『桜×心中』役別雑感 4

Ustream放送日前に書ききるという目標達成できました。
まいくろです。


さて私が観劇した、2月22日土曜。
写真撮影イベントで知り合った方は、
好きなダンサーさん目当てで観劇に来たそうです。

「私、この人が好きなんです!」って
そのダンサーさんの写真を見せてくれた彼女が、
まいくろに初心を思い出させてくれました。

そしてそのダンサーさんの名前が、
自然と私にインプットされました(笑

応援するってそういうことなんだろうな。
ねらって売名するんじゃなく、
初めての人に自然と名前覚えとこうって思わせるのは、
本人の力も当然なんですけど、
ファンが語る純粋な「好き」の気持ちも一つの要素だと思うんです。


そんなわけで『桜×心中』役別雑感、ラスト行きます。

だらだら長い文を読んでくださる方、
拍手ボタンぽちっとしてくださる方、
コメントをくださる方、

いつも、みなさんありがとうございます。



↓ ネタバレ注意!



>豊臣秀々@川添公二さん
街一番の大富豪、豊臣家の当主さま。
秀々さまは花雲屋の常連であり、
桜ちゃんを身請けしたいと常々思っているのですが
白夜の病を癒す力を持つ桜ちゃんは、
花雲屋を出ることをためらっています。


親バカってほどでもなさそうでしたが、
娘の金子ちゃんを溺愛しております。
彼女がスパイダーズ(というか白夜)に
湯水のように金を使うのも特に怒ったりしません。

まぁ秀々さま自身も、
桜ちゃんに「お屋敷が建てられるほどの金」をつかって
この世界では大変貴重な生花を贈ったりしてるので、
さすが親子といわざるを得ない。

ふと思ったのですが、
白夜を失って恨みに燃える娘をしりめに
「桜ちゃんをお迎えするんだ♪」って
テンションあがってる父親にも薄ら寒さを感じたりして。
秀々さまにとって「金子の、白夜への思い」は
そんなに重要視されてないのかなって。
桜ちゃん…もし身請けされてたら、
秀々さまにずっと愛されたんかなぁ…うーん不安だなぁ…


秀々さま、
どうやら花雲屋スパイダーズに加入希望らしく、
「スパイダーズKISS」のフリもなかなかのモノ(笑
サビからの
「客席の雰囲気が なんかすごいから~ やめるよ♪」
に不覚にも笑わされました。(歌詞うろおぼえ)
どうやらイベント公演では、
番頭さんと一緒にフルで歌ったとか歌わなかったとか。
わー、見たかったヽ(゚∀゚)ノ



>豊臣金子@帯金ゆかりさん
大富豪、秀々さまの娘です
白夜が好きで、財力をフルに使いまくってファン活動。
最終的に、父の権力を利用して
白夜を豊臣家に婿入りさせるはこびにしてしまいます。

自分だって大好きな白夜のために
湯水のようにお金を使っていたのに、
桜ちゃんに花を贈る父親を見て
「あんな女にお金つぎ込んで、馬鹿みたい」って。
まぁ、彼女の場合、好きな人に死なれて
「桜ちゃん=肉親でもないのに白夜様にベタつく女」
って評価だから余計か(笑
身請けしても桜ちゃんは妾の扱いだろうから、
義理の母子ってことにはならないよなぁ、たぶん。


まず登場時のはっちゃけ可愛いっぷりに心をつかまれます。
ももクロ的な(←私感)ジャンピング、
衣装と髪型がなんていうか、
成金の独特のセンスっていうか(笑

特に左右非対称なシルエットのスカートまわりが好き。
変わったシルエットの洋服は着てみたいけど、
普段の生活だとなかなか縁がないし、
そもそも背丈と幅的な意味で似合わないので
美人さんが舞台上で着ているのを見て楽しみます(´∀`*)
パンフだと髪の毛ボブなんですけど
本番ではロングヘアで、
衣装もグレードアップしてたような…

そんな感じにギャグっぽく出てきた金子ちゃんなので、
彼女の白夜への恋心…というか執着の顛末は、
せいぜいハンカチを噛んで「きーっ!」てするくらいの
コメディっぽいホノボノなものを想像していたのに、
まさかの誘拐監禁シリアス事件で衝撃でした。
物語の緩急メリハリの素晴らしさもさることながら、
なによりこの人物を演じきれちゃった女優力ですよ…!


あと、ちょっとゾッとしたところ。
白夜が死んだ後の金子ちゃんはめっちゃ被害者ぶって
「殺人犯の犬神」をとにかく恨んでいるんですが、
あれって、桔梗と白夜の心中を殺人扱いにしたのも、
犯人を犬神だって言ったのも金子ちゃんですよね…?

犬神のことは
口封じもあるから必死になるのはわかるんだけども、
恨むことで自分を保ってるのかしら、と思いました。
あと、桔梗誘拐事件は金子ちゃんの単独構想っぽいので、
なんかこの子、親までも騙してるんかーって。

そのあと酒浸りになっている彼女を見て、
いや、金子ちゃんの頭の中では
嘘と現実がすり替わってるんじゃないかしら?
…とすら思いました。



>蜉蝣@橋口俊宏さん&IMO*Tさん
>火垂(ほたる)@山口紗貴さん

あやかし奉行のメンバー。
地位的には、副長補佐あたりなのかなぁ。

蜉蝣は外道丸と組んで行動することが多いみたいで、
「禁」の術で相手を拘束する力を持っています。
丁寧な言葉遣いの中に、野心を感じます。
たしか犬神に「トカゲ野郎」と言われてましたが、
うん、話の展開的に私も、
この人の舌が二つに割れてて
チロチロしててもおかしくないと思った!(笑
だって休憩あけのシーンで頼光に
「おまえの責めを持ってしても云々」って言われてて
なんかこの人拷問得意なのか~、好きなのか~と(笑

そういえば、はじめに観た回の橋口さんは、
作中歌の作曲も担当されていたそうです。
まじめな曲からふざけた曲(!)まで、幅広いなぁ。


火垂さんは人の心を読む力や、
遠くの対象を見たり、話しかけたりする力
(「水鏡」とか言われてた気が)、
そして氷の術が使える、超できる子です。
宝塚に登場しそうなシュッとした顔立ちの女性。

記憶を取り戻した外道丸は、
頼光と蜉蝣によって地下に拘束されます。
(そうそう、この直前で休憩なんですが、
 休憩にはいる際の外道丸vs頼光のシーンで
 タイトルが「ドン!」って出てくる映像カッコいい)
そこに彼女がやってきて、外道丸の説得を試みます。
頼光に従ってでも生きてくれ、と。

説得はできませんでしたが、
彼女は外道丸を逃がす方向に動きます。
作中で経緯は描かれませんでしたが、
外道丸に拾われて生き延び、此処にいるそうです。
彼女のその気持ちも頼光に利用されて…せつない(ノД`)

彼女が最後に放った術(思い)が、
森の蛍たちを目覚めさせたのかな、と思いました。
というか、
蛍が舞った瞬間に火垂ちゃん死んじゃったのかなって。
彼女も、
外道丸の幸せを願っていた一人だったんだよな。
「私も、バカの仲間入りだ」っていった後の
安らいだような一瞬の表情がいじらしくて好きでした。



>源頼光@maechang(まえちゃん)さん
あやかし奉行のトップ。
妖怪退治伝説で有名だったという
歴史上の方とは同一人物ではありませんが、
イメージ的には共通する要素があるなと思いました。

私が知っている言い伝えの頼光は
敵(たしか酒呑童子)を油断させるための酒宴で
料理として出てきた人肉を
相手と一緒に飲み食いをするのです。
(「頼光は食べずにこっそり隠していました」って
 伝承しないあたりが、なんか色々すごいですよね)

そういう
「目的のために、
 人間としての一線を越えることも辞さない」
という芯の部分が、
『桜×心中』の頼光と伝承の頼光は似ていると思いました。
…ただ、こちらのmaechangさんが演じた頼光は
自分からガンガン越えてる気がしますが(笑

加えて、この言い伝えを知ってたので
今回の『桜×心中』で
「酒呑童子」が「頼光」の仲間で配下っていう関係に
「え?」となって、ラストの展開に燃えた…というわけ。


かつて、桜ちゃんの父親と組んで
外道丸をはじめとしたスラムの子供をモルモットにして、
人間の進化を促す薬「SIN」を研究していた頼光。
14年前の大火は、桜パパと頼光の仲違いが原因でした。

危険なSINを記録ごと抹消しようとした桜パパ。
彼を殺して研究の成果を手にして、
強いあやかしのみが生きる世界を創ろうとした頼光。
頼光の計画には、桜ちゃんの能力が不可欠でした。
(仲違いの原因もこの辺だったのかしら)

外道丸を挑発して負荷をかけ暴走をあおったり、
桜ちゃんの前で外道丸を殺そうとしたり、
なんか自分の命よりも野望を優先してたように見えました。
それとも、
自分は生き残れるという絶対の自信があったのか…

maechangさんを観るのは『ごんべい』以来になりますが、
柔軟な表情筋を極力封印して、
揺るぎない意志を持った男の表情と動きを見せてくれました。
自分の行為に、後悔も不安も迷いもない。
そういう人は目線もブレないし
声も落ち着いてるし、無駄に動かないモノなのですねぇ。

だから、
前説やカーテンコールのテンション高い声が彼だって事、
マイク持って喋ってるの見るまで信じられませんでした(笑



ダンサーさんやアンサンブルの皆さんも
華やかに世界を彩っていて、みんな楽しそうでね。

個人的にツボだったのは
蒲公英(たんぽぽ)ちゃんの自己紹介の仕方(´∀`*)
玉菊ちゃんのとりまきっ子ちゃん達、
桜ねえさんの身請けが決まったときのお座敷で、
秀々が見てないときはむくれ気味になって
本音を顔に出してるところが細かいな、と。

そんな感じで、各々の人生を演じていたようなのですが、
なかなか全員をきっちり観ることができなかったなぁ。
隠されたストーリーがあったのかもしれない。




正直チラシ画像見たときは
ほんとどういう話なんだろうとドキドキしてしまった
この『桜×心中』でしたが、
ストーリーも燃える系で、
でもがなり合いじゃなくて…非常に好みの作品でした。

脳裏に焼き付いた記憶を塗り替えるのがためらわれて
物販で買ったのはパンフと劇中歌CDのみにしたのですが、
書き終わったら速攻でDVD見たい気持ちがフツフツと…
感想書き終えたら見る用にに買っておけば良かった(笑

DVD通販始まるか、
次の公演行ったときに売ってたら、絶対買わねば。

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