『勝式幕孝談』観てきた!

本日はソラトビヨリst.『勝式幕孝談』観てきました。
こんばんは、
3連休に全部観劇予定入れたまいくろです。

そう、土曜日にも別の作品を観てきてたのです。
というか先週日曜に観て来た作品もブログに書いてない…
ツイッターの方に書いて納めちゃってる部分もあったりして。
たぶん今年、何作もそれやってるな。
そろそろ文字に書いておかないと脳の容量がやばい。



さて、気を取り直して今日観てきたお芝居。

ソラトビヨリst.は、
2011年の12月の公演を観てから、
なるべく予定合わせて観ている劇団です。
そして今回は、
このブログでもちょくちょく名前が出てきている
森山光治良くんの脚本。
ここまでは、6月に番外公演を観た時に情報ゲット。
予定空けておいたら、
なんと出演者にロデオの音野くんの名前が…!

そんなわけで小躍りしながらチケットをゲットし、
本日新宿シアターモリエールに向かいました。
けらけら笑うって意味じゃなくて、面白い話でした。



物語は、ちょっと変わった回想劇。

勝海舟の次女「お孝(たか)」が描く、
この国をつくった者たちのお話。

お孝ちゃんの憧れと想像が原案、
そこに父である勝海舟がくわわって、
ミーハーだった彼女に「彼ら」の魂の熱さを伝えていく。

公的な文章には残されない、些細な愛らしい会話を見せたり、
娘の描いた夢のようなやり取りを真っ向から切り払ったり。
時にやさしく、時に厳しく、
倒れていった彼らの生き様を、父は娘に見せていきます。
だから、ここで語られた流れは
教科書などに載っているものとは少し違ったりして。

この物語を通じて「昔」の彼らを知ったお孝ちゃんは、
それを胸に「今」、「これから」を歩いていきます。

だから、この物語は『勝式幕孝談』。
最初はピンと来なかったタイトルの漢字でしたが、
今なら納得ですね。




あのですね、生きていくために、進むために、
人はさまざまな決断をしなくちゃならなくて。
その中でも森山くんの演じた桂小五郎は、
はっきり言って
どっちを選んでも後悔する選択肢ばっかり迫られてて。
ある決断をしたときの彼の表情に、ゾクゾクしました。
涙と情を捨てたのに、
誰よりも泣きべそをかいているようなあの目が好きでした。

音野くんは龍馬。
公演前に、脳内で配役予想立てたんです。
で、顔を知ってる役者の中で龍馬やるなら音野くんか森山くんだなって。
(森山くんは以前ソラトビヨリで龍馬やってたし)
予想以上にしっくりと龍馬。
そして予想以上のやりすぎ役得龍馬(笑
飄々とした感じ、誰にも見えないところでしているきりっとした顔、
戦を必死に止める叫び(厳密にはあれは龍馬じゃないと思うけど)とか。
ほんとあの役は音野くんでよかった! 好きだ、あの龍馬。

あと、先月のロデオから引き続き観ることになった山主さん。
やっぱりぜんぜん違う顔になってました。
今回の役、めっちゃ好み。

イメージがさらに激変の濱崎さんとか
時代の中で生きる女の生き様とか
もういろいろ書きたいんですけどちょっと
ああ、全員分書くには夜バスまでの時間が足りない!



華々しくかっこいい面だけじゃなくて、
そこに至るまでの苦しい過程もあることを、知りました。
戦いは「善」と「悪」の対決ではないことを、知りました。
同じ目的地を目指していても、
至るまでの道の違いで悲劇が起きることを、知りました。
自分が生きているこの地には、
たくさんの昔があることを、知りました。
そして自分がいつか誰かの昔になることも、知りました。


今回に限らず、最近はどの作品を観ても
「無駄に生きてちゃいかんな」と思うのです。

舞台の上に居た役者さんは、
だれもかれも主役であり、端役であり、人間でした。
やっぱり私、こういうのが好きなんだよなぁ。

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