ファルスシアター『やみなべ 2017』

もう3月になってるのに、まだ2月の記事書いてます。
まいくろです。
Twitterが、リアルタイムで感想投下してるところです。
ここは備忘録というか、流れていかないようにするところ。


さて、2月25日はジュルネから。
ファルスシアター番外公演 vol.5
『やみなべ 2017』を観ました。

団体名もファルス(Farce=笑劇)ということで
笑える作品詰め合わせかな?
と思ってましたが、
番外公演でネーミングも「やみなべ」ですから
「笑い」だけではなかった!(笑

総上演時間は1時間50分程度。
朗読4作、短編2作、コント1組、落語1作、
そして日替わりゲストのお時間…と、盛りだくさんでした。

↓ 以下、上演プログラムに感想をちょっぴり+自ツイートまとめ

+朗読「髭オヤジ」+
 @矢吹ジャンプさん


「誰」とは言ってないのに、
絶対聞いたほとんどの人が「あの姿」を思い出すんだろうな
…っていう演出(笑
これ、この作品だけかと思ったら
ほか3編も微妙なところで終わるんですね。
聞いてて「足の裏がムズムズする」から
「足のうら怪談」なんですかね。


+「オオカミのいる旅館」+
>作:一宮周平さん
>オオカミ@前田勝さん
>課長@矢吹ジャンプさん
>葛城@五十嵐雅史さん
>八木@アベシゲオさん
>若オオカミ@西公太郎さん


役名一覧が当日パンフに載ってて、
過去に観た役者さんがオオカミ役と書いてあったので、
「前にたしか赤鬼だったよなこの人…」なんて考えてたら
まさかの「男女将」と書いてオオカミと読む人間!
若オオカミも…推して知るべし(笑
発想が面白いです。
オチはまさかの斜め下。
冗談だろうとスルーしてた所からニョキッと生えてきた感じ。

というか、さっきまで朗読してた矢吹さんが
しれっと部長役でペラペラしゃべってて「!」ってなりました。


+コント+
@ももぼーい さん


当日パンフには8分、と書いてあったけど
もっと長くやってた感じでした。
突然のゲン○ウに吹き出してしまいましたよね…


+朗読「カフェラテ」+
 @アベシゲオさん


朗読4作の中で一番むずむずしたのがコレ。
これって本人が知らない内に出てっちゃってるのか、
それとも体内で息を潜めているのか…
そもそも最初の段階が彼の妄想なのかも? とか。
しばらくカフェラテ飲むときは表面を注視しちゃいそう。


+「離陸前リリック」+
>作:佐藤史久さん
>憲二@杉井キレさん
>鈴木(グランドスタッフ)@谷口礼子さん
>みどり(元妻)@小野寺佳七子さん
>百子(合コンきっかけ)@北川純子さん
>純也(百子の相手)@新行内啓太さん
>吉田(空港スタッフ)@みきおさん


離婚した夫、憲二。
妻に未練がありありで、
それを吹っ切るために合コンに参加したものの
妻がせめて見送りにきてくれないかなぁ…と期待しちゃってます。

そこにあらわれたのは例の合コンで出会った百子ちゃん。
憲二について行こうとします。
しかし、彼女には実は恋人(夫だったっけ?)の純也がいて。
彼から逃げるために、憲二と遠方に駆け落ちしようって魂胆。

それを知らない憲二は、百子ちゃんと新生活を送るぞ! 
と、開き直って飛行機に搭乗しようとしますが
そこに妻のみどりが
「いろいろ大変だろうし、引っ越し手伝うわ」
と現れて…元サヤのチャンスもちらっと見えたりして!?

憲二は誰と飛行機に乗るのでしょうか?

そして、搭乗遅れを一度も出したことがないのが誇りの
空港スタッフ、鈴木さんは
悩む憲二を時間までに搭乗させることができるのでしょうか?

…てなかんじの、骨組みとしては基本的な、ブッキング型コメディ。

男性空港スタッフ吉田さんの「宴会芸」でしゃばりが
ナイスタイミングで元妻みどりの足止めになったのが
配置うまいなぁと思いました。
予想外のうるさいカートも笑っちゃったなぁ。

百子さんの相手、純也くんはいい笑顔でイケメンなんだけど、
なんかナチュラルに束縛してきそうなサイコみがありましたねぇ。
そんな彼で、
さらにお金で苦労してるから百子ちゃんは逃げてきたわけですが、
「事業がうまいくいって大金持ちになったよ!(意訳)」
ってわかった瞬間からの百子ちゃんの本音だだもれの
形ばかりの「私はこの人(憲二)と行くことにしたのよ…」って態度、
そして元サヤになった際の純也のドヤ顔、面白かったです。

グランドスタッフ鈴木さんが、接客笑顔なんだけど
時計を見ないにしてもそっと手をやってみたり
(皮膚で文字盤はは読めないんだけど…そんな感じだった)
なにはなくとも二言目には「では搭乗手続きを!」になったり
彼女の右往左往が身につまされつつも笑ってしまいました。


+朗読「墓地に住む」+
 @前田勝さん


地階の墓地が、上階に住む彼の住処を浸食していくという
ちょっとゾクゾク系の話。
アパートの怪談の半分が墓地になるとか、
あきらかにおかしい状況なのに
それでも文句言いながら暮らし続ける主人公の麻痺感にゾクゾクします。
お参りに来る人も、おかしいよねぇ。
主人公自身がすでにお墓に入ってる状態なんじゃないかとか
そういう想像がはかどる話。


+落語「芝浜」+
 @景浦大輔さん


酒飲みの魚屋は仕事もせずにぐうたら。
ある日、大金が入った財布を拾い、自宅に持ち帰ってしまいます。
一晩たって妻にその話をすると
「あんたなに言ってるんだい、夢でも見たの?」と。
そんなうまいことある訳ないよな…地道に働こう…と魚屋。
数年経ったある日、妻が神妙な顔をして夫に告げたのは…

という話。
この話…どっかで聞いたんですよね。
(でも細部までは覚えてなかったので先読みせずに楽しく拝聴)
割と有名な演目だそうなのですが
私、寄席に行くことってほとんどなくて。

数年前、志らく氏のお弟子さんたちが落語をやる会を見に行ったので、
そこで聞いたのかな。


+朗読「階段の死闘」+
 @新行内啓太さん


知人の事務所に行こうと、雑居ビルの階段を上る主人公と友人。
通路の窓が開いていて、そこからカラスが僕らをおそってくる。

なんというか、場所の説明が
渋谷のギャラリールデコを彷彿とさせる感じでした
(※ ルデコでカラスは襲ってきません)

途中で「もしかして知人がこのカラスを放ったのでは」
みたいな疑心暗鬼に襲われたり、
「絶体絶命じゃないか」で終わってしまったり、
その後、彼(同行の友人はたぶん重傷か死んだみたい)は無事なのか…
も、もやもやするぅ~。


+(日替わりゲスト)女装ショー+
 @エスムラルダさん


落語の時に景浦氏が、エスムラルダさんのビジュアルについて
なんやかんやと仰っていて。
(覚悟してくださいとか心、臓の弱い方は…とか、
 「死因:エスムラルダ」は不覚にも笑ってしまいまして
 なんかゴメンナサイ)

彼女はテレビ番組にも出演されてるそうで。
私はテレビでは見たことあったのかもしれないけど、
名前と顔が一致してなくてですね。
出てきたとき「あ!」ってなりました(笑
確かに(テレビか雑誌かはわかんないけど)見た、この方。
一回見たらこの姿は忘れない。

間近でみるエスムラルダさんに関してはね、
「つけま、10枚重ね!?」ってかんじでした。

私が見たのはジュルネ回。
主宰の遠藤氏から「下ネタは夜だけにしてください」といわれたそうで、
持ちネタの中からマイルドなのを厳選してきたそうです。

歌いながら前列の男性に熱視線を送るさま…いろいろすごかった(笑
マジックも「オオカミのいる旅館」をふまえて
「全部同じカードじゃないですからね!」みたいなこと言ってて
全部まとめてひとつの企画「やみなべ」なんだなと思わせてくれました。

○子の部屋の、話と手の動きが違うの「きゃー」ってなりつつ
人間の闇を感じました。わかる…(笑

前説でファルスシアター主宰の遠藤さんが練習させてくれた
「エスムラルダでマンボ♪」も
「シルベ○タ・スタ○ーンは○ンボー♪」みたいにネタが含まれてて面白かったです。




-----以下はツイートまとめ(※は追記)-----

あの劇場に行くのは3回目かな。
2回目に行ったときに出てた役者さんが、
また今回も出ているという何かのご縁。(団体は別)
(※ 参宮橋トランスミッションで、
 だいぶ前ですが前田勝さんが野球青年やってるの観ました)

ファルスシアター。なんでコレをチェックしてたかっていうと、
2015年のコメディ協会公演でサイコーに笑った
『キャンピング・デッド』の作・演コンビがおのおの作品を出してるから。
他にも落語にコントに朗読…盛り沢山だね

当日パンフの演目一覧、
演目の時間が「約」とか付いてない細かい分刻みで書いてあって、
まるで時間切れになったら床が抜けるシステムみたい(そんな仕組みはありません)
(※もちろんありませんでした)

ファルスシアター番外公演 『やみなべ2017』@参宮橋トランスミッション。
約1時間50分。
クリーンヒットは無かったけど「面白い」がいっぱいあった。
朗読も朗読なんだけど役者さんなので、表情の等見甲斐がある。
日替ゲストさんは昼回なので昼どきのネタを。
夜の回はかなりディープになりそう。

演目のひとつ『離陸前リリック』に「
鳩とグリーンピース」作品の、
某クラブ会員の議員さん(…役をやってた役者さん)が出演してた。
あと『誰ガタメノ剣』元親の奥さん(…役の役者さん)も出演してた。
観たことある顔だなーって、思わず注視。
各々の事情が絡み合うので、すごいそわそわした(笑)
(※前者は新行内さん、後者は谷口さん)


「サスにはいる(業界用語)」のって、
状況によるんだろうけど舞台に乗ってる人自身はできてるかわからないものなのね…と、
今回の前説ではじめて知った。

(※遠藤さんが「僕、入れてますか?」みたいに客席に聞いていた)

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