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『Luna ールナー』観てきた!

小劇場のメッカ(?)中野。
薬局の角を入ってごにょごにょ歩いたところにある
中野ポケットスクウェア。
そのなかの一つ、「劇場HOPE」が
土曜の夜公演と、本日昼公演観劇の地。
新宿のカフェから駅までの間まででしか、まだ雨に降られてないです。
まいくろです。

音野くん出演の
ドラムスKO!『Luna ールナー』。

前回のロデオ公演に出演していた深津さんや、
数年前に観たことがある
劇団伍季風(モンスーン)の役者さんが出演している、
世間は狭いんだか広いんだかわからなくなるキャスト勢。
知らない人を観る新しい出会いも好きだけど、
こうやって知ってる人を観る、再会も好き。

どうやら「科学系コメディ」とか。
めちゃくちゃ文系畑のまいくろ、
元素記号を覚えて行かなくちゃだめかしら…とドキドキ。
(科学→元素記号、ってあたりでいろいろおかしい)

結局、予備知識ゼロで向かいました。
すいへいりーべーぼくのふね、とか覚えたって
その語呂合わせを解読できなきゃ意味がないもの(笑


コメディ、というだけあって笑いどころは多いです。
あと、舞台上に配置されたモニター映像とのコラボっぷりと、
実際に舞台上で行われる実験(理科の授業風味)も
面白かったポイント。
思わず「おおーっ」と声が出てしまう現象を体験しました。


「あったらいいな」を科学する、佐藤研究所。
全世界に関連の研究室が存在していて、
各所で様々な分野について日々研究を重ねています。
…という設定が根幹にある、
「佐藤研シリーズ」のひとつらしい、本作。

設定が設定なので、
シリーズものでも毎回物語の中心地を変えることができる。
てなわけで、ドラムスKO!初体験のまいくろでも
違和感なく話に入れました。
だって、ここはシリーズ見てる人でも初めての場所でしょ?
「佐藤研」の基本的な説明もちゃんとしてくれてるし。

今回の舞台になるのは、
「次世代エネルギー研究室」
「ロボティクス研究室」、「宇宙学研究室」。
各々の研究室に教授が一人、あと数名の助手が登場。
登場人物の名前が、全員分は元ネタわからないのだけど
いろいろと遊び要素がね、あるんです。
宇宙学研究所の新人さんの名前が、
元ネタわかった瞬間に一番「!」ってなりました。

当日配布リーフレットのキャスト表で、
右側に「あとがき的なもの」というタイトルで
作・演出の方の挨拶が書いてあって。
「これから観るって人にあとがき!?」と驚き(笑
作品を書き上げた後にリーフレット作ったから
彼自身にとっての位置づけが「あとがき」だったのか、
終演後に読んでほしいから「あとがき」なのか悩みましたが、
文字があったら読まずにはいられないので、
開演前に読んでしまいました(笑
(私個人としては支障は感じなかったです)


作中で印象深い言葉が出てきまして。
たしか宇宙学の説明のところだったのですが、
「一番最初は想像することから」みたいな言葉。
文系とか、理系とか、そういうのも結局
全ては「知りたい」って感情から発生してるんだなぁ。

上演中撮影可、というなかなかに珍しいタイプの公演。
な、なのですが…音野くん、ちゃきちゃき動いててるから
写真ブレるの必至なんですけど…!(笑
でも二回目観劇で私がんばった!!

以下、さくっと役別雑感。
基本は1回目に書いたのをベースにしてるのでいろいろ足らないかも。
でもやたら長くなりました。

↓ ネタバレ注意!

白衣を着てる人たちは、名札がついていたので
名前覚えやすくてよかったですねぇ。


>>次世代エネルギー研究室
>大神教授@深津裕則さん
おおかみきょうじゅ。
作中で狼になったら笑えるなぁと思ってたら、
違う人が狼耳つけて登場してました(笑
ちなみに女性に対しても狼になりません(笑
あっ、でもブルドックっぽくなってた(笑

何度か観ている彼ですが、ビジュアル的に
博士ポジションに来てほしいなぁと思ってたので
キャスト表開いて「教授」だったことにウヒッとなりました。
研究の内容的に爆発はありませんでしたが、
「実験失敗したような髪型しやがって!」って言われてて
ある意味、願いは叶った(笑

実験はここのチームがやってます。
素と演技の微妙な境の表情を観るのが、なかなか楽しい。
ラストの燃えるリーダーシップが好き。


>真悟ちゃん@永山秀生さん
>小山内 旭@牧秀和さん
>高嶺 花@久保美香さん

准教授(?)と、助手の二人。
しんごちゃんの名字…多野…!
ツッコミ側というか、心労側というか。
彼の暴力(整体)は一家に一台ほしいレベルです。
彼と次郎、いいコンビ。

小山内(おさない)さんは、動きがいちいちかっこいい。
手袋の感じから元総理の孫を想像していたら、
バイク乗りな仕草を見せたので
なんだ思い過ごしかぁと思ったところで
「ヴァンガローぜ!」とか言い出して、
やっぱりそうなんかい(笑
で、2回目に確認したら
初登場シーンであのポーズしてたんですね。
初回は白衣に寝技かけてる人をガン見して、
大ウケしてて気づけませんでした…。

高嶺さんは、ああ見えてかなりの手練れと見た。
音野君演じる次郎さんの攻撃に、びくともしません。
名前が名前なので、
その辺でなんか恋愛フラグとか
その手のエピソードあるかなと思いましたが。
上演時間的に、泣く泣くカットした可能性もあるかも。
「国際結婚かぁ、いいなぁ」って言いながら、
なぜにシャドーボクシング的な動作をしますか!?(笑



>>ロボティクス研究室
>山之海教授@羽生亜矢子さん
ヒューマノイド「ルナ」を作った人。
彼女を母親とみて、
登場人物が家族を名乗っていくシーンに
ちょっとジーンとしますね。
地球上全ての人類がこういう気持ちになれば、
争いなんて起こらないだろうに。
ホーさんの身の上話の時だったかなぁ、
すごく悲しそうな顔してて、ほんと優しい人なんだなって。
ロボティクスの正しい使い方、広げていってほしいです。

次郎のことを「次郎ちゃん」って呼んでましたけど、
研究所の、設立メンバーとかなのかなぁ。
教授勢で次郎ちゃんの正体を知らなかったのは、
大神教授(部下含む)だけのようです(笑


>足茂ちゃん@石川葉月さん
あしもちゃんです。
名前も可愛いし動きもしぐさも可愛いし、
名前はアシモですが、彼女はロボじゃなくて人間。
彼女の楽観&積極性が、ホーさんとララちゃんを繋ぎます。

足茂ちゃん人間なのに、
場の空気が不穏になってきて、
ルナちゃんと共に逃げるときの方便が
「アシモちゃんの点検~☆」とか言ってて、
一回目違和感なく受け止めたけど二回目観劇で「!?」って(笑

>ホーさん@松堂貢さん
ヒューマノイドの「ルナ」をエネ研に託したため、
人手不足になったロボ研に新たに入ってきた助手。
私のいつもの悪い癖が発揮して、
しばらく産業スパイだと思ってました。
(でもたぶん演出的にもねらってたと思う!)
彼の純朴さが判明していくにつれて、
その疑いは消え去り、
彼の後ろにいるその国の人々も見えてきました。
「私たちの国の戦争、まだ終わっていません」ってね。
地雷が全て撤去された日が、戦争の終わりなんだね…



>>宇宙学研究室
>南沙教授@山口紗和さん
年齢不詳、
数日後のスーパームーン現象に命懸けてる女性。
月の石をオークションで競り落として、
大神教授に貸したのも彼女。
彼女と、月の石をなくしてしまった大神教授の、
雷ピシャーン! ギャー!のシーン、好きです。
暗転待てずにけらけら笑ってしまった…

ララちゃんを、自分の研究室に勤務させますって話の時の
あなたには宇宙を想像する頭がある、ってな言葉が好き。
あと、地球と月の距離の話で
大神に「大きく見える」って言われて時とかにかいまみえる
オトメな一面も好き(笑

たぶん今回登場した研究室の中で、
どこ行きたいか? って言われたら、
研究内容的にも教授的にもここかなぁ。


>田井丹 武@宇田川大介さん
>伊央ひかる@青柳真衣さん
宇宙研の助手二名。
タイタン(土星)、イオ(木星)と、
衛星の名前をもじってます。
彼らも人間です。
この二人が宇宙について語ってる時すごく楽しそうで、
好きなことに人生かけるのって幸せだなーって思いました。
たとえ話として、見えない自転車に乗ろうとするんですけど、
ちゃんと奥に停めてるところまで演技してから、
メインの話に戻ってきます。
他の人もそう。
たとえ話のマイムで使った空想上の小道具、
ちゃんと片づけてます(笑

田井丹くんを演じる宇田川さんは、
昔モンスーンの公演で観たのを覚えてます。
(「オレが小さいんじゃない、世界が広いんだ!」という
 ブログのタイトルが印象的で)
あのときは完全に少年って感じの雰囲気でしたが、
数年ぶりに再会して観た彼はまた少し印象が変わっていました。
宇宙研に入った理由の話、ストンと落ちる語り方とか。


>>他
>倉崎ララ@小島亜梨沙さん
ホーさんの国で子供たちに勉強を教えていた女性。
ホーさんは友達と言ってますが、明らかに惚れてますね。

異常気象による大雨によって起きた洪水で、
危険地帯から流されてき地雷。
それによって、彼女は両足を失ってしまいました。
でも、かの国のことについて語る彼女の
希望を失ってないキラキラした目、可愛い。

例のシーンでは「ク○ラが立った!」か!? と、
感動しつつも心の一部は笑ってました。
くらさきらら、略してクララか。青いスカートだし。


>次郎@音野暁くん
キャスト表を見て、
ルナ(チラシのあらすじでロボットとわかってる)の下に
名前があったので、二号機か? と。
本編が始まってみて、あっ違う、こりゃ人間だと確信。

稽古場風景で白衣着てる写真があったので、
白衣だ白衣だ♪ とウキウキで行ったら、
開始早々に「暑いーッ!」と脱ぎ捨ててくれました。
予想をきれいに裏切るよね! ほんと(笑
白衣に寝技かけてて早々に大笑いさせてくれます。

前半から中盤にかけてずっと騒いでて、
声はよく通るわ客席との距離は近いわで
大変にぎやかなフルスロットルおじさん音野君(笑
後半、の彼はね、ズルい。
正体判明してからは
そういう顔するだろうなって予想してたけどズルいです。
頭いい話し方するの大好き。

ホーさんがララちゃんをみんなに紹介するのを
盗み見ようぜーってくだりのゲス顔(!)もあるし、
大サービスです。
はー、2回観る予定にしてよかった。
月の石紛失が発覚するのくだりでは
目立たないようにこっそり後ろに下がって、
つとめてわざとらしくない表情していたり、
時々「佐藤」の表情になってたりしてるのも2回目で確認。

はっはっは、って後ろに下がっていくときに
ちょっと背後を確認してはけていって
「(壁に)当たらないから!」「気になるなら前向け!」
って突っ込まれてて、ツボにはまりました。
あのとき一瞬、
次郎=宇宙人って展開も想像した自分が居ました。
この手の小劇場の作品って、
突飛な展開がきても許せる空気があるんですよね…(笑


>ルナ@佐藤沙紀さん
ロボ研の特製3Dプリンターで作られたヒューマノイド。
材料に月の石が入っていたため「ルナ」と名付けられました。
見た目も動きも、人間と大差ありません。
機能紹介の時の、見た目にそぐわない動きが楽しい。

「人間が居なくなれば、全ての環境問題は解決する」
…という思考に達し、
ロボット三原則によって機能を停止する彼女。
再起動後、その先の結論にたどり着くのですが、
ラストシーンで立つ彼女に上手側から照明があたって、
下手側が陰になるんですね。
そこで、作中で出てきた言葉
「月は地球には片側しか見せていない」を思い出しました。

今のルナちゃんに人間を害しようという思考はないけど、
人間がこのまま地球を消費し続けていたら、
月の裏側のように、
まだ見せていない一面が顔を出すんじゃないかな。
そんな、警鐘を感じる画でした。


千秋楽では、ある実験がうまく行かなかったのですが、
カーテンコール後にリベンジしたら成功。
なにが起きるかわからない舞台で、
さらになにが起こるかわからない要素の高い
「実験」を取り入れるというチャレンジ精神。
作品としても面白かったし、
台風もそんなじゃなかったし、観れてよかったなぁ。



今後の出演情報が発表されていて、
音野君の11月はの出演作が判明。
疾駆猿の公演だそうです。
『キャッチ・ザ・レインボウ』脚本・演出の方のホームですね。
11月7~16日と、
土日が2回含まれているうれしい公演期間です。

と、その前にロデオ★座★ヘヴン本公演の
『幻書奇譚』(9月19~24日)が控えています。
楽しみはまだまだ続くのであります。


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