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『中之島春の文化祭 2015』各団体感想(5月2日上演分)

ゴールデンウィークは、半分大阪にいました(笑
まいくろです。

理由はもちろん観劇。
5月2、3と催された
ABCホール開館7周年記念『中之島 春の文化祭』と、
もうひとつの作品を観るため。

1団体持ち時間20分のお祭りイベント。
好きなものもあまり得意でないものも一気に観られるので、
行く回数が限られる遠征者にとっては
名前だけ知ってる劇団を
「ココ次もぜったい観たい」
「ここは日程が合えば…」などと判断する材料になる機会でもあります。

このイベントの客席に座るのは3年目。
というわけで、各団体のざっくり感想。

個人的に面白かったものには「☆」つけときます。


↓ ネタバレ注意!

>ダイナマイトしゃかりきサ~カス
自己紹介&MCをはさんで3曲。
「(最初の曲はタイトルが聞き取れず…)」
「ラバーカムバックトゥミー(アカペラ)」
「君を知って良かった」

最後の曲、彼らが持ち歌(?)にするまでのいきさつを
舞台上でお話ししてくれて、
「君たちを見てこの曲を思い出した」って言われたって、
なんかすごい事だなって思いました。
「君たちを見てこの曲を創った」という話は
わりと聞く…っていうか、
創るってそういうものだと思ってるので。
3曲目は手話付きで歌っていたのですが、
ラストのワンフレーズを手話のみで歌ったのが印象的でした。
何度も繰り返されてるから、見るだけで声が聞こえる。

5月末に東京、渋谷で歌うらしいですよ。



>jade(ジェイド)
「からだで喋ろう」を
メンバー全員で実現しているダンスユニット。
3人の女性が、
片足を一カ所に集めてる印象的なダンスがあって
「シンデレラのガラスの靴かなぁ」と思ったら
本当にシンデレラでした。
(10月本公演のダイジェストだったそうです)

フラメンコっぽいスカートをばっさばっさやるダンスで、
衣擦れの音がほとんど聞こえないっていう凄さ。
(音楽がデカいっていうんじゃなく、
 たぶん動きがそろってるからだと思う…)
あそこの音楽がやたら印象的で、
もしかしてどこかで聞いた既存の曲なのかしら?

1曲目で、絵画「真珠の耳飾りの少女」みたいな
バンダナした女性のダンスが妙に目をひいて、
そしたらソロパートありました。やっぱ上手な人なんだ…
しなやかな筋肉、ついてました。



>カブレラ
コント3本。
タイトルはわからないので勝手に私がつけました。

「組織を抜けた二人」は
傷の程度の話になるのかと思ったらそっちか!(笑

「肩に小鳥が」は、
ラストのアナログ感がたまらなく好きでした。
昨年、ああいう感じの設定でシリアスな役の人を観てたので、
なんか表現次第でどっちにも転ぶって面白いなぁ。

「平和と乳製品」
2人のおじいさんが新しい一歩を踏み出そうとする話。
その一歩のチョイスが…! 
足腰丈夫だなぁと素でおもってしまいました。

コントとコントの間に、
舞台上をコモドドラゴンが舞台を横切るのですが、
そのクオリティがすごかったです(笑
「すごい」ってどっちともとれて便利!(笑
1回目はナレーショーン入ったのに、
2回目は音楽だけで「ヤツが来る…!」って空気が
客席を染めたのが面白かったです。



>いいむろなおきマイムカンパニー(☆)
ノートを開こうとする家族の、スローモーションな感じ。
ついつい「犬」を観ちゃう(笑
なんか、今回はシュールコメディって感じの作品群でした。
影が長く伸びるシーン好きだなぁ。

ノートを奪われたあと、視点が360°回転する
(…ように役者が全員机&イスごと回る)のが鮮やかでした。
イス&机も、舞台上にあるときは絶対動かない感じなのに、
役者さんたちが引っ張っていくときは
まるで空気でできてるみたいに重さが無くなって、不思議。



>十三クラブ『カレー』(☆)
2時間ドラマの解決編みたいな流れのお芝居で、
刑事Aが犯人で、同僚(?)のBが追いつめる所から。
Aは婚約者がいたんだけど
今回の復讐のために理由を告げずに婚約解消していた。
Bが追いつめてるところにその婚約者が来て、
そこでAが自分でも自分を止められなくて、
終わらせるためにBにわざと撃たれる。
悲嘆にくれる婚約者。

…でどこがカレーなん?

と思ったら、同じ動きがもう一度始まって、
今度は全部セリフがカレーの作り方(笑
なんか1回目、
婚約者の「説明して!」の手の動きが妙だなと思ったら
そこがタマネギをみじん切りにするくだりになった(笑

どうやら神戸の劇団「赤鬼」(3日出演)劇団員の
別ユニット…みたいな? 感じ? 
内輪だけがわかる、みたいなボカされた説明で、
赤鬼に詳しくない私にはいまいち理解できませんでした。



>ビーフケーキ
コント3本。
タイトルはわからないのでこっちも勝手に私がつけました。

「定時間近の交番」は、わりとリアルで
警察にこういう感じの対応をされたことがあるので
笑いどころがよくわかんなかったですね…
「回しすぎだろ」発言が
そこにつながるのか、って可愛さはあったけど…
その前の電話の嫌みな感じも、なんか引っかかりました。


「入団面接」は、される側の方の
面接マニュアル本を読んできたみたいな話し方と、
「それ言って好感もたれると思うのか?」的な
話の内容のバカ正直さが面白かったです。

「両替」
ペペロニアドルでしたっけ。
両替オジサンとの会話も含め、
これは文句なしに面白いなと思いました。
偽物作り放題っていうツッコミとか…!(笑
にゅっと出てくるところとか(笑
文化が違ーーう!

前2本を観て
「笑いの攻撃性」について考え始めちゃってたので、
こういうシンプルに突飛な話が来てくれて良かったです。



>がっかりアバター
>『だいすき(ハート)』
(正式タイトルはハートマークでした←変換できない)

実は一瞬、
前団体との切り替えがわからなかったというのは秘密。

とにかく「ボク」は「キミ」のことが大好きらしい。
でも、聞こえてくるフレーズを総合した印象だと、
愛が重すぎる…!

何人かの役者さんで輪唱みたいに別々の表現を使いながら
「キミ」への思いを連ねていく様子、そこにノイズや
「ペンペン草!」というフレーズが入ってきたり。
一つのことを考えてるようで
実は一つのことに集中してるわけじゃないって景色が
思考のビジュアル化みたいだなって思いました。



>スイス銀行(☆)
作&演出の男性が2人、演じる女優も2人のユニット。
イベントとかで何度か観てる気がするけど、
本公演まだ行けてないんですよね…
安定して面白い、という記憶。

今回、コント3本。
タイトルはわからないので勝手に私が(以下略)

「未亡人バレーボール大会」
未亡人の語原って、ほんとに!? と思って
終演後にGoogle検索してみたら本当でした。
未亡人に対するエロ的な観念をがっつり言葉にしてる所も
もはやすがすがしくて笑えました。
で、そこは期待に応えるのか!(笑 
なんか女ってたくましいなぁ…

「中森○菜の衣装さん」
明○ちゃんのコンサートの舞台裏で、
彼女の衣装さんが新人教育。
ちょいちょい彼女の曲のタイトルが先輩の言葉にはいってきて
それを後輩にからかわれて、
どぎまぎする先輩が可愛かったです。

「出頭前にやっておきたいこと」
夫を殺した女性が、刑事に崖っぷち(実際に)で願うことが
まさかのコンビニ店員体験(笑
お勤め終えてからでも…という提案に対しての回答が
やたら現実的で笑えました。

ちなみに、3編とも女優2人が衣装・髪型変えないので
一瞬シリーズものかと思ってしまう罠…(笑


>劇団衛星
>『私たちは劇団衛星 一度観に来てください』

芸名を若気の至りでつけてしまったという劇団員、
ファックジャパン氏が20年続いている劇団「衛星」を
みなさんに教えるべくABCホールに参上。
劇団の色は恋愛観でわかる! みたいな理論で
脚本・演出の蓮行(レンギョウ)さんの
恋愛観インタビューを行い、
その回答にツッコミを入れるというか、
補足説明をするというか。

その趣旨が判明するまでに割と時間があって、
ジャパン氏の「10代のみなさんへの警告」も気になったけど
後ろのホワイトボードの写真が気になって気になって…(笑



>ABCアナウンス部です。
朗読劇で、現代のニュースから外国の教会の話へ。
映像的に
民家のテレビ画面→空撮→ひなびた田舎村→その山奥の教会
って感じで、カメラが動くような音のフェードアウトの仕方。

教会に転がり込んできた身よりのない少女アメリア。
そこの神父によってシスターとして保護されます。
嵐の夜、マリア像の前で神父は恐ろしい懺悔をアメリアに…
という話。
「あなたの前にいたシスターマリエッタは、
 実は私が殺しました」
「死者を弔うという職業柄、
 いつのまにか、死体を燃やすにおいを
 かぐわしく思うようになってしまったのです」
「この蝋燭はマリエッタで作ったのです。次はあなた…」
みたいな懺悔で、でも朗読劇だからなのか(?)、
読んでるアナウンサーは割と淡々としてて。
聞きながら好きな役者さんでビジュアルを想像してたので、
脳内で彼らの演技がヒートアップしてて怖かった(笑

で、その懺悔はマリア像の後ろに隠れてた物取りを
怯えさせて追い出すためのウソでした…って事で。
その後の展開はわりとわかりやすかったです。安心。
あ、ストーリーとしては全然安心じゃないんですが。

ーーーーー

ここの休憩開けから、
昨年も出てきた「ひゃーくれんぱつ!」のギャグ係、
ジョルジュ(劇団赤鬼の女優さん)が再登場。
拍手のリズムも初回からぴったりで、
去年も観に来てた人、客席に多かったんだろうなぁ。

ーーーーー

>ステージタイガー(☆)
>『ララバイを、君に』
大学で駅伝部だった彼らの、大人になってからの話。
(役名が覚えきれなかったので役者名で失礼)

「火ゲキ」バージョンを修正して20分バージョンへ。
どこが変わったのか、火ゲキ観てた方に聞いたら
基本的には白井さんの役を削った、と。
うー、やっぱりそっちも観たかった。比べてみたかったなぁ。
てっきり谷屋さんの役の過去を、
あっさりにしたのかなあと思ってました。
白井さんの役が、誰かに変わったわけではないのね。

学生時代のシーンの、大学生のはずなのに
中学生みたいな「オトコノコ」のガキッぽさが可愛いなぁと。
そのぶん、大人になったシーンの各々の落ち着き方が
少し寂しく、照れくさく感じるっていう効果で。
大人になることは悪い事じゃないんだけど。

負けない試合にしろという監督、
本気で勝ってくれと願った、怪我をした仲間(@谷屋さん)。
力不足でたすきを繋げなかった梅田さん。
「自分のせいで
 (梅田さんの)陸上人生を終わらせてしまった」
とずっとシコリになったまま
実業団で駅伝を続けていた谷屋さん。
彼も走るのは好きなんだろうし、
心の中は償いの気持ちだけじゃないと思うけど、
それを抱えて走るのは…心から楽しめてたのかなぁ。

「つむぎ(子供)が産まれたとき、昔のことは溶けていった」
てな梅田さん。
幼稚園でうそつき呼ばわりされた子供の誇りを守るため、
安らかな眠りの為に再び走ることにしました。
今回梅田さんが走ってくれたことで、
梅田さんが走ることにした本当の理由は知らないままだけど、
谷屋さんの心のシコリもとれたんだと思うし、
本当の理由を秘密にしておいた、梅田さんの奥さんも優しい。
秘密にしておくことで、みんなが幸せになれる道もあるのね。

笑顔で走り抜けて、次の走者にたすきを渡したあと
「最後まで見届けないと」ってところで、
なんか人生みたいだなって思いました。
次の世代を生んで、命のリレーをつないでも、
まだ自分も生きてるわけで。
そのあとの人生を使って、
魂をリレーさせていくのかなーって。



>ムーンビームマシン
>『赤ずきん The Labyrinth 予告編』
基本的に2団体ずつ一気に上演されるのですが、
ステタイのあとにこれっていうのが印象が違いすぎて面白い。
めちゃくちゃファンタジーです。
この世のすべての「赤」について書かれた「赤の書」
その中から赤ずきんが盗まれたとかなんとか…
赤を失い、悲しみのなか青をまとった悲しみの国と、
赤を略奪して喜びにあふれた赤い国。
二つの世界のどちらかを主人公が選び、
御意さんが演じる真っ白な女性が、
あらたに選ばれたその世界の女王になるんだそうです。

割とふわっとした表現が多かったので、
申し訳ない…実は本筋が読み切れてない…です。
ただ、各々の国で対になるように存在するキャラクターで
何人も気になるキャラがいたんですよねぇ。
赤ずきんの娘をさがす狩人の息子トロイとか、
優柔不断で気の弱そうな青の武器屋、
銃器をどっさりそろえた赤の武器屋、
Sarahさん演じる、ランチャー装備のクールな女戦士(?)とか。

日程的に難しいなと思って静観中なんですが、
やっぱり行きたくなってきたなぁ。



>劇団ガバメンツ(☆)
>『THE WHO』
上手側と下手側で両方が正面を向いているけど、
物語的には向かい合ってるように見せるっていう演出。
(あれっこんな感じの視線が合わない向かい合わせ、
 先週がっつり観たなぁ…笑)

多重人格症だという女性と、
それを診察する医師の会話かと思ったら、
実は主人格だと思って話してた人格は
いくつかある人格の一つ「ミリ」で、
医師も実は人格の一つなのかと思っていたらいやいや実は…。

手が届きそうで、ふれた瞬間にスイッとかわされるような、
気持ちのいい翻弄っぷり。
白雪姫のくだりとかジュリア○バーツとか、
笑えるのに時々うすら怖くなる展開。
私、ガバメンツのこういう脚本好きだなぁ。

「いまこうやって償ってる」てな感じで
途中で引っかかる発言する医師と、
本来の人格(マリコだったかな…)が
同じ言葉を同じタイミングで言うシンクロ率に、
ストーリー的にも役者の実力的にもゾクゾクしました。

最後、ちゃんとクスッと笑わせつつ、
こちらの心に波紋を起こすような投げかけがあって
良作でした。



>ババロワーズ
>『麺と宇宙』
麺を延々とのばす、
2人のおっさん(女優さんだけど髭メイク)が
宇宙の果ての話や神の存在についての話を延々と。
見えないものの話って聞いててピンとこないですね…
下手側のおっさんはお酒を飲んでるっぽくて、
延々としたものの話を、
酔っぱらい特有の堂々巡りで話すというところが
個人的に笑いどころでした。(相方は気づいてないっぽいし)

当日パンフには基本出演者が何人とか書いてないので、
投げ捨てた神の麺が神様になって出てくるのかなと
勝手に想像して勝手に袖をちらちら観てたけど出てこなかった(笑



>宮川サキ
>『ネズミ女』
ネズミ講を進めてくる女性がずーっと喋ってる景色。
途中電話がかかってくるんですが
そのときの「はい、いえ、はい、いえ、はいっ」ってのは
あるある~って思いました。
(ネズミ講は知りませんけど、仕事電話あるある・笑)

去年の時も同じ事思ったなぁと思い出しつつ、
いろんなキャラ持ってるらしいんだから
何人か連れてきてくれてもいいのになあって。
昨年観た「プレゼン男」と全然違った演技だったので
演技力はすごいんだなぁというのは実感。

あとはストーリーがない(と感じた)のが、
個人的にちょっと物足りないかなぁと。



というわけで3日の分は次の記事で。

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