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『エリザベート』のこと。

いまさらシリーズ続いてます。
まいくろです。

6月21日は、
おそらく今年一番チケット代高い作品を観てきました(笑
ミュージカル『エリザベート』。
まいくろ、初の帝国劇場です。

私、小劇場の作品を観るのが中心なのですが、
たまには大きい劇場で
「名作」というモノを観てみたくなったりして。
そんなことを言っていたら、
ミュージカルも観る観劇友達さんからお勧めされたのが
この『エリザベート』という作品。

海外でも国内でも何度も上演されている作品だし、
出演者の中に「舞台戦国BASARA」に出てた方がいるよ、とか。
『ライン』『深説・八犬伝』に出演してた
古川雄大さんが方がルドルフ役で出演だよ、とか。
なによりこれからチケットの先行発売あるよーってことで、
頑張ればチケットとれそうだな、って。


で、公式先行発売チケットの抽選結果待ちの期間に、
劇団ZTONの『オルタソフィア』を観たのです。
最近よく観ている京都の劇団なんですが、
ここの作品はシェイクスピア等のいわゆる古典モノを下敷きに
さらに別のモチーフを絡めて作品を作るパターンがありまして。

何の因果か、運命か。

この『オルタソフィア』の下敷きになっていたのが
『エリザベート』だったのです!
ほんとに偶然。
勉強中の『エリザベート』を彷彿とさせるシーンや言葉が
作中のあちこちに出てきて、
なにより主人公の名前が「シシィ」とか。

「これはもう、いま結果待ちの抽選が外れても、
 どうにかチケットを取ってエリザベートを観なくては!」と
決意したのでした。


で、公式先行は外れちゃったのですが、
某プレイガイドの先行発売にて
無事に『エリザベート』チケットをゲット。
Wキャスト方式ですが、私が求めていたのは
「土曜日or日曜日+ルドルフ役が古川さんであること」だけ。
メインはどの組み合わせでも良かったので日程は苦労せずでした。
1回しか観ないので奮発してS席です。
(全体を観れそうだってことで2階席を選択)


↓ そして当日がやってきた!




変な格好で行くとつまみ出されちゃうんじゃないか…なんて、
初めての劇場に行くたびに毎度毎度考える不安を抱えながら、
都営三田線の日比谷駅に到着。
雨が降りそうな感じだったので、地下から直結で行ける駅を選択。

もう、階段からふかふか絨毯! 
ロビーには天井から
キャストの衣装姿の大きくてキレイな垂れ幕がさがってるし
メインキャスト大集合の等身大パネルが飾ってあるし
おみやげ屋さんは手頃なモノお菓子からキャストのCD、
エリザベートモチーフの高級アクセサリーまで取り扱ってるし、
2階席には喫茶室があって
コーヒー・紅茶についてくるスプーンは
ご観劇の記念にお持ち帰りくださいって書いてあるし…
お手洗いの数多いしキレイだし
1幕と2幕の間の休憩時間25分ですごい大行列になるけど
係のお姉さんがサクサク案内してすぐ列消えるし…
なんなの…さすが大劇場…徹底しておもてなし精神。
(チケット代がどこに当てられてるのか、なんかわかる気がする)
別世界です。



本編は、
オーストリー(オーストリア)皇后のエリザベートと、
彼女に恋した黄泉の国の王、トート閣下がメイン。

エリザベートを暗殺したルキーニという男が、
なぜ彼女を殺したのかという回想スタイルで話は展開します。

元気いっぱいのおてんば少女、
木から落ちて黄泉の国に迷い込んだシシィ。
黄泉の国の王トートは彼女に惹かれてしまいます。
「元の世界に返してほしい」という彼女の願いを聞き入れる閣下。
無理矢理黄泉の国に拘束するのではなく、
彼女が(死=閣下)愛し望むまで、追うつもりのようです。

エリザベート(シシィ)の家は
皇帝、ハプスブルク家の当主フランツとは親類。
本当はシシィの姉とフランツが結婚するはずだったのですが、
フランツはシシィに惚れてしまいました。
愛があればやっていける、と二人は結婚。

自由を愛するシシィと、
古いしきたりまみれのハプスブルク家は
はっきりいって相性が悪いです。
実質的な権力者の義母ゾフィーはしきたり重視。
シシィとゾフィーは何度も意見の相違でもめることになります。

シシィが「義母さんがいじめる!」と夫に泣きつくんですが
夫は「母さんはきみのことを思って言ってるんだよ」って。
このくだり現代の家庭でもあるあるだなぁ…なんて(笑


…とまぁ、話を書いていくと一週間くらいかかるし
絶賛上演中なので割愛。

トート閣下を演じていた城田優さん。
彼の視線吸引力がすごかったです。
もともと外国の香りのするビジュアルの彼ですが、
トート閣下として立ってる姿を見て
「彼は人間じゃない…!」と思いました。
公式サイトのビジュアルは白ですが、
作中では黒を着るときもありました。
やっぱり「死」は黒のイメージがあるので黒の方が好きだなぁ。
彼の衣装がだんだんと白くなっていくのは、
シシィから見た印象の違いなのかしら…

ただ、最初の閣下登場シーンは私の脳が
まだ大劇場ミュージカルモードじゃなかったので
はっきりいって面食らいましたΣ(゚Д゚


彼につき従う「トートダンサー」ってのがいまして、
トート閣下と似たようなビジュアルをしています。
ここには、梅棒の楢木くんがいるのですけど、
動きまくりでオペラグラスで観てても特定できなかったなぁ。

彼らの出てくる演出でいいな、と思ったのが
王宮のパーティと、皇太子ルドルフがハンガリーで戦うところ。
前者の気づくと入れ替わってる感、
後者の、間一髪で避けるところ。
「死・闇・不幸」のビジュアル化なんだなぁ。


ルドルフ役の古川さんにトートが呼びかけ、唆すシーンは、
美男と美男のデュエット(?)で実に美しかったです。
耽美とかあまり興味ないけど、
この二人の組み合わせは人生でなかなか観れなそうなので、
オペラグラスでガン見してました。
だから決断した時のあの行動はビジュアル的にうひゃーってなりました。
ダンスも披露してくれるのですが、相変わらず安定しててきれいな重心。
少年時代のルドルフを演じてた子の声も、すごくよく通ってキラキラだったなぁ。

舞台戦国BASARAに出演していた広瀬さんは
アンサンブルとしてあちらこちらの役をやっていましたが、
ハンガリーの革命家シュテファンとしてがメインだったようで。
観たことある顔がいるとホッとする…
というか、そもそも彼を初めて観たのは東宝系(クリエ版GARNET OPERA)でしたな。
作中できれいに歳をとってたのが衝撃でした。


ミュージカルということで、
いきなり歌い出すのか…と身構えていたのですが、
なんかね、いきなり歌い出すっていうか、ほぼ歌メイン。
歌というか…曲に乗せたセリフって感じで、
とても聞き取りやすいんですね。
(さすがに何人もが一気に歌うと、誰の声を聞こうか迷って、
 聞きづらくなるけど)

あと、同じメロディのメインテーマが何度も出てくるので
覚えやすい。
歌詞も同じ言葉なのに感情や歌い手を変えることで
別の様相になって面白かったです。

特に、先述のゾフィーが出てくるところの
「皇后のつとめは自分を殺して王家に全て捧げること」の
メロディが頭から離れません。

観てて面白かったのは「番狂わせ♪」のあたりの悲喜こもごも。
あとはマダム・ヴォルフのコレクションね。
そのビジュアル、まだその時代にいないだろー!(笑

ハンガリーにフランツとシシィが訪れたときの
彼女の行い、ドラマティックでしたねぇ。
衣装がそれにしても豪華ですよね。
なに? あのスカートのボリュームときらきらの宝石。
あと、彼女が1幕ラストで歌うシーン、
奥にある紋章がいい仕事してるなと感心しました。

この辺で閣下が人間に混じって見てるあたりとか、
『オルタソフィア』の登場人物「ザイン教授」の言葉である
「あの者も、あの者も陛下だ!」を思い出しちゃう。
クライマックスの某シーンは
強く『オルタソフィア』を思い出させる要素があって、
「ギャー、ザイン教授!!」と心の中で叫んでました。
たぶんエリザベートを先に知ってた人は
『オルタソフィア』を観て「ぎゃー、ルキーニ!」だろうな(笑


期待にこたえて、期待以上を見せてくれるのが
大きな劇場のいいところだなぁと思いました
おすすめしてくれた方に、感謝感謝です。

年1~2回くらいになりそうですが、
帝国劇場とかの大きな所で名作観るの、いいなぁ。

7月にも一つ、大きめな劇場での名作観劇、入れてるんですよね。
そっちはストレートプレイのはず。
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