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上半期最後の観劇を今更に。(『ハナレウシ』『NO GOAL』)

体調をがっつり崩しまして、やっと本調子になってきたところ。
心当たりは無いので、蓄積されたものなんでしょうねぇ。
…と言いながら、
夜更かししてる懲りないヤツがまいくろです。

そんなわけで、
先週末の土曜にハシゴ観劇した2作品の簡単感想。



↓ ネタバレ注意!



>キタムラ印#5『ハナレウシ』

漢字で書くと「離れ牛」。
解放された暴れ牛のごとく、
何をしでかすか分からない幕末の悪戯坊主、
高杉晋作の話。

かつて、
同じ脚本家さんが逆の立場(新撰組)から描いた作品、
『BARAGAー鬼ki』を観てまして。
「対になる作品」と言われていたので
こりゃ観に行こう、と。
共通して登場するキャラクター(役者は違いますが)もいて、
繋がりを感じてうきうきしたり。
特にお目当てのキャストさんは居なかったのですが、
別作品で観たことある役者さんの名前ががちらほらと。

『BARAGAー鬼Ki』の時は
パンフレットに幕末のコラム的なページがあったので、
それが今回もあるかと思って無勉強で行ったら
全然そういう記述が無くてちょっと焦りました(笑

でもストーリーはわかりやすくて、
幕末知識の少ないまいくろでもついていけました。
ギャグとシリアスが半々…
うーん、ギャグっぽいシーンの方が多かった気が。
個人的にはもっと突飛な展開になるかと思いきや、
きれいにまとめたなぁって感じ。

高杉晋作(@河合龍之介さん)の、
戦ってるときの笑ってるような表情がすごく良くて、
コイツばかげてるわぁと思いつつも、
この人について行こうと思わせるカリスマ性でした。

あと特に好きだったのは、
山縣狂介(@磯貝龍虎さん)バカっぷりとそれ故のまっすぐさ、
高須久子(@及川奈央さん)さんのあたたかな笑顔と柔らかな色気。
あと、粟屋帯刀(@三上俊さん)の、
ボケ倒す面々に対するけなげなツッコミと、抱えた複雑な思い。
その思いを全部言葉にしちゃってる展開には、
若干の躊躇を覚えつつ。

同じ脚本家さんが二つの立場から、同じ時代を描くというのは
とても面白い試みだと思います。
こういう作品はたくさん観てみたいなぁ。
無茶なのは承知の上での要望ですが、
『BARAGAー鬼Ki』『ハナレウシ』同時上演してほしかったり。





>青春事情14回公演
>『NO GOAL -HOMELESS WORLDCUP-』


急遽、前日に予約して行った公演。
実は前回公演の『HOME SWEETS HOME』が観たかったんです。
チラシのセンスがめちゃくちゃ好みで、
そしたらちょうど2月のドカ雪で…行けなかったのです。
今回の公演でDVDが出るというので、
公演観るついでに買って帰ろう、という動機。

ホームレス状態の人を支援する目的として開催される
「ホームレスワールドカップ」。
実際に存在する活動なんですって。
終演後のトークショーによると、
取材を重ねて、実際に話を聞いて舞台作品にしたそうで。
どうりで登場人物たちのホームレスっぷりが生々しいわけだ。
違いといったら独特のニオイがしない事くらい…? って感じ。
(公演観る前に、
 新宿で本物をたくさん見てきたので余計にそう思った)

支援っていうのは、
「その日、一日」を生かす事だけじゃないんだな…って。
「明日から生きていこう」という気持ちを
生まれさせることなんだな、って思いました。

そりゃあ「その日、一日」を生かす手伝いをしなければ
そういう感情は発生しないのも事実なわけですが。
安易にモノを与えるだけじゃなくて、
繋がりを作るとか、そこで過ごす楽しさを教えるとか、
そういう事なんだなって。

ワールドカップに臨む選手や監督、
NPOの担当者(?)、マネージャー。
それぞれの人物が抱える「そこにいる理由」を丁寧に描いて、
時間の経過とショートストーリーをつなげていく作り。
新任の女性監督のホームレスへの認識が
だんだんと変化していく様を描いてるのも好感がもてました。
住む世界が違いすぎるんだもの、
最初から寄り添っていけませんよね。リアリティ。
事情が分かって、人間として認識して、好きになっていく。

好きだったのは照井(@大塚幸汰さん)の人物像とエピソード。
彼だけが好きっていうんじゃなくて、
彼のエピソードで他の人も好きになったから、
照井さんのエピソードが好き、という感じです。
ホームレスになって、
長年連絡を取ってない姉に連絡を取ろうって話になって、
乗り気でない照井さんですが、
チームの面々がアドレス帳をパスしあって
電話番号を読み上げて番号を携帯に打ち込むシーンが好き。
バラバラに見えても、試合で勝てなくても、
パス、ちゃんと繋がってるじゃん、このチーム!

あとワールドカップでの点数がスクリーンに映し出されるとき
最後のスペイン戦で「あの数字」が映った瞬間の客席の雰囲気。
誰もが待っていたんだなぁって思わされるような、
ホッとした、あたたかな、そして明るい空気が客席に広がるのです。
こういうのは、劇場で生でみないと味わえないモノの一つ。

最近は「人間」を描く作品が好きです。
そこに光が射すなら、なおのこと。
この公演の余韻が消えちゃうのがもったいなくて、
実はまだ買ったDVD見れてません(笑
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