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『勝式幕孝談』役別雑感 2

引き続き。

こんどは長州藩の活動家と、
あの時代を強く生きた女性たち。



↓ ネタバレ注意!




>吉田稔麿@高島桂介さん
>久坂玄瑞@白土裕也さん
>杉山松助@遠藤裕斗さん
>望月亀弥太@遠山伸雄さん


長州藩の活動家たち。
稔麿(としまろ)さんを筆頭として、
京の都に火を放ち、
混乱に乗じて天皇を長州藩に連れて行こうと画策。
彼らが動けば、それを理由に長州がつぶされてしまう。
それを知っている桂は必死にを止めようとしますが、
彼らの熱は上がるばかり。

稔麿さんは、おもく(おせん)さんへの告白シーンが好き。
思いの強さを声のデカさで表現するのって
個人的には微妙なんですけど、
ここは叫ばなくっちゃだめですよね!ヽ(゚∀゚)ノ
「あなたがいると、決心がにぶる…」ってときの
言い方が好きです。

てか終演後この感想を書く段階になってから、
『スモーク』以前にも
『マイセブン』のだめんず人格「しげおさん」で
高島さんの演技を観ていたことが発覚しました。
まじか…別人じゃないか…
役者ってほんとおそろしいですね(笑


久坂は、イメージシーンで
稔麿の意志を継いで起つシーンがあるのです。
死んだ仲間の遺志を背負って、京に火を放ちます。
その熱い表情なのですが、
ストーリー上では「飛んで火に入る夏の虫」でね…
切ないのです。

松助は、活動家の中ではまだ若い感じ。
新撰組と桂が通じているところを見てしまい、
口を封じられてしまいます。
「どうして」の純粋な目に、桂、背を向けちゃう。
たしか「正義をうたった殺し屋だ!」のシーンで
「俺が正義だー!」っていう、
一番わかりやすい言葉を発してくれてたのは
彼(遠藤さん)だったかな…

望月は、長州藩の活動家と共にいるけど、
実は土佐の人間で龍馬のお友達。
池田屋で襲撃された後に龍馬のことを考えてるシーンでは、
まいくろ脳内は孝ちゃんと一緒になって
「龍馬待ってるよ、もどってあげて!(ノД`)」でした。

彼らの存在や、池田屋事件までの流れは、
やはり光治良さんが出演した
スプーキーズ『SPY ~Reservoir Dogs~』(2013.4)が
ある意味いい予習になってました。
今までの自分の経験を総動員して観る作品は楽しいなぁ。



>幾松@五十里直子さん
桂小五郎の協力者で、
たぶん愛人(でもあんまりそういうシーンはない)。
彼女のお店を、桂は秘密の会合に使います。
桂の、彼女への信頼がハンパなくて、
こういう関係性が築ける人間になりたいと思いました。

幾松さんを見てて、
「男の価値は、慕う女を見れば分かる」てな事を考えました。
決断を迫られ苦悩する桂を叱咤する、
彼女の気迫が凄かった。まさに、女の恋は命がけ。
「どちらの選択してもずっとついて行きます、
 なんと言っても離れません(意訳)」って。
頭で思っていたとしても、
なかなか本人目の前にしては言えないものですよ。



>玉松・別府晋介@ながとも凛堂さん
芸妓と、薩摩藩士の二役。
玉松は、龍馬のお気に入りの芸妓。
龍馬が勝手につけた愛称は「たまたまちゃん」(笑
会合でお酒を呑んでいるとき、
各々楽しんでしてるんですけど、
ふと龍馬見たら、たまたまちゃんに膝枕されて
よだれ(お酒?)たらして寝てた(゚ε゚)
そっと拭いてあげてるたまたまちゃん…優しい!

別府晋介は、西郷のそばについている薩摩藩士。
殺陣も、がっつりやってます。
オープニングでは、西郷の介錯もつとめてました。
あの後討ち死にしたのかなぁ…
で、結局、別府は男でいいんですよね?(笑
龍馬にとんでもないことされてて、
初回観劇時は椅子から転げ落ちそうになりました。



>おもく・お光@水野らむねさん
彼女も一人二役。

総司の姉、お光さん。
人妻ながらモテモテで、
近藤さんに密かに想われ、龍馬にちょっかい出され、
人妻という追加要素により土方も陥落。
でも…あれ? 本命は桂さんなのですか…?

破いた袖を渡すアプローチのくだりは、
オチもついて楽しいエピソードです。
やってやった! な桂さんが、ナチュラルに微笑ましい。
お光さんに諫められる龍馬と土方さん…
えーっと、コメントは差し控えさせていただきます(笑


幾松のお店で、
芸妓見習いとして勤めているおもくさん。
実は、幾松さんがつれてきた諜報員なのです。
情報を稔麿に伝える時は
おもくの姉「おせん」と名乗っています。

彼女の、恋心。泣きポイントです。
稔麿さんが好きで、死んでほしくなくて、、
「会合の場が池田屋」という情報を曲げてしまいます。
幾松は、おもくさんの恋心を知っています。
でも「私が勝手に想ってるだけ」というおもくさんを信じて、
おもくさんの持ってきた情報を新撰組に流します。

おもくさんの愛しい人が、死ぬかもしれない。
「堪忍え!」と謝るしかない幾松さん。
幾松さんが去った後、使命より私情を優先した彼女の
「ねぇさん…すんまへん!」の涙シャウトに泣きました。

どうして同じものを見つめているのに、
悲劇は起き、人は争うことになるのか。
それは一人一人に心があって、大切なものがあって、
みんな、ゆずれないから。
エゴを捨てられないがゆえに人間は、人間なんだよなぁ。



>おみゆ・娘@梅原由華さん
おみゆさんと明里さんは、
幾松が、桂たちをもてなすために呼んだベテラン芸妓。

おみゆさんのふわふわっとした喋り方が、
ホッとする色気を醸し出していました。
芸妓たちの舞の振り付けも担当していたそうで、
自身もセンターで舞ってました。

おみゆさん役の梅原さんは、
総司の心の中に登場する
白い着物の「娘」も演じています。
一回目観劇で、
まいくろは彼女がどういう存在か分からなくて、
総司が最初に意志をもって殺した「羽虫」が
人間の姿になってまで
総司に「死」を教えようとしてるのだと思ってました。
どうやら、それとはちょっと違うみたいですね。



>明里@村上有璃架さん
明里さんも、ベテラン芸妓。
山南さんと「いい仲」になります。
彼女の言葉に
「好きに生きたらええんよ。男なんだから!」
…ってのがあって。
自由に生きられない、
この時代の女性の切なさを感じました。

山南さんに対しての、情緒不安定すぎる彼女の態度。
ベテラン芸妓でも、恋するとこんなになっちゃうのだ。
かわいいなぁ(*´∀`)
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