『Angry 12 civilians』 自ツイートまとめ

久々に、観てきてすぐにブログをば。
といっても、日付は変わってるしツイートまとめなんですが。
家に帰ってお布団に入るまでが「観劇当日」。
まいくろです。

疾駆猿 第弐回短期公演
 『Angry 12 civilians』を観てきました。

原作 : レジナルド・ローズ
脚色・演出は、疾駆猿の佐藤信也さん。

2015年4月に、
疾駆猿名義ではないけど佐藤さんの脚色演出&別キャストで
(そのときは『Angry12』というタイトル)で観ている
「12人の怒れる男」です。

で、過去の記憶によると
この話には12人の陪審員役のほかに、
あと2役、登場人物の枠があったんです。
てっきり脚色・演出の佐藤さんが(役者もする方)やるんだろなーって。

そしたら1月の半ばにゲストの出演が発表されて、
日曜のゲストに音野くんの名前が。

「え、この週の月曜に無頼組合の公演が終わるんですよね…?」
と目を疑いましたが、出るってことは本人がやるって決めたからでしょうし、
やるからには半端な芝居する人じゃないし(過去の経験上)、
じゃあ観るの、この日にしーようっ☆ と決定。
(観劇日をぎりぎりまで悩んでて、結果オーライでした)


会場は、行き慣れた新宿眼科画廊。
疾駆猿公演でこの場所だと、やっぱり2面舞台なのかなぁなんて思って。
どうせ上京するなら2回観ちゃえということでマチソワ。
(11:30と15:00公演だったらマチジュル…?)


―ある殺人事件の判決にあたり、12人の陪審員が個室で話し合うことに。
裁判での様子から「被告人の有罪」で全員の意見は一致し、
話し合いは短時間で終わるかに思われました。

しかし、ひとりの陪審員が
「彼は有罪ではない可能性がある」
「人一人の命がかかっている、議論を尽くしましょう」
と言い出して…―

上演時間2時間。
有罪11、無罪1から始まる「合理的疑問」をめぐる12人の会話劇。

有罪・無罪が入れ替わる鮮やかな展開と、
人間の醜さ・弱さ・滑稽さ、そして人間の意志の強さを思い知る作品でした。

いろんな役者さんで観てみたい作品です。




↓ 以下、自ツイートの転載。(※)はブログ掲載時の追記

---

わぁ大阪だわぁ東京だとわいわいしていますが、
これで火水木金と仕事して
また週末に今日観た役者を別の芝居で観るとか
ちょっとなにいってるかわかんないけど事実です
疾駆猿「第弐回短期公演ゲスト出演者決定!」
(http://ameblo.jp/schicksal-blog/entry-12238360800.html)

(※↑大阪東京観劇ツアー直後にツイートしたのだけど、
 自分でもこのツイートのノリなんとなく好きなので、ここに載せとく)


---1回目観劇+2回目観劇の開演前---

疾駆猿 『Angry 12 civilians』
@新宿眼科画廊 (前売り・当日2700円)
本日11:30と15:00公演のゲストは
月曜に無頼組合の千秋楽を迎えた音野くんです
( 'ω' )ゴメンチョットナニイッテルカワカンナイ

役者こわい(最大級の賛辞)

というか本編の展開が鮮やかで好きよ。
耳のピントあわせが迷う場面がありそう(過去の経験上)なので、
しっかり観よう。
(※数人が一気に喋るシーンで、
 特定の役者の声量を際立たせるように調整するなどせずに、
 どれに耳を傾けるかをこちらに任せる演出が過去にあり、実際今回もあった)

ほらー! やっぱり二面舞台!!

そして今年のベイゲニ上演予定の告知ありがたい╰(*´︶`*)╯
さっそく春が推しとかぶっててギョエーですが、行けないことはない。

信頼のブランドなので不安はない
(※演技に関して信頼してます)

疾駆猿『Angry 12 civilians』
2時間か…長かったとも思うし、終わってしまうとあっけなかった気もする。
きっちり時間で終わると分かってるから
そこは客席の強みというか…
11対1から、無自覚の「合理的疑問」を顕在化させて
情勢が変化していく様が本当に鮮やか。
面白かった。

ゲストは前観たときでどんな役かだいたいわかってて、
2役のどっちかかなと思ってたけど、
台詞内容と量的にゲストって枠じゃないよね(笑) 
物語的に居なくちゃならん役なうえに、
出番は少ないけど役柄的に客席から受ける比重が重い。
見た目は森礼承と全然別人! 
しかもまさかの2役両方やった。
(※ おひげ無しの、前髪おろしスタイルでした)

(あと15時回だけだから、ふせったーで伏せるのもまどろっこしい)

名前は作中で語られない(○号と呼ばれる)なのに、
2時間終わる頃には
彼らのうちのほとんど、今までどんな人生送ってきたのか垣間見れるんだよね。
でも全部見れる訳じゃないからビックリ展開もある。
それがこの話の面白さ。
今回の話は、ラストに
彼(※7号)が彼女(※11号)にした行動をみて「これから」も感じられた。

外(※扉の外のおじさんに)に聞こえてる設定なのか否かも気になるところ。
扉の音的にはそんなにはっきり聞こえなそうだけども。
お前はなにと戦ってるんだな彼(※3号)がほんとにな…
嫌いだけどあちこちにいるし自分もそうだよなってなる。
なんか観おわると泣けてくる。

はいはい2回目。
1回目の席がわりと理想通りだったから
次は方向だけ狙って座れるところで良いかなぁ。
(※無事に、狙いの側に行けました。席自体も耳が近くて良かった)

雨は終演後にちょっと地面濡れてたけど、ほとんど降ってない♪ 
あと気になるのはこの回の終わりの空模様だな~。
(※階段入り口にもスタッフがいて
 「雨なので足元お気を付けください」ってやさしかった。
 ちなみに15時回のあともさほど降ってなくて、傘要らずでした)

人間の記憶力や思考は一人では薄弱で、
やはり元来群れるようにできてる生き物なのかなぁ。
人間は各々の持ち物とは別に、もうひとつ脳を持ってる…
ってのは「寄生獣」の中に出てきた発言だけど、そんな感じ。
あと、自論を否定されたことで
自分自身の存在を否定されたと思ってしまう人がこの世にはいる。
(※「論破されたら負けだと思ってる病」の人とかもいる)

冷静で合理的な彼(※4号)の、
毎回のように発言の頭につける意思表示(※「私は有罪だと思っています」)。
すごく「話し合い」の中で効果的なんだなーって学ぶ。
途中で口を挟んでくる人対策としても。
あとベイゲニ犬塚ちゃんの女優さん(※5号)、全く違う一面が観れてよかった。
テーブル下に隠れる子ちゃん(※2号)も可愛い。
皆思い思い空気をまわそうとしている。

二面舞台なんだけど、
結局どっちにいても激昂する人が見えるから心的なストレス半端なーい(笑)
本当にこれ芝居なんだよね? ってなるビリビリぴりぴり。
あと落書きした子だーれ? ってのも面白ポイント(*´艸`) 
(※部屋に入った直後、6号がホワイトボードに係りの人の絵を描く)

今彼らの発言の中から学ぶことはたくさんあるのに、
どうして私は劇場出ちゃうと、この「学び」を忘れてしまうんだろうなぁ…(´∀`; 
論理的思考、論理的思考。


---2回目観劇+帰宅後---

疾駆猿 『Angry 12 civilians』反対側から。
あぁ滑稽だ、愚かだと思いながら自分もそうだって知ってるからゾクゾク。
論調に彼らの思惑見え隠れ。
呼ばれるたびに軽くため息ついてるゲストの役、
ラストの「お疲れさまでした」でちょっと目覚めた感ある。
稽古期間短いとか嘘でしょ…
(※演じ分けとかあの長台詞とか歩き方とかさぁ)

疾駆猿 『Angry 12 civilians』雑談にも耳をすます。
スポーツの話であの子(※5号)がバスケの話をしてるのはそういうことか。
何と戦ってるんだおじさん(※3号)のブーメラン劇場とか。
(彼の見た目が、今までもそんな発言をまかり通してきたんだろう、とか)
感情ほど弱く、崩しにくいものはないな。

(※結局ラストに8号とふたりっきりになるまで、
 3号はずっと「周りの理論に納得した」ではなく
 「勝負」の感情にとらわれてたように見えました)

トラブルってほどじゃないけど、
いろんなお芝居でマチソワ連続で観るとソワレに揺らぎが多いなーって気がする。
ただ、よほどの事じゃない限り「ライブ感」で収まる。
例えばハンカチーフ落としたエリートさん(※4号)が、役のまま対応するのとか。
ああいうのすごく好き。

チャラ男(※7号)が移民ちゃん(※11号)にナイターのチケット渡したのが、
すごく晴れやかだったな。
激昂パパ(※3号)が貧民街育ちちゃん(※5号)に上から目線で謝ってるのとか、
それに精一杯理性で耐えるのとか。
あの人種に色々ひどい目に遭ったんだろう彼女(※10号)の爆発に対する態度と、
冷静な周りの、無言の判決とか。
見処いっぱいだった。

音響係(?)をつとめてた彼女(※6号)は、
介護施設勤めとか親の介護してたとか、
あるいは医療系勤務でお年寄りとふれあうこと多いのかなぁとか、
勝手に考えながら観てた。
彼女と広告企業勤務君(※12号)が二人で「殺してやる!」になっちゃったのは
笑えるシーンでもあるけど、人間の本性を垣間見るような感じもした。

というか広告企業勤務マン(※12号)は
あわよくば人脈広げようって魂胆があるんじゃないかなって思いながら観てた。
後半はそれどころじゃなかったみたいだけど。
殺害再現実況ありがたい。
飴子さん(※2号)は、いままで身近な誰か(友人とか姉とか)の後ろに隠れ、
意見にのっかって生きてきたのかなーって感じだった。

老婦人(※9号)の経験から感じたフィーリングが、すごく重要。
人の行動には理由があり、そこに感情が付随してるという所からとっかかる説明、
たぶん8号ひとりでは考え付かない観点だったのでは。
8号は作中で「思考」してたり他者発言に目の色変えたり、演技に隙無し。
声に出して言い聞かせる「無罪」の重さ。

推し団体だからどこか1回は行こうと思ってて、推しメンゲストでプラス1回したけど
2面舞台だったし陪審員たちの配置もあったし作中の雑談にも注意向けられたしで、
2回観て大正解だった╰(*´︶`*)╯

(疾駆猿での音野くんの、公務員や地位ある人率の高さ)

Angryゲストは
「第一級犯罪、すなわち謀殺は…」って、
開始早々長台詞を喋りながら場内を歩き回る裁判長(?)と、
帽子をかぶっての「はー…」って
若干暑さにやられてやる気なさげな担当官(正式な職業名知らん)の2態。
陪審員を案内した後もちょいちょい呼ばれ、ラストも扉を閉めて話を締める。

長台詞ってーと兆枝先生の演説思い出すけど、
自分に酔った感はなかった。
事務的って訳でもなく、
難しい言葉遣いだったけど少しずつ噛み砕いて「重みを伝える」感。
係の人は、頼まれごとされて「仕事ですから」と笑顔しつつ
少々背中がダルくなってる(笑 
ラストに(※論争やりとりの見えるホワイト)ボードを見て、心動かされてたみたい。

疾駆猿名義でやるし
「罔両(※もうりょう)が可視化しちゃったり?」
てチラッと考えたけど、さすがになかった(笑)
でも不必要な威圧(大きな音をたてる・声を荒らげる)や
感情の暴走、被告人とは別の「敵」を作り出す人の心、
裁判や被告人の結末は描かれない等、
そのもやっとした感じは疾駆猿っぽさある話だと思った。

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陪審員長(第1号)@黒坂カズシさん
第2号@高本愛子さん
第3号@鎌田秀勝さん
第4号@斎藤貴裕さん
第5号@石塚みづきさん
第6号@下京慶子さん
第7号@中條 孝紀さん
第8号@小川 亮さん
第9号@今中陽子さん
第10号@伊神典世さん
第11号@林真由美さん
第12号@三山寛宰さん

ゲスト@音野暁くん(5日のみ出演)

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