『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』役者別プチ雑感

遠征から戻ってきて今日は都内観劇。
まいくろです。

劇団ZTON
エンタメストライク005
『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』
【偽蝕劉曹編】・【真王孫権編】

2編観た上での、役者さんプチ雑感。
こりっちに記載されてるキャスト順で書き始めたけど、
時間の関係で数人まだ残ってますが後日追記します。
(追記:12月16日全員分揃いました)

公演を重ねるたびに、
若い子だなって思ってた役者さんがしっかり成長してるのが見えるからZTONって好き。


↓ 役名は伏せて書いてますがネタばれしてます。

>為房大輔さん
一回転してさっきと同じところを正確に斬るってすごいよなぁ。
初演のときは「くあぁ、こいつぅ~!」ってなったけど、
もう清々しいほどに人間らしくて、今回は一回りしてもはや好き。
「ぼっちゃん」って言い方がマイブームになりそう(言う機会ないけど)
真王編の彼は偽蝕観てからだったからあからさまに「彼」すぎて、気持ちよかった。
「「火」」のシーンすごく好き。そう持ってきたか、と。


>高瀬川すてらさん
△△→○○の流れかな、と予想してたらまさかのもうワンステップ。
…いや、2ステップか?
彼女が父親に漏らす言葉とそこに襲い来る運命の嵐が涙、涙。
ラストの戦いシーンの演出も好き。
回想シーンを「こちらに見せるための演出」じゃなく、
「彼女自身の回想」にしたあの表情に心うたれた。


>レストランまさひろさん
目のくだりの演出と、その直後の片目の処理のしかた、そうきたか。
関羽とのユニゾンやウラウラしてるやりとり、めっちゃ目を引く。
偽蝕編のパンフの写真の色気がやばい。
安定の力強さと速さで、彼が負ける画が想像できない。


>森孝之くん
そうきたか、そうきたか!!!
そういえば名前がそうだよな、っていう。
偽蝕編の下手側めっちゃいい感じで、こっち側の席でよかった。
(真王編のACTの中央奥の「あの人」が見えなかったけどDVDで存在確認できたし)
他のキャラクターは正体がわかりやすく演出されてる中、
彼の本心なかなか明かされないし
森くんの「ふふふ」な表情もあいまってとても良い立ち位置。
なにげにACTシーンで真実が語られてるけど、2度目じゃないと気づけないな…!



>出田英人くん
偽蝕編の「万歳」に至るまでの彼の変化をナマで見れてよかった。
細かい表情、振り切った中に落ちた静かな病の種。
真王編の彼は蛇のよう。
ラストで言われてた表現がまさにしっくりくる。
声を聞き、しかし傀儡になるわけではなく
自分の能力のひとつとして見る、総てを丸呑みする。
そしていつかは自分の尾も…という印象を受けた。
「彼女」にあの名前で呼びかけるところで、
心を失くしてるわけじゃないんだよな、と思うわけですよ。切ないなぁ。
表情ひとつでこんなに見た目年齢変える役者さんはなかなかお目にかかれない。
これからも伸びてってほしい。(高身長!)


>図書菅くん
弟が頭に乗せてるものを見て大興奮した理由は、
わかっていただける方にはわかっていただけると思う。
あの杖かっこいいよね…そして意外と実は神秘系ビジュアルもいける。
真王編でキャスト表見たときに「あなたの場所、そこ!?」って驚き。
わかりやすい行動理念と笑顔、人をひきつける役が似合う。
あれ見たら応援するよね、わかる。


>門石藤矢くん
偽蝕編で彼がそうしてしまった理由は、土龍さんが言ってたな。
寄り添ってるようで、意外と人間の心に鈍感で寄り添ってないところが、
永く生きてる「彼」らしいと思った。
彼が絶妙な去り方をするので、
真王編で「あの人実は…?」「いやこの人実は…?」とか疑いまくってた(笑
別人役の真王編では面白い形の武器を軽々と使って、
なんか性格も陽性で野球始めそうな勢いがする(笑


>前田郁恵さん
今回は彼女がそうしてた理由がはっきりと文章になってたわけじゃないけど、
「押し上げてやる」だったかな。それが一番近いのか。
見せた友情がまやかしでないと信じたいし、
あの呼びかけに彼女として答えたんだからそうであると思う。


>天堂悟志さん
押しに弱い、いい人。彼女を連れて歩いてた理由そこか!
HETARE気味だったのが劉備たちと一緒にいるようになって
たくましく(ふてぶてしく?)なるあたり「朱に交われば…」だなぁって(笑
あと、時系列確かめてないから想像だけど、
「武勲上げられなくてクビになった」っての、
もしかして上司が新しい恋に目覚めたからって可能性、ないか…?(笑


>久保内啓朗さん
偽蝕の彼と同じ顔だけど、真王のは似た別人って事でいいのかしら。
しれっとしてるけど、自分から選んだのか選ばされたのかで印象かなり変わる。
調教って言葉のニュアンスから後者かなぁ。
どう見ても選挙みたいな演説シーン、彼が乗ってる馬車の演出も面白い。
スピードアップに際しての御者、超がんばれ(笑


>池永百花さん
見た字面の役者さんだなと思ったら『ゲルダ』の子か!
右も左もわからない不安な様子や、
信じるものを見つけたときの晴れ晴れとした空気が可愛らしい。
本当は彼女のような、人を信じられる人が国を治めればいいのだけど。
生まれる時代が戦乱の世じゃなかったらなぁ…
偽蝕編では見せないような姿&表情を真王編のACTで見せてくれて、おおーってなった。


>上蔀優樹さん
弓使い、指が痛まないようにちゃんと手袋つけてるのね。
一歩引いてるように見えて、曹操があぁいう状態になっても
「オレいち抜けた~」とは絶対言わないあたり大切なんだなぁ。
なにげに2作とも、パンフコメントで面白いことしてた(笑


>大牧ぽるんさん
かわいい! かわいい! いやんクール女王! ←偽蝕編
かわいい! かわいい! わぁぁ(T△T)泣けるかわいいー! ←真王編
彼女が、今後一番人間といい距離感で存在していけそうな気がした。
「手を離す」のは絆を断ち切るんじゃなく、
お互いに気配を感じながら自分の道を歩む行為なんだと思う。
真王編の、保持者に対するやきもきがとてつもなく愛らしくて、
龍の本来の姿、人間への愛情(すごく大きな意味で)を取り戻したのかなぁと感じた。


>岡田由紀さん
予想外の「わらわ」キャラ。
孫権に周瑜が苦言をいう時など、
さりげなく二人の間に割って入ってて、美人さんけっこう大人気ない。
声には出さないけど、自分の有利に事が動いたときに高笑ってた。
保持者が死ぬときにあげた手に対する彼女の距離感とか、
演出がそうさせてるのかもしれないけど本と彼女は「甘い誘惑」そのものだな…


>木下航さん
虎ヒゲは自前なのでほぼ違和感がない。
オンナノコに対してのめげないアプローチと、
義兄弟ミュージカル「いやー乱世乱世」が面白すぎる。
協ちゃんを軽々持ち上げる姿はめっちゃ張飛。


>中山真治さん
三國学園から続投で関羽なのにこの違い、お見事。
異色の長兄だから次男三男はセオリーどおりのビジュアルがいいのかも。
「帝を殺せ」のシーンなどで見せる苦汁の表情などもしっかり確認。
パンフのあれ、意外にかぶってない。


>浜崎聡さん
出てきた瞬間に「あ、初演とぜんぜん雰囲気違う」ってなる。
利用し、使用される間柄だがお互いを認め合ってるっていう関係性は同じようだけど、
話し方も耽美から少しワイルドっぽくなってて、お笑いも理解するようになってた(笑
董卓に続いてついた彼にたいしての空振り感と「なんなんだよ!」な反応が、
董卓から人間味をもらったみたいで、ほほえましい。


-----12/16 追記しました-------


>髭だるマンさん
選択、劉備を討つ方…というか
帝を守る方向に動いてくれてホッとした。
ビジュアル的には髪の毛一本縛りの方が好きだなぁ。
大阪ゲキバカとか中之島で観るたび「いい声だわ…」と思ってたので、
ZTONのこの役で、自己顕示欲満々のセリフこの声で聞けて幸せ。
猛者たちの声を聞いての「いいではないか、いいではないか」が
どうしても悪代官のアレに聞こえる罠にかかったのは私。


>今井つづるさん
偽蝕、真王で別役なのに、顔周りの飾りが似てる(笑
いや、時代考証でそうなのだけろうけど。
偽蝕編では客席に流れだしてくる忠義っぷり漢気、
そういう系のフェロモンがすごい。露出部なんかほぼないのに。
真王編の人は土龍にめちゃめちゃつれなくて、
「なんだよこの堅物!」yって言う土龍が面白すぎた。
「バーゲンセールや~」にも、ピクリとも反応しない(笑
イカスケ作品で拝見してて久々の再会だったけど、
殺陣もゴリッゴリにやれちゃう方だったのね…!


>魚水幸之助さん
骨野郎は海坊主になっていた。(呼ばれ方の話)
力で無理に押さえつけるんじゃなくて、
小突くようなテンションで呂布にプロレス技っぽいのをかけてて、
呂布もそれに対して怒らないあたりでなんかいい関係だなって。
土龍との、マブダチっぽいツーカーの関係性も好き。
「時間が有限だからこそ、固執しすぎない」ってスタンスが
ただの悪人じゃなくてイイよなぁ。
劉弁ちゃんへの、ぶっきらぼうなんだけど邪険にしない対応も好き。
(尚香が名乗った名前「董白」は董卓の孫として三国志に名前が出ている)


>平宅亮さん
武器、大きくなった! 突き出した時の迫力がものすごい。
それを使った赤兎馬ハイヤーに大笑い(笑
淡々とやってるんだもの(笑
天下が欲しくて欲しくて、そのためなら人肉だって躊躇なく喰らう男。
(でも騙されっぱなしなんだよね…かわいそう)
個人的には、この一直線な呂布が貂蝉ちゃんに出会って恋したら
どう反応するのか見てみたかった…
まぁ現状でも天(龍?)に恋してたわけだけども。


>maechangさん
偽蝕編の時は観ながら何回も
「ほんとうに? 本当にmaechangさん?」って。
回数観たことあるわけじゃないけど、
マッチョな演技とオカマっぽい演技の印象が強かったので、
こんなおじいちゃんおじいちゃんしてくるとは…
宦官を滅ぼすくだりで、
孫の名を呼んで「それ」を促す姿にグッと来てしまった。
真王編は「こうそんたん」で笑いまくり。
よく動くので、濃すぎるけど大丈夫かしらと思ったら
わりとあっさりの退場だったので、濃すぎるくらいでちょうどよかった(笑


>蜜比呂人さん
偽蝕編では、なんかアンニュイな表情してたなぁという印象。
その理由が、真王編で明かされてすっきり。
娘と再会して剣をうち捨てて笑顔になるところ、
「どうして探してくれなかったの」と泣かれたときの表情、
真っ先に娘をかばうところ、満身創痍になっても呂布を退ける魂の強さ、
頭なでなでに泣いてしまったよね…
そしてラストシーンの孫権の後ろに兄、父、義理父が登場して
龍に導かれるまま作るのではなく、
人の人生を積み重ねて作っていく国が見えて、またぐわっと気持ちが昂った。



偽蝕編のカーテンコール終わりに、真王編の予告的なものが入りまして。
それがすごく格好良く、想像の膨らむ言葉の選び方がされていて燃えました。
「1日で2本一気に観ちゃうのがもったいないかも」と思ってましたが、
でもあの演出見たらもう、すぐにでも真王編が観たくなる(笑

真王編のラストの戦いで、君主に仲間が武器を投げ渡して戦いを続けるのも
「人間は一人ではない。国も一人で背負うものではない」という感じで、興奮する演出でした。

劇団側でもイラスト描いて送ってくださいキャンペーンやってるようですし、
キャラクターや龍の設定も奥深いので、
どんどんメディアミックス(?)して、
舞台では三国時代やったからアニメでは周の時代、ゲームでは春秋戦国時代…など、
同じ世界設定で別時代のエピソードなんかやってくれちゃったりしたら面白いかもなぁなどと考えたり。

『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』、すごく面白かったです。
初日の公演を撮影した撮って出しDVD、真王編しか買ってこれなかったのが悔しい。
遠征してでも観に行く劇団のひとつ、今回もゆるぎません。

-----以下は、自分のツイートまとめ-----


『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』(偽蝕) 初演を超えるを実現した別物。
ずっと「だまされるなー!」って思いながら見てた(笑) 
パンフの、王朝とそれに対応する龍年表もすごい! 
あれ見て本編観ると各々の龍の性格もさらに深く楽しめるかと。
なんかZTONの殺陣は見るたびに速さが増してるな…

maechangさんが言われなきゃ気づかないレベルに、観たことない演技。
あと土龍さんがついてる人の性格に寄ってるのか、出てきた瞬間から印象違う。
終盤某所で様子見てる貴公子が何してくれるのか次が楽しみすぎ。
あと何進と袁紹と孫堅が並びだってるシーンの男フェロモンがひどい。殺す気か(笑

黄巾党の2代目に、個人的にとても盛り上がりました。
(追記:初演董卓=平野君のかぶってた頭飾りだったのです)
あと全体的に武器が大きいのか? それとも振りが派手だからか? 3列目でも迫力!

真王待機~。どうなるんだ、どうなるんだ!? 
パンフも2冊に分かれてるだけあって、細かいところが同じようで違うのね。
偽蝕編パンフには王朝と龍の対応解説、真王編パンフにはチラシのお三方の対談。
ビジュアルだけみたけどあの人のうさんくささがスゴい! 早く動いてるの観たいわぁ。

この色の服を着てきて良かった。この色の子達がかわいすぎた。
(追記:表が黄色、裏地が緑のアウター着てました)

『覇道ナクシテ、泰平ヲミル』(真王編)
三国志の三国ポイントをうまく入れつつ、ZTONオリジナルの要素で見せてる場面が何個かあって、
そのたびに「そうきたか!」って燃えた。
クライマックスの人間力がすごくて震える。
偽蝕とあわせて一日で観ちゃうのが勿体ないくらい。黄龍と土龍の好き度がUP

あ、ZTON観に行く人でスタンプラリーあと2つで埋まるよって人は、
偽蝕と真王で2つもらえるからね。
物販横でおねえさんが押してくれました。
そして全部埋まるとZTON一年集大成のブツがもらえるよ! 
大きいものじゃないから荷物にもならないし。今、それ見てすっごいにやにやしてる。
(追記:卓上カレンダー!)

真王孫権編、あの人が背負ってるものが大きくて、
幸せなんだけどだからこそその後悲しいことになるわけで。
回想シーンの言い方でもうほんと泣きそうになった。
そんで、そのあとの或るシーンで泣いた。
面白い武器持ってる人がいて、その殺陣も面白かったな。タムタムッてするあたりも、某ゲーム的。

あのひとが、あれで! あぁそういうことか! ってなるのがすごく楽しい。
ZTONのそれは、無理矢理っぽくなくて
根拠が納得できる(話やキャスティングの都合上そうしました~って感じじゃない!)から好き。

ZTON袁紹さままじでイケボ。
リンカネの袁紹さまも萩野さんだからイケボ確実だし…
無双の袁紹さまも違う意味でイケボだし。
なに、袁紹はイケボじゃなきゃいけない法則でもあるの?(笑

『覇道泰平』作中で孫尚香が「わたしが笑えるその日まで」ってな言葉を言うのだけど、
それをふまえてすてらさんのTwitterアイコン見るとじわじわ泣ける。
作中ほとんど気をはってる顔してたものなぁ。
末っ子だし、劉備(チョウエン)や曹操よりもかなり年若い娘っこだよ…( ; ∀ ; `)

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