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『BoyZ TalkIII-そしてインチキへ-』観た!

大雪ですね。
夜光バスも運休になって、明日の大阪行きがパーになりました。
全部雪のせいだ。まいくろです。

早いうちに新幹線に変更して、
8日のうちに大阪入りして9日観劇…という手もあったのですが、
本日の観劇予定を放り投げることはできなかったんです。


それが劇団YAX直線第13回本公演
『BoyZ Talk III-そしてインチキへ-』。

好きな役者さんが出演してたのをきっかけで、
2012年5月の『ハネ品レジスタンス』観まして。
そこの視点から叫んじゃう人がいるんだー! って、
めちゃくちゃ救われて、感激したんですよね。
昨年の6月にも公演してたんですけど、
遠征のスケジュール組んでから公演が判明したので
どーやっても予定をねじ込めず。
だから今回は、大雪だけど観に行きました(笑

そういうわけで、観て思ったことをつらつら書きます。

新宿ゴールデン劇場で、
明日(9日)も14時、18時、20時とやってます。
上演時間は大体1時間40分くらいかな。


↓ ネタバレ注意!


正直な感想を言うと、
「私は共感できるけど、
 共感できないやつは一生わかってくれないんだろうな」という話。
「物語」ではないのだと思います。
「話」、あるいは「主張」とか「叫び」とかなんだろうな。

「モテない奴」から「オシャレな奴ら」への、
憧れまじりのネガティブな宣戦布告、いや、縄張り宣言かな。
「そういうやりかた」でしか自分を伝えられない彼らの生き様でした。


作中で語られる「オシャレ」の概念がね、
こう、ただ着飾るのがうまいってわけじゃなくて…
自然とみんなを引っ張るようなカリスマというか、
「リア充」とか「勝ち組」ってやつが持ってる、あの感じ。
(概念は理解できるんです。頭ではわかる。
 でも私は、自分の言葉にできない。
 そして擬態はできても完全な「それ」は手に入れられない)
そこのところうまく組み込んでいて、
エピソードのほとんどが共感できるんですよね。

特に印象的なのは
「使う機会が無いのになんであるんだろうね?」のくだり。
スマホにたとえるというのが秀逸でした。
アンインストールしたいです(笑
脚本演出の原さん、男性なのによくわかってらっしゃる(笑

あと野菊ちゃんの逆転劇の話はかなりグワッと来ます。
彼女によく似た境遇の人を知ってるからですかねぇ。
私は逆転した側された側、どちらの経験もあるので、少し複雑です。

あと作中に挟まれるサンタルチア氏の
「エネルギー論」「やさしい論」。
真剣に聞き入ってしまいました…身を乗り出してたかもしれない。
おきまりのクセは基本的に彼だけのものだったのでしょうが、
あちこちに伝染してて大変なことになっていた(笑


『勝式幕孝談』に出演してた役者さんが出演してるんですけど、
あなたたち、勝式だとモテる系のキャラだったよね!?(笑
ってびっくりするほどに喪男&喪女になってて衝撃でした。
で、なんとなく思ったのですが、
この話を「オシャレ」の側からも描いたり、
必死にオシャレを演じてる側のところから描いたりして
同じ期間内で上演したら面白いかもって。
まぁ、その辺の人たちには
この公演みたいなやり方以外にも
大きな声を出せる場所があるからなぁ…(^^;
彼らは、この方法をあえて選んだんだから、並べるのも野暮か。

必死でオシャレを演じてる側(成功してるかは別)の
まいくろにとって、
「オシャレ」であることは鎧を着ているのと同じです。
攻撃するためじゃなく、攻撃されないためのもの。


朝子ちゃんの「私、ペンギンが好きなんです」から始まる
一連のくだりが大好きです。
それを言ってるときの彼女を取り巻くエネルギーが眩しい。
キャスト表の人物紹介でも、書いてある「要素」は同じようなのに、
彼女だけが、どこか視点が違うように思えたのは、
そういうことだったのかなーって。
手を差し出す彼女、はけ際の彼女がなんだか愛しかったです。


スケッチブックを利用した演出があって、
タイミングが難しいけどすごく「いいな」って思う方式。。
スケブに書かれてた内容もそうなんですけど、
その方式をやってる時の役者さんの表情とか見て、
そこに至るまでの試行錯誤とかを、勝手に妄想して泣きました(笑
(おなじスケブでも、前に観た『ライト家族』とは別の演出法)
どうすれば、スムーズに行くだろうなぁ。
パウチしてリングで留めるとか…? 
でもそれだとスケブ要素がゼロになっちゃって、印象変わっちゃうか。

スケブ演出内に、私の知ってる「あの人」がちゃっかり登場してて
あまりの違和感の無さにずっと肩震わせてました(笑
ですよね、第三王子は確実にあっち側ですよね…!


前観た時もそうだったんですけど
「13回本公演」ですけど、「0回公演 vol.13」。
まだ2回しか観たことがないくせにこういうのもなんですが、
「0回公演」って言い方が、なんかこの劇団らしいなぁと思うのです。

始まってないというか、何にも持ってないというか。
そういう、後ろ向きなんだけど開き直ってる感じ。

そんな、ちょっと別の意味での強さが好きです。


はっきり言ってエンターテインメントではないです。
ただ、観た人の一部は、確実に「救われる」と思います。
私は好き。そして救われた。

私にとってあそこは、そういう場所です。
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