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『キャッチ・ザ・レインボゥ』のこと

こんな時間にこんばんは。
夜更かしか、はたまた超絶早起きか。
まいくろです。


先週末は、2日で3作4公演観ました。
(うち1作が、一部Wキャストだったので2回観た)

3作のうちの2作品は、まだ公演期間中なので
まず先週で終演した1作品のネタバレ感想を。

土曜の夜と日曜の夜に観てきたのが
My little Shine *2
『キャッチ・ザ・レインボゥ』です。

My little Shineの主宰は、
世良香生里(せらかおり)さんという女優さん。
私よりだいぶだいぶ年下の、笑顔がかわいい女の子。
モデルや映像など、多方面で活動してるそうです。

あるときは女優、
またある時はロデオ★座★ヘヴン制作の
前川裕子さんがサポート&出演というきっかけで、
昨年10月の、第1回公演『青春ガチャン』を観まして。
作品もキャストも、良くってね。
昨年のまいくろベスト10に入る公演でしたので、
今後も行こうかなーって。

で、今回。
前川さんはスタッフとしての参加で出演しないのですが
今度はロデオ★座★ヘヴンの音野暁くんが出演、と。
たしか2月に出演者第一弾として
音野くんたち数名が発表されたんですよね。
そんな早い段階で発表できるってのに驚き&喜びでした。
あと、もう発表できるほど早いうちから
音野くんに声がかかってたという事がうれしかったり。
他のキャストも、
第一回公演で「いいな」と思った人が、また出演だし。


今回の作・演出の方の作品は、まいくろは初めて触れます。
「疾駆猿」とい文字自体は、世良さんのブログや、
他の(今回の公演に出演じゃない方も含め)役者さんの
公演情報などで見たことがあったり。

今回は書き下ろし作品ということで、とくに前情報も入れずに、
公開されたイントロダクションのみを頼りに来場。
…音野くんが「黒服の老紳士」役だと信じながら(笑



主人公の大学生「冥利くん」は、
16年前住んでいた七帯(ななおび)町に、
教育実習で戻ってきました。
女子中高生が噂を神妙な顔で語り合う、
ごくごくふつうの平和な町ですが。
この町は16年前に傷を負っています。

夕刻の山道で女子高生の幽霊と出会った冥利くん。
突然現れた黒服の不思議な青年「黒雨」に
「彼女の願いを叶えて」と依頼されます。

冥利くんを親しげに「冥利ちゃん」と呼ぶ、
彼女は何者なのか。そして、その願いとは。

忘れないで欲しいけど、縛りたくない。
矛盾に満ちた思いを抱える、雨降る町の人々の話。



さて、そんなこんなで色々書き足りないんだけど、
遠征前におおまかにアウトプット。


↓ ネタバレ注意!




当日パンフレットを開きます。
ご挨拶に希望と切なさを感じつつ、キャスト表へ。

キラキラネームばっかり!(←偏見)
でも、読み仮名がついててくれたので助かりました。
ぱっと見、色に関する漢字を使って名前にしているみたい。

舞台セットは、七帯町の風景。
石垣と、レンガの壁、踏切と、折れたカーブミラー(?)。
最初石垣が土嚢に見えて「大雨洪水の話なんだろうか」と
すこしドキドキしてしまいました。
折れたカーブミラー(?)の中に描いてあったのは
女子高生たちが大好きな「うわさ」に関連して
宇宙人のイラストかな…?


お芝居が始まって、ライトアップされると、
舞台セットのあちこちに
虹の七色が欠片のように存在しています。
バス停の文字が赤、供えられた花が橙、黄色の月、
ツタの葉が緑、
宇宙人捕獲の絵(?)の宇宙人の色が青、
レンガのひとつが藍色、
そして下手奥の倒れかけの標識の根本に、
紫色の…あれは石かな?
こういうタイトルと関連したこだわりの遊び、いいよねぇ。


メインとなる、冥利くんと幽霊の黎美ちゃんの関係、
すごく好きです。
やいのやいのしてるところも好きだけど、
「すごく…格好良くなった」のところの、
二人の間に流れる数秒の沈黙に、色々な思いを見ました。
過去には
「大きくなったら、黎美ねえちゃんと結婚する!」みたいな
展開があったんだろうなぁとか、考えちゃいます。
大人になった少年と、時を止めた少女。
このような現実世界では見られないシーンを実現するのも
お芝居・物語ならではですよね。

…えっと、彼女の「冥利ちゃん」呼びから、
明かされる一連の真実。
某ゴゴゴ漫画の、
「だが断る」の人を想像するのは必定ですよね。
そもそも彼女の名前が文字が違えども「レイミ」だし、
うーん、意図的なのかなぁ。
そこがちょっとだけ気になったところ。


オープニングの、
音楽に合わせて登場人物一人一人に光があたるのも好き。
あれは虹を見てるんでしょうかね。
オープニングではひとりで、
エンディングは誰かと一緒に…って対比だったのかしら。


主人公が若き新任教師じゃなく、
教師になりたいって決めてるわけじゃない状態の、
「教育実習生」っていうのが絶妙な設定だなぁって。
オープニングでの彼が、周りの早さに戸惑う画が好きです。
(あれ、よく人物同士がぶつからないですよね…!)

自分が中高生の時は、教育実習生いうのは
夢と希望に満ちあふれてるものだと思ってましたが、
実際にそれくらいの歳になってみると
21歳とか22歳とかで
そこまで人生に強固な夢を持ってる人間って
なかなか居ないよなぁ。


さて、この『キャッチ・ザ・レインボゥ』。
登場人物のエピソードをほぼ描ききってるのが好き。
「物語で描かれた前後も想像したくなる登場人物」が
たくさん出てきます。
16年前の事件を追い続けている刑事さんとか、
バンド「アルクス」の面々とか、
将来の夢を決めた幼なじみを見つめる女子高生とか。

あと、黒い3人組ね。
彼らの設定がすごく好み。
役者さんも徹底して「別軸にいる」みたいに立ってるから、
唐突かと思える設定投入も受け入れられます。

作中で描かれるいくつかのエピソードに、
「誰かが誰かに影響を与えるのは、
 『縛る』ことなんだろうか」
と、何度も考えさせられました。
同時に、たとえ影響を受けても、
最終的に進む道を決断するのはやっぱり自分だよなって。

だから、刹那さんの決意を感じて
「お前の口から聞いてやる」と言ったリーダーが好きでした。
自分から言い出す選択肢だってあったけど、
あえて彼女に言葉にさせることが優しさだったんだよなぁ。
言葉にすること、音に出すこと。後悔を残さずに。
2回観て2回とも、
去り際にほんの一瞬、止まったんだよな。
あの時の表情、たぶんどこの席に座っても観れないのが、
ホント悔しい…!
金髪でマイナス5歳を実現、音野くんです。


主宰の世良さん。
手術を要する体調不良ということで、
治療に専念するため
今回の公演を境に芸能活動をお休みするとのこと。

彼女については
「My little Shineの主宰」として以外、
ほとんど知りません。

ですが、彼女がお芝居大好きで、
その楽しさを多くの人に伝えたいっていう思いは
第一回公演の時にがっつり感じたし、
それを今でも持ち続けてるのは
ブログやTwitterを見てれば分かります。

そんな彼女、今回の公演には声の出演で参加。
開演前と終演後にはロビーでお姿拝見できました。
当日リーフレットにも、
3回目公演の告知(来年の秋)が出ててホッとしました。

でも、今やりたいことを思い通りにやれないのは
とても歯がゆいだろうな、と思うのです。
世良さんが、大好きな「舞台の上」という世界に
また戻ってこれる日を待とうと思います。

もちろん、公演は誰か一人のモノじゃないんです。
スタッフ・キャスト・客席の人、すべてのモノ。
だけど、客入れの曲から当日リーフレットからチケットから、
そして舞台を囲む空気から、
世良さんの笑顔がチラチラ見えて、
「ねぇ、楽しいよ!」と手招きしているような気がしました。

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