大爆笑、
OPアクト稽古で冨坂さんに対して「カワイイ」の声が聞こえた客席。
XQで慣れたもののトクナガさんのフリつけ、頼もしい。

トクナガさんの初対面の相手に対しての呼び名が
「夢麻呂ちゃん」「オパンポンちゃん」とか
ちゃん付けなの、かわいい。

振袖で小百合さん(※宮島小百合さん)が立ち寄ってくださった! 
女優として登壇させようと食いついてくる演出家たち…(笑)

なか抜けした松本さんの作成パート「男+少女」稽古中。
椎名さんと夢麻呂さん
もう読みながら声のイントネーションとか表情付いてる。
役作り速いな…!

野村さんのパート稽古が始まるよ!! 

細川さんパートの野村さんがイケメン過ぎる件。
野村さんパートの野村さんとの差がありすぎて楽しい。
とかいったらオープニングがみんな猿だから
全員差がありすぎなんだけど(笑)

野村さんパートは本読み段階からBGMがついてて
(野村さんのスマホから)
全体のノリがわかりやすかったな。
野村さんの頭のなか…! やはりな!!

セリフはやっぱり声に出して覚える方が早いのね。連呼連呼。

宇宙>滋賀県
(※主人公が宇宙基地に居て、
 博士に修学旅行で行くはずだった滋賀県を
 「滋賀に何がある…? 琵琶湖だ」
 ってディスられるシーンがあったのです)

長台詞を誰にふるかで、なか抜け中の松本さん危うし。
めんどくさい委員はそのとき学校休んでた子になりがちだよね…
(今回は野村さんになりました)
(※ ↑本番では別の人になってた)

そしてついに毛が届きました!
出演者いわく
_人人人人人人人人人_
> けっこう毛ですね <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y ̄

少女の代役をする野村さん!!

冨坂さんパート。
柔和フェイスの冨坂さんがまさかの役をやるらしい。
おでこから毛が生えてる男「The Man」について
不毛なやり取りをするシーンはじめ、アドリブシーンが多い。
バトル方式もライブ感ありの客席参加方式で本番たのしみ!
 (そして台本の活字は小さい) 

松本さん戻りました!!(※16:30のツイート)

与えられた台詞を言いつつ、
「その人」として生きながら
次の演出の画になるために不自然にならない動き
をしなくてはならない。
うーん、芝居づくりってスゴいなぁ。
音などの素材、衣装作りもあるし…
こりゃ1ヶ月以上時間かけてつくるわけですわ

かなりボリューミーだけど、上演時間45分になるの!?(笑)

松本さんパート。
さすが演出つけ&つけられ慣れている間柄というべきか。
演出の指示に的確に対応する少女役の椎名さんと夢麻呂さん。
指示も具体的ですね。

冨坂さん(このパートでは雑魚キャラ)と
やたら豪華な剣の組み合わせが好きなので、
彼主役でも1本芝居が観たい

いつのまにかトクナガさん
「オパンポンちゃん」から「野村ちゃん」に呼び方が変化。

トクナガさんのパート。
喋りはじめからスケール壮大、かつ豪快に風呂敷をたたむワザ。
さすがだ。

長台詞の松本さんパートを終えて油断してたら、
またトクナガさんのパートで出番があることが判明した椎名さん 
#クジカンキカク #頑張れ亜音さん

野村さんが入れるおふざけ(←大ウケ)を
うまいこと殺陣に組み込むトクナガさんすごいね、
敵を殺してる殺陣シーンだけどみんなの味を殺さない

すごいです、クジカンキカク 演出家編
『よろこびから毛 ~最終兵器と眼鏡と暗殺者のメソッド~』
壮大な生命讃歌と盛大にバカバカしい名作です。(※ 荒通し)

オープニング映像凄すぎだよこれ数時間で作ったのかよ 

これ、当日券で前情報なしの初見客になって
観てみたい気持ちもある。 

照明音響用語はさっぱりわからないけど、
やることたくさんでそれに対応していけるのスゴい

そろそろ私の語彙力がやばいです 

そして冨坂さんの服の色合いが
緑ジャケット時代のルパン三世である事に気付いた
(時かけTが黒字に黄色柄だから…!) 

夢麻呂さんパートは歌あり。
使用曲は「第九」なので
彼がちょっとしたベートーベンに見えてきた

通し稽古やってないので、
客席参加者も上演時間がわからないという
どこかの劇団を思わせる開場前。
ソワソワドキドキ。 

「ゲネ観れるから実質2回観劇だね!」 と思ってたのに!(笑) 

開場中にモグモグして戻ってきたら
できたての当日パンフレットが! 
敏腕スタッフさんの名前も判明したよ!

今度はスマホ実況ダメダメの本番なので電源オフるよ! 
TL賑わし失礼いたしました。クジカンキカク。楽しいなー!

-----そして本番へ-----

『喜びから毛 ~最終兵器と眼鏡と暗殺者のメソッド~』
(上演時間55分くらい)観終えて、
反省会(50分くらい)終えての帰りの電車。
どうなることかと思ったけど作品になってたなぁ。
つくる途中の見れないものがたくさん見れて、楽しい企画だった! 

豪放磊落な本書き&芝居をするけど実は繊細な人、
そのまま豪放磊落な人、
繊細な作りをするかと思ったら意外とざっくりな人、
見た目と思った通りの作り方をする人…などなど楽しかった。
「芝居は一人ではつくれない」を
文字通り目撃&体感できた企画だった。
もっと続けてほしい。

アガリスクの次回公演が
「本番2週間前まで台本が1字も上がってない」
ところから始まるんだけど、
「あれ、意外と時間あるじゃん…?」って思っちゃう、
てなことを冨坂さんが仰ってて
同意してくびを縦にふりそうになるのをギリギリでこらえた(笑) 
(↑ ※『時をかける稽古場』のことです)

野村さんが東京で芝居するたびに
「ほらこの人ほんとスゴいんだって! ね!」
って感じになるの毎回楽しいし、
細川さんがさりげなく引き込んでくれてて
客席もウケてて
野村さんパートもオパンポン創造社のテイストがあったし
私この人また今月大阪行って観れるの嬉しすぎる。
#やはりな #クジカンキカク
(※ 細川さんパートで「やはりな」というセリフを
 語調を変えて話を延々続ける流れをアドリブでやった野村さん)

セリフ覚えとか脚本書き時間とか
客席暇かな…何してようかな…と思ってたのに、
トイレに行く数分のも惜しくなるほどに見逃せない
「つくる過程」の連続。
食べようと思ってたお菓子も手付かずで持って帰る事に(笑) 
水分はさすがに摂った。
本当にお疲れさま&ありがとうございました。

今回アガリスク冨坂さんが演技してるところ観れたのと
屁理屈芝居つくる人のディベートパワー
「やはり(すごい)な!」ってのと、
回想シーンの子役での緑シャツ+黒タイツ姿が
オパンポンスーツ並みに衝撃映像だった
(まずここじゃないと見れない的な意味で)のと…
レアな機会だった!

驚異の「風呂敷たたみ力」を見せた
XQトクナガさんの子供演技も可愛かったなぁ。
「殺陣を一瞬でつける」もほんとに一瞬。
照明当たるととたんにカリスマ性が激増するのも面白。
脚本の作り方が特殊(というか少数派?)なのは
どこかのパンフで読んだので、序盤のフワフワ感もわかる… 

6C松本さんは、
明後日が初日の作品の演出のために中抜けしたのだけど、
それまでに自分のパートの本をあげて行った速さと、
他パートの伏線を入れる余地も考えて作ってた全体整合性(?)、
演出きっかけの細やかな指示など
「やりやすい、観やすい」で土台をささえてるなぁって思った。

バンタム細川さん、
想像してたよりもかなりはっちゃけて芝居を作ってて、
演技もはっちゃけてた(笑) 
景色全体をパッとビジュアル化して周りに伝達する力が見事だった。
序盤の会議時の、
湯水のようにわいてくるインスピレーション(?)も刺激的だった。
没にするのが勿体無い…! 

主演しつつクライマックス曲の歌詞も考えた夢麻呂さん、
本番あんなに掻き回されても
芝居を絶やさない&忘れないのスゴい…って。
対突発事態への経験値、信頼されてるんだろうなぁ。
むちゃくちゃな設定やシチュなのに人間讃歌になるのは、
彼の人間力の高さも大きな要素なんだろう。

そして何が出てくるかわからない事態や
演出家の要望に応える制作陣。
照明、音響スタッフも、中抜け代役、映像作成、
さらに出演などで奮戦していたMCの3名、
入退室自由な間、
スムーズに客席の人を誘導してくださったスタッフさんたち…
関わったすべての人の力なくしてできなかったね 

創造力ってある意味暴れ馬みたいなもので
「時間制限(しめきり)」とか「お題」という手綱があることで
まっすぐ走れるんだなぁ…って思った。

関西小劇場界では「新春大喜利大会」、
関東小劇場界では「クジカンキカク」と
TLの流れがすごそうな催しがかぶっていたんだなぁ。
これ、関東と関西で入れ換えて企画してみても面白そう。


-----


【脚本・演出・出演】
細川博司さん
冨坂友さん
野村有志さん
松本陽一さん
トクナガヒデカツさん
夢麻呂さん

【MC・出演】
鈴木智晴さん
扇田賢さん
椎名亜音さん
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(画像は7年前に描いたものです)


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